このグーブログもほっておいたら、見てくださる
ひとも減って来て、まあ、そんなもんか、とも思
うのだが。まあ、おちおちもしていられない、っ
てわけで、ユーチューブをまた、本格的に再開し
ようと思いましてね。まあ、見ていただける人も
限られているとは思いますが。なにせ、地味です
からね、やろうとしていることは。20回とか、
そんなもんでしょ、多分ね。地道に続けようと思
って。継続は力なり、を信じて。ぼくのあげた動
画もそんなに悪くないな、と思いましてね。まあ、
それなら、いろいろ試してみようかな、と。グーブ
ログはグーブログで書評とか、今まで通りやっていって
ユーチューブではユーチューブでやっていこうかと、
取り敢えずは思っている次第ですがね。どうなるかは、
パソコンの調子次第ですが。
今回は東京十二契ですよ。
文藝春秋 昭和57年
けっこうダウンタウンに生前いじられていたりして、
キワモノ的な側面もあったのかな、と思う。
不良もマジメもここまで行けば、ホンモノに
なるのかな、遊女狂い、酒狂いに明け暮れ、
おカネもとことん散財し、引っ越しを繰り返し
不義理を繰り返す、若き日を振り返る。
十二の場所に絡めて、思い出と共に描き出す。
そのほとんどは戦後すぐのころのことだ。
表参道には赤とんぼが飛んでいた、というのだから、
今とは全く違う光景だったのだろう。2015年
85歳まで放埓に生きた野坂氏は、全く
今の作家たちが味気なく思えてくる濃い一冊だった。
直木賞作家だけあって、その文章には光るものが
あった。
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