新潮社 1996年
失われた中国の奥地にあったという幻の王国、
楼蘭を目指す旅。 久しぶりにシーナ氏の探検もの
それも怪しい探検隊ではなく、ほんものの、中国
との国際協力によってできた探検のとりこぼしが
あったことに感動しつつ、この頃のシーナ氏は
冴えまくってるよなあ、と読みすすめるごとに
確信いたしました。 そこは砂漠、砂の国、赤茶
けた大地は水平線ではなく、地平線に太陽が落ち
て行く。 うーん、かっこええなあ。
装丁にはラクダに乗った砂漠を漂うシーナ氏の
姿。
本にも写真がたくさん載っている。
その一枚一枚を宝物を見るように拝見。
うーん、幸せな時間だったなあ。
でっかい星空かあ、ぼくは小っさい人間に
しかなれへんかもなあ。
この小さな街、ヒロシマで充分満足しちゃってる
からなあ。
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