飛鳥時代に始まったといわれる「乾漆」。
型に麻布を張って、漆で固めて素地を作る。
木材を使った漆器に比べ長い間使っても乾燥による収縮や変形がないのが特徴だという。
新居浜市出身の漆作家永井康夫さんの作品展が松山三越ギャラリーで12日まで開かれている。
作品展には漆塗りの皿やぐい飲みなど約100点が展示されている。
永井さんの作品の中には、ユニークなものが多いので、作品の発想はどのようにしているのか聞いてみると、洋書からアイデアを見つけ出すこともあるとの話だった。
残り数日。ぜひ、ご覧いただきたい。
繊細な技法に目を奪われる。