昭和40年代後半頃、森山良子と並んで カレッジフォークの第一人者として活躍していた本田路津子(ほんだるつこ)。当時、彼女の透き通るような清らかな歌声に、多くのファンが魅せられていた。
妻も若い頃ファンで、よく歌っていたことから その何曲かが 未だに脳裏に焼き付いている。
その内の1曲、「秋でもないのに」。
今更になってネットで調べてみると
「秋でもないのに」は 1970年(昭和45年)にリリースされた 本田路津子のプロ歌手としてのデビュー曲だった。桜美林大学在学中には 聖歌隊に所属していた彼女、ハルミラフォークコンテストで ジョーン・バエズの「シルク」を歌って優勝し、もともとは コンテストの審査員の一人だったギタリスト石川鷹彦の持ち歌だった「秋でもないのに」を 男性言葉から女性言葉に書き直して、CBSソニーからレコード発売となったのだという。
「秋でもないのに」 本田路津子 (YouTubeから共有)