たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

雨に歩けば

2021年05月21日 16時49分12秒 | 散歩・ウオーキング

当地 気象庁からは まだ「梅雨入り」の発表はされていないようだが、
ここ数日の空模様からして、すっかり「梅雨入り」を実感している。
今日も 1日中、雨雲が低く垂れ込めて、降ったり、止んだり、
ジメジメ、湿度高く、蒸し暑い。
なんとなく ダル、オモ、
いかん、いかん、
雨でも、歩いてくるべし・・・、
午後3時過ぎてから、やおら重い腰を上げ、
傘を差して、近くをちょこっと歩いてきた。
スマホの歩数計で 約6,400歩。

今日のネタ何か無いかと爺散歩

スイセンノウ(酔仙翁)?

センダン(栴檀)

マガモ(真鴨)♂

おっ! いた、いた、
川沿いの叢を足早に移動中のキジ(雉)♂を 見掛け、
追っかけ?

お急ぎのご様子、どこへ?

水辺へ

さかんに覗き込んでは ウロウロ、
何してる?


雨の中、長居出来ず、バイバイ、
雨でも、歩けば なにかかにかが 有るものだ。

 


「ワテの愛する季節どす」・まんがゼミナール「枕草子」その5

2021年05月21日 14時21分56秒 | 読書記

足腰大丈夫な内に出来る限り、不要雑物処分・身辺片付け整理をしよう等と思い込んでからすでに久しいが、正直なかなか進んでいない。それでもここ2~3年には、押し入れや天袋、物置、書棚等に詰まっていた古い書籍類をかなり大胆に処分してきた。ただ、中には「これ、面白そう・・」等と目が止まり、残してしまった書籍もまだまだ結構有る。その中に 漫画家赤塚不二夫著、元東京学芸大学附属高等学校教諭石井秀夫指導の古典入門まんがゼミナール「枕草子」(学研)が有る。多分、長男か次男かが、受験勉強中に使っていた「枕草子」の解説本・参考書の一つのようだが、錆びついた老脳でもなんとか読めそうな、まんがで描いたくだけた内容、その内いつか目を通してみよう等と仕舞い込んでいたものだ。ながびく新型コロナ禍、不要不急の外出自粛中、ふっと思い出して、やおら引っ張りだしてみた。当然のこと、本格的な「枕草子」解説本、参考書とは異なり、限られたサワリの部分に絞ったものであるが、学生時代に多かれ少なかれ齧っていたはずの日本の代表的な古典、清少納言の「枕草子」も、ほとんど覚えていないし、「古典」に疎く、苦手な人間には、十分楽しめそうで、御の字の書である。(以上 過去記事コピペ文)


「ワテの愛する季節どす」・まんがゼミナール「枕草子」その5

第200段 「野分のまたの日こそ」
台風一過の後の庭の情趣と情感を描いた随想の段。台風のために荒らされた痛ましい庭の情景を描きながら、格子のさんに吹きちぎられた木の葉が吹きたまっている情景に興味を抱く等、清少納言の細やかで鋭い観察力がうかがえる。

(ゴー、ゴー、ヒュー、ヒュー、メリッ、メリッ・・・)
野分やなあ。明日の朝がたのしみや。
野分の明くる日こそ、えろう趣があって、よろしおます。
ほほっ!、格子の目に木の葉が1枚ずつ入っとる。
とてもあの乱暴な風のしわざとは思えへん!、
菊明婦と妻蘭乙女がしたことみたいや!、
あらっ・・・、つやの取れた濃紫の衣、黄枯れ葉色の織物や薄物の小桂を着た、
まじめそうで、あか抜けた人。
むべ 山風を・・・・、
センスのある人や・・。
おや!、またかわいい子供とも見えず、大人と見るわけにはいかへんけど、
ワテも後片付けしたいわあ・・・。
(わあっ!、見ーつけた。いーもん、見ーつけた)
(くりに くるみに かやの実やっ!)
えっ!、恐ろしげなのは くりのいが!
せやけど・・・・、
ワテにも拾わせてーっ!


原文だよーん

野分(のわき)のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ。
立蔀(たてじとみ)、透垣(すいがき)などの乱れたるに、
前栽(ぜんさい)ども、いと心くるしげなり。

大きなる木どもも倒れ、枝など吹き折られたるが、
萩(はぎ)、女郎花(おみなえし)などの上に、

よころばひ伏せる、いと思はずなり。
格子の壺などに、木の葉をことさらにしたらむやうに、
こまごまと吹き入れたるこそ、
荒かりつる風のしわざとは覚えね。

(注釈)
台風の過ぎ去った翌日こそは、ひどく身にしみて趣き深いものである。
立蔀や透垣などが、風のために乱れている庭に、
植え込みの草木が、実に痛々しそうになっている。
大きな木もたくさん倒れ、枝などの強風で吹き折れたのが、
萩や女郎花などの上に横にころび倒れているのは、
本当に想像外のひどい状態である。
格子のます目などに、わざわざ木の葉をきれいに並べたように
ひとこまひとこま細かく吹き入れてあるのは、
あんなに荒々しかった風のしたこととは思われないほど、
すばらしい。


 


爺さんの備忘録的鳥図鑑その20「ヒヨドリ(鵯)」

2021年05月21日 08時52分16秒 | 爺さんの備忘録的鳥図鑑

鳥にも疎い爺さん、子供の頃から目の当たりにしていた スズメ、ツバメ、カラス、ハト位は、パッとみて直ぐに分かるが その他の野鳥については、実際に見ても 以前は、ことごとく「君の名は?」だった。
それが ブログをやるようになってからのこと、数多の方々の鳥の写真等を見て、次第に興味関心が湧き、散歩・ウオーキング途中、やたら写真を撮ってきたり、教えて貰ったり、自分で調べたりして、少しずつ分かる鳥が増えてきている。ただ、一度分かっても、そのそばから忘れてしまう老脳。ネット等から参照した情報を、記憶力減退老脳に代わる記憶補助として、ブログ カテゴリー 「爺さんの備忘録的鳥図鑑」に 書き留め置こう等と思っているところだ。鳥に詳しい方からは 「なーんだ、そんな鳥も知らなかったの?」と笑われそうだが 爺さんにとっては新知識、新情報、備忘録的鳥図鑑になる。


每年、周辺の山や川原、雑木林や畑地等に、草木の実や虫等が少なくなる12月下旬頃になると、決まって猫額庭に姿を見せるメジロ(目白)の番がいることに気が付いたのは、もう10数年前だったろうか。それまでは、メジロさえも、じっくり眺めたことも無く、名前は知っていても、実際にはどんな鳥なのかも、よく知らなかった類だったが、その愛くるしさにメロメロになり、以後、目の前で見えるように、出窓の前の植え込みに餌台を設え、ミカンやキウイの実を用意、「メジロ様ご夫妻熱烈歓迎!」の意を表している。ただ 毎度のこと、それを目ざとく見つけやってきて、「メジロ様予約席」を 我が物顔に占拠する鳥がいる。ヒヨドリ(鵯)である。
室内からメジロ(目白)の写真を撮ろうとカメラを構えている前で、堂々と大口を開け、あっという間に平らげてしまう。たまらず、窓ガラスを「ドン!、ドン!」、脅かすと飛び去るが、近くに退避するだけで、またやってくる。時には 威嚇するがごとく 「ギャー!、ギャー!」。睨まれもする。
招かざる鳥、ヒヨドリではあるが、お陰で? 鳥の写真の中では 一番写真が多いかも知れない。

ヒヨドリは 散歩・ウオーキングの途中でも あっちこっちにやたらいる鳥・・・、
「なーんだ、ヒヨドリか」・・・・だが、
ネタの無い日は モデルになってくれる。


ヒヨドリ(鵯)

スズメ目、ヒヨドリ科、ヒヨドリ属
形態 全長 25cm~28cm、
   頭部から胴体は灰色、頬に褐色の部分が目立つのが特徴。
   頭部の羽毛は他の部分より長く、冠羽状になっている。
   翼や尾羽は灰褐色。
分布 日本、台湾、中国南部 等
   日本ではどこでもよく見られる野鳥、珍しくもなんとも無い野鳥だが、
   世界的には局地的に生息しており、
   わざわざ ヒヨドリを見にやってくるヨーロッパ人やアメリカ人が 
   いるのだそうで 目から鱗・・である。
生態 本来 秋に人里に出てきて越冬し、
   春には山地に戻って繁殖する冬鳥だったが
   最近では、人家の庭木等でも営巣、
   都市部でも繁殖する留鳥になっている。
   柿等果物、キャベツ、カリフラワー、ホウレンソウ等の農作物を 
   群れで食害する野鳥として、あるいは鳴き声がやかましいとして、
   歓迎されない面もある鳥である。


鵯の こぼし去りぬる 実の赤き   蕪村