あの、五輪銀メダリスト長島、銅メダリスト加藤の両選手を、社内で係長と主任に特進させ、ポケットマネーで計800万円をポンと出した会長。
記者会見で見たが、日本電産永守会長は、すごい!
こんな不況時、他の企業では廃部や休止が続くが、この会社はそれに逆行している。
率先してスポーツを奨励し、常にプラス思考で経営に取り組んでいる。
現代は何かにつけて、超合理化、ムダ排除、利益、売り上げ至上主義だが、この社長は違う。どうも、社員に対するカネの使い方が違うようだ。
メダリストへの報奨金のように、成果を上げる社員に対し、優秀と判断した人には大盤振る舞いをしている。
所謂、“馬にニンジン”経営で、日本電産の10年3月期の営業利益は670億円、四半期で過去最高になる見通しだという。
わが国にも、このような経営者が増えると、元気で明るくなるのではないだろうかと、考えるときがある。