"0増5減"の衆院選で定数が480議席から475議席になった今回の選挙。自民公明の与党が圧勝し、午前0時現在では、238の過半数越えは当然、絶対安定多数の266もすんなり超えて、3分の2(317)を確保する勢いだ。
3分の2の317議席以上がなぜ必要かというと、参院で否決された法案を衆議院で再可決できるからで、この意義は大きいとされる。特に2016年の参院選の結果次第ではねじれ状態が発生する可能性もあり、317議席確保は与党政権として最重要だった。
317議席は、憲法改正発議を出来る数字でもあり、安倍政権にとってみれば、この議席数を突破できれば衆院選で圧勝したことになる。今後の与党の政治スケジュールや安倍さんはじめ与党がどのように活動を展開していくか、その動きが注目される。
それにしても、民主党海江田代表、菅元首相の選挙区選挙での敗退、維新の党はじめ各野党の衰退は、意外だった。
大勝した与党(自民・公明)の国会審議だが驕ることなく、より国民目線に立った判断をし、平和で活力ある、高齢者も暮らしやすい日本を作ってほしい。