菅総理大臣を見ない日はあっても、枝野官房長官を見る日はある。これはテレビのニュースだが、菅総理の危機管理などが酷評されている中、枝野長官は大変よく頑張っている。
現役の官房長官がきょう自民党本部を訪ねたというニュースを聞いたが、自民党はあの、石破政調会長が枝野長官の対応を評価したというのだ。
http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/yomiuri-20110407-00795/1.htm(読売新聞)
確かに、数日前から民主党幹部と自民党幹部の動きが“連立”向け動いているニュースが伝わっているが、私は、大災害をきっかけにした政権の延命を図ろうとするミエミエのさもしい動きに辟易していた。自民党にも見透かされ、拒否されているわけだが、われわれ国民にとっては、そんな大連立よりも復旧、復興に向けた政治を求めているのだ。
前回衆院選で“国民の生活が第一”と有権者に訴え、多くの議員を誕生させた民主党だが、政権が誕生して言うこととやることが合致せず、どうしたものかと感じさせることが多かった。
今、喫緊の課題は、国民の生活なのだ。
だから、政治で解決するには、党を超えて一刻も早く国民の生活をよりよくするよう努力してほしいのだ。
読売新聞の記事にもあったが、石破さんが「民主党政権の閣僚が自民党本部を訪れるのは初めてだ。党利党略を超えた信頼関係の構築に寄与する」と述べたという。
枝野さんら動きの鮮やかな動きに拍手を送り、評価したい。