岩隈がスレッジに3ランを浴びて撃沈。日本シーリーズ出場はならなかった。
シリーズ出場をかけたCSは9対4で楽天に破れ、ノムさんの監督として最後の試合を勝利で飾ることは出来なかった。
テレビでおなじみの『ぼやき』は22分間に及んだということだが、弱小チームに情熱を傾けた74歳の監督は、あと1年監督をしたそうな感じだった。
インタビューに臨む前、テレビカメラに向かって『だれか、就職のお世話よろしくお願いします。明日から浪人です。よろしくお願いします』と呟き、これまでを振り返った。
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74歳で現役監督。最年長監督として、敵地で教え子らの胴上げが行われ、小豆色のユニフォームに混じって楽天白のユニフォームが周りを取り囲み、札幌ドームを沸かせていた。
野球というスポーツのひとつの道を極めた野村克也さんは経験や体験をきっちりノートに控え、メモとして残している。ID野球とまで言われた緻密な記憶が控えとなって残されている
球界の先輩として、楽天の監督となってからは、これまで以上に選手育成を心がけていた。ぼやきながら選手の養成を心がけていたのだ。
この世の中、自分本位で生きている人が多いだけに、野村監督の一つ一つのボヤキが選手たちにヤル気をおこさせたのだろう。
野球だけでなく、人の道を諭す人生の先輩として、私のこれからの人生の参考とさせていただきたい・・・と感じたCSだった。
ノムさんお疲れさまでした。