Some Like It Hot

お熱いのがお好きな映画ファンtakのつぶやき。
キネマ旬報社主催映画検定2級合格。

12月のBGM

2013-12-31 | 音楽
2013年12月に聴いていた愛すべき音楽たち。

■いっぱいいっぱい/クレイジーケンバンド
ITALIAN GARDEN
昨年、前任者からお仕事を引き継いで初の年末。2つの重たい業務が併走する。前任者に兼任しちゃダメ!と言われていたけどその意味がようやく理解できた。周囲の協力もあって乗り切ったーーっ!そんな自分のBGMだったのが、CKBの「いっぱいいっぱい」。まさに自分で精一杯だった12月。クリスマスソングなんぞより、心の中でずーっとパワープレイされておりましたがな。

■Tommy Ice Cream Heaven Forever/Tommy heavenly6
TOMMY ICE CREAM HEAVEN FOREVER(初回限定盤)
Tommy heavenly6の新作は何ともひずんだギターが心地よい快作!ブリグリのAsh Like Snowの英語ヴァージョンも収録。やたらカッコいい。川瀬智子嬢はやっぱり僕のロックアイドルです。

■The Best Of Me/Brian Adams
ベスト・オブ・ミー/ブライアン・アダムス・ベスト2
死ぬまで18歳だぜー♪と歌うブライアンは僕ら80年代青春組にとっては思い入れがあるアーティスト。このベスト盤は繰り返し聴いている。もう1枚のベストSo Far So Goodも今月はよく聴いた。この声がいいんだよね。

■戦争に反対する唯一の手段は。-ピチカート・ファイヴのうたとことば-/Various artists
年末、作業BGMにしていたのは、ピチカート・ファイヴのトリビュート盤「戦争に反対する唯一の手段は。-ピチカート・ファイヴのうたとことば-」。オリジナル・ラブ、和田アキ子、市川美加子らが参加したアルバムだ。

今年は平和を揺るがしそうな不穏な動き、疑問を感じる様々な人々の言動が連日ニュースを彩った。何がおかしいのか、何が正しいのか。人の数だけ考えはあり、人の数だけ正義がある。それぞれの人が美しい、素敵だと思えることを尊重できる"寛容さ"はきっと世界を救うと思うのだ。でもイデオロギーや歴史がその壁となる。

"戦争はどうして終わらないのかな/戦争はどうしてなくならないのかな"
有近真澄がカヴァーした「戦争は終わった」の歌詞が心に刺さる。

有近真澄 「戦争は終わった」


Pizzicato Five - 戦争は終わった


このアルバムに収録されている、曽我部恵一の「メッセージソング」は、オリジナル以上に切なくて聴くたびに涙してしまう。

メッセージ・ソング / 曽我部恵一


A Message Song - Pizzicato Five


小西康晴氏ってスキなことをスキなように楽しんでる人に見えるけれども、彼の創り出す世界には確たるメッセージがある。

恋のうたの裏側に、僕らが守るべき素敵な世界がある。ピチカートの楽曲でそれを考える年の瀬である。


来年は棚の奥に眠ってるような音楽たちを引きずり出してみたいなぁと思うのであります。

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