斉藤和義のライブに職場の仲良しと行って来た。
ツアーに先駆けて発表された新作「Toys Blood Music」は、
ドラムマシンやビンテージシンセを使ってセルフレコーディングした作品。
一昨年のライブは、シンプルなバンドサウンドだったが、
今回は同期ものを扱うマニピュレーターもいて、
ステージにはデジタルドラムのセットやアナログシンセが据えられている。
同期ものが多いだけにダンサブルな曲のお遊びもあって、
じっくり聴かせて、楽しませてくれるライブ。
ミラーボールが光り始めて、
踊れるバスドラの四分打ちが流れると身体が条件反射するディスコ世代なのだが(汗)、
まさか斉藤和義のライブで80年代のあの曲を踊ることになるとは!(嬉)
社会派の曲もあるけれど、
全体としてはパーソナルなテーマが歌われた新作を、きっちり再現する一方、
旧作からは「僕の踵はなかなか減らない」や「I Love Me」など
激しくギターをかき鳴らす楽曲が目立つ。
オレもエレアコあんな風に弾きたい!
また「いたいけな秋」「月光」は
25周年を迎える自分自身を振り返る為の選曲のように感じられて、グッときた。
特に、歴史に名を残したアーティストが何歳で亡くなり、何を残したか、
自分はそこに追いついているのか?と歌う「いたいけな秋」。
同世代として共感できる楽曲を、叫ぶような歌声を、生で聴けたことはとても嬉しかった。