10日ほど前、ソメイヨシノが花吹雪を飛ばしていた頃に満開となった八重桜なのだが・・・(満開の頃のもの、クリックで拡大)
ソメイヨシノ満開から10日余り遅れて開花するといわれる八重桜、今年は生け垣などのツツジが満開に近くなると、花びらが散り始めた。何枚もの花びらでソメイヨシノとは違う美しさを見せてくれていたのだが、葉っぱ中心の木になってしまった。一部分をアップにすると⇒なのだがほぼ終わりだ。(クリックで拡大)
八重桜とは花びらがたくさんある桜の総称。種類が多いので割愛するが、通常のソメイヨシノなどの桜の花びらは5枚だが、八重桜系は何枚もの花びらを重ねてつけることが特徴。 1輪の花に平均10~130枚ほどの花びらがつくものもあるとのこと。花の姿が牡丹と似ていることから「牡丹桜」という別の名称もある。"菊桜"、"菊咲き"という種類になると、300枚以上の花びらをつけるとのこと、驚きだ!
ソメイヨシノなどは花先行なのだが、八重桜は花と同時に葉っぱをつけるものが多く、通常の桜とは趣が違う。
八重桜系が終わると初夏が訪れるが、桜前線はきょう、ようやく北海道に上陸したとのこと。日本列島の長さを感じる瞬間だ。