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よく歩き、よく眠り、そしてよく撮る毎日。生きてる限りは『フロンティアスピリット』で!いつまでも明るく元気に・・・

零余子があるオニユリ

2020年07月25日 | 花・歳時記
 道端や庭先で存在感ある華麗な咲き方で、ウォーキングの足を停める勢いのオニユリ。 じっと花を見ていると、褐色の斑点がいっぱいあり、花弁は後ろ向きに反り返っていて、サラリーマン時代の“嫌な上司”の顔とオーバーラップする時がある(笑) 
 そういえば、その嫌な上司は血圧が高く、いつも赤ら顔、汗っかきで夏場は首にタオルを巻き付けて仕事に励んでいた!

 ところで、このオニユリは、種ではなく葉の付け根にムカゴ(零余子)と呼ばれる黒い実を付けている。ムカゴは芽が大きくなったものということで、球根のようなものだそうだ。(写真参照) 葉の根元にある黒っぽいものが❝零余子❞
   
 だから、ムカゴから育てることもできると、花屋さんに教えてもらったが、私はムカゴから育てたことはない。
 “零余子”と言えばヤマノイモのムカゴが代表的なもの。ムカゴご飯は子供の頃、祖母がよく作ってくれていた。かなり昔の思い出だ。
 花の姿が赤鬼を思わせることから「オニユリ」と名付けられたというこの花、今が盛りだ。