無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自然菜園育ちのタネ2025コレクション 全40品種発送準備中『嫁入り前の旅支度中』

2025-02-21 18:01:44 | 自家採種

 

お蔭様で、

10年越しの夢であった『自然菜園育ちのタネ2025年コレクション』が無事発売されました。

自家採種歴29年は、1年に一度しかできないので、あっという間でした。F1などの優良系統から、品種育成(オリジナル固定品種)をしていると、最低8年位はかかります。最初から固定種であっても、自然菜園(無農薬・無化学肥料で、少肥、草生、自然耕)だと、海外の品種だと最低6年。国産でも数年~10数年かかるものもあります。今回は、去年発表した16品種の約3倍以上の40品種。私の持っている品種の3分の1弱の娘(タネ)たちがが嫁入りできるところまで来れました。

販売ページにも案内がありますが、各品種の説明は、このブログに詳細が2つのブログにリンクされています。

全40品種のタネ写真

ナス科20品種一覧ブログ

ウリ科、その他(マメ科、イネ科)20品種一覧ブログ

以下のような感じです。

先週から、一つの種子を定規などで一粒ずつカウントして袋詰めしております。

40品種のタネを集めると壮観です。

それらを40品種を自然菜園スクール長野校のテーブルに順番にならべて

ご注文ごとに集めて、ダブルチェックしています。

たくさん買ってくれる里親さんの場合

販売初日に、150件以上のご注文をいただき、正直びっくりしています。1週間に1~2日、タネ詰め発送準備に当てるので、ご注文から到着まで1週間位かかってしまう場合もございます。

また、注文のシステムの関係上、注文毎に送料200円がかかってしまうので、何回かに分けてご注文、追加された方は、それぞれ発送されていくのでお待ちくださいね。

 

3月末まで、在庫がある限り販売予定ですが、以下の品種は、補充できない50袋限定になりますので、売り切れ御免でよろしくお願いいたします。※在庫整理をしているので、現在在庫確認が終わっている品種のみですが。

【今季販売終了】
島オクラ(現在売り切れ)

現在販売中ですが、限定数【50袋】売り切れ次第今季終了が決まっている品種(=補充できないもの=再入荷なしが決定しているもの。)

23.善光寺キュウリ
26.食用種子カボチャ
29.清内路系カボチャ
30.ふかちゃんミニカボチャ
31. 打木赤皮甘栗化カボチャ
32.岐阜在来カボチャ 

※2026年、来年の販売は未定です。たくさん品種があるため、毎年販売できるとは限りませんので、ご縁がある品種でご了承ください。

 

2/23(日)自家採種してタネの力を発揮できる 自然菜園育ちのタネの秘密【自家採種の秘訣セミナー】 ↓

第3回:2/23(日)『自家採種強化法(野菜の力を強化する方法)』

1.酷暑で教えてくれたナスの自家採種の重要性

2.自家採種を進めるための3ステップ

3.種の力を強化するために行うべきこと、避けるべきこと

 

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自然菜園育ちのタネ2025コレクション 『酷暑を乗り越えた品種育成の底力』(その3-2)品種×選抜育成(自家採種)=最強

2025-02-18 11:35:30 | 自家採種

無農薬・無化学肥料でも育てやすい固定種「自然菜園育ちのタネ」野菜の直販

自然菜園育ちのタネ コレクション2025

※直売は、自然菜園Lifestyleネットショップで、2025年2月19日(水)10:00~ 3月末まで期間限定販売予定

 

 

トマト・ナス・ピーマン1/2ページはこちら→〈前〉

 

★直播もできる野菜

21.若緑地這(キュウリ)15粒 ×【50袋】発芽率 80%以上 ※オリジナル品種

若緑地這キュウリ」

(公財)自然農法国際研究開発センターの自然農法にむいた夏キュウリの品種。5~7月まで長期間播種可能。親ヅルの着果が少なく、子ヅルから収穫する枝成りキュウリ。葉は淡緑小葉で節間は短く、耐暑性、耐病性が強く育てやすい。

5月に育てる場合は、ティピー支柱で、通常のキュウリのように育ててもよく育ち、収穫しやすい。樹がコンパクトなので、プランターにも向いている。

夏まき(7月蒔き)や痩せ地や暑く乾燥する場合、直播で、畝全体に草マルチをして、地這キュウリの名の通りカボチャのように、地面に這うように育てることで支柱なしでよく育つ。

 

22.固定種バテシラズ(キュウリ)15粒 ×【50袋】発芽率 90%以上 (旧:自生バテシラズ)※オリジナル品種

こぼれダネから生まれた品種「自生えバテシラズ

通常のキュウリよりも短く淡い極旨キュウリ

(公財)自然農法国際研究開発センターで今でも販売されている自然農法交配種(F1)「バテシラズ2号」。うどんこ病、べと病に強く耐暑性がありスタミナ抜群。長期収穫でき、直売から出荷用に最適品種。しかもとても風味がよく美味しいキュウリ。

交配種だったので、固定種にしたいと試みたところ、育てやすくなるが美味しさが失われるなど失敗を繰り返す中、たまたまこぼれダネの中から自然生えしてきたキュウリの中にやや小ぶりでたくさん美味しい実をつけてくれる株を見つけ、15年以上かけて選抜固定化してきたキュウリ。通称「固定種バテシラズ」。オリジナル品種で、品種名募集中。バテシラズ2号並に樹が大きくなるが実がたくさんつきやすいので、株間を80㎝以上空けて、しっかり草マルチして、どんどん小さなうちに収穫すると1株80本以上収穫可能に。

23.善光寺(キュウリ)15粒 ×【50袋】発芽率 80%以上 ※オリジナル品種

善光寺キュウリ」(八町キュウリ系)

長野県の在来品種「八町キュウリ」の中でも、善光寺の盆地で育てられてきた系統。長さは20cm程度。一般の胡瓜と比べると短く太いのが特徴。皮が薄く肉厚、とても歯切れよく独特な風味で在来キュウリには珍しく生食用。少し大きくなっても種が入りにくいので、お漬物や皮をむいて餡かけなど煮ても美味しい。夏蒸し暑い盆地の系統で、暑さに強く、肥料少なめでも育つので、プランターなどにも最適。

『現代農業2024年2月号』品種選び特集:激夏で見えた品種の底力(農文協) で紹介させていただいたキュウリ。暑さに強くなるように選抜。

 

24.バンビーノ(ズッキーニ)12粒 ×【50袋】発芽率 80%以上 

コンパクトで多収

バンビーノ

大きくても果長15cmほどのミニズッキーニで、男の子の意味のイタリア語から「バンビーノ」。花数が多く、次々と果実が収穫できる。一般的なズッキーニより果実が柔らかく、香り豊かで色も鮮やか。果実を付けた花ズッキーニとしても利用可能。
花付きで楽しみたい場合は、5cmほどで収穫する。草勢はややおとなしいが、節間が詰まり、よりコンパクトな草姿で着果数が多い。収穫本数は一般的なズッキーニの1.5倍。

プランターや庭など狭い空間でも育てやすく、食べきりサイズ。柔らかくて美味しいミニズッキーニ。自然菜園などで育てやすいように、5年以上かけて低投入でも育てやすく、樹勢が強いものを選抜。初期は、10㎝以内でこまめに収穫し、樹を育てると、長期間収穫可能。たっぷり草マルチを行い、2株以上1m以内で育てると受粉良好。

 

25.コスタータロマネスカ(ズッキーニ)15粒 ×【50袋】発芽率 80%以上

イタリア伝統品種「コスタータロマネスカ

イタリア伝統ズッキーニ。日本の一般的なズッキーニ比べ、しっかりとした食感で、荷崩れしにくく肉質が緻密で味がよく、切り口が星形になります。イタリアでは、花ズッキーニとしても有名な品種で、花の中に引き肉など詰めて調理する方法もあります。あまりズッキーニが好きでなかった私がほれ込んで、20年自家採種を重ねてきました。完熟すると重さ3㎏以上になります。未熟果を食べるズッキーニの自家採種は、以外にも難しく大きな実に株が耐えきらず種をつける前に樹が枯れてしまう、実が溶けてしまうなど失敗を繰り返しながら、ここ数年安定した生産がようやくできるようになり、ようやく販売できるようになりました。(笑)

他の固定種ズッキーニ、ブラックビューティー(深緑)ゴールドラッシュ(黄色)などの固定種は、つる新種苗さんで通年で販売しておりますので、そちらからご利用ください。

 

26.食用種子カボチャ(ペポ)12粒 ×【50袋】発芽率 70%以上

食用種子カボチャ固い種皮がない若採りすると丸ズッキーニとしても美味しい

日本で栽培されているカボチャは、日本カボチャ、西洋カボチャ、ズッキーニやそうめんカボチャなどのペポカボチャの3種類があります。ペポカボチャの仲間には果肉ではなく種を食べるカボチャが、ペポカボチャの一種「食用種子カボチャ」です。

ツルが広範囲に伸びるので、1株最低1㎡は必要です。タネが入る前の手のひらサイズの若い未熟果は、丸ズッキーニのように食べることもできます。黄色く完熟した実をたたき割ると、中から硬いからのない種子が取れます。乾燥した後、ローストするとパンプキンシードとして、おつまみやお菓子の材料として美味しくいただけます。

 

27.スイートダンプリング(ペポ)15粒 ×【50袋】発芽率 80%以上

スイートダンプリング

暑さ、寒さに強くツルがコンパクトなので、プランターやお庭でゴロゴロなるつるありペポカボチャ。小さな可愛らしいかぼちゃなので、1カ月位飾って熟成させた後全体をローストしたり、皮を剥いて四角にしてキャセロールや他のサラダに加えます。

 

28.バターナッツかぼちゃ(日本)15粒 ×【50袋】発芽率 80%以上

バターナッツカボチャとは、黄褐色や肌色のツルツルとした皮と、縦長のひょうたん形をしている南瓜です。長さは20~30cm、重さは500g前後。半分に切ると、下の膨らんだ部分に種が入っていて、果肉はオレンジ色をしています。南アメリカ大陸が原産といわれていますが、日本かぼちゃに分類され、暑さに強く、酷暑でもゴロゴロ実をつけます。12月まで保存でき、ねっとりとしたコクのある食感と甘味から、お菓子やスープはもちろん、バターでいためたりしても美味。

 

29.選抜清内路系カボチャ(西洋)10粒 ×【50袋】発芽率 75%以上 ※オリジナル品種

清内路系カボチャ

南信州 長野県阿智村の伝統品種「清内路(せいないじ)南瓜」。来歴は不明ですが、明治時代にアメリカから導入された「デリシャス」に酷似「デリシャス」は大正時代に長野県の奨励品種に指定されたいきさつがあり、当地に土着したものと思われる。 主に煮物として利用し、茹でると粉ふき芋のようにホクホクにほけます。 あまりにもホクホクでお茶などの水気がないと喉を詰まらせてしまうほど。

縁あって清内路カボチャの原種を分けていただき、ばらつきがあり、痩せ地で育ちにくかったので、自然菜園で選抜育成を10年以上行い、固定化に成功。1株に1~2個しか実らないが、あまりのポクポクで甘く美味しいため、スクール生で病みつきになる方多発。

 

30.ふかちゃんミニカボチャ(西洋)10粒 ×【50袋】発芽率 75%以上 ※オリジナル品種

1つ300g前後ふかちゃんミニカボチャ

友人(深澤さん)の畑で自生していたミニカボチャをベースに8年以上選抜を繰り返し、ほぼ固定種のミニカボチャ。近年は食味第一で選抜しているので、自家採種する際は味を確かめてから自家採種してみてください。極たまに、皮に赤色がまだらに入ること(当たり)もあります。赤色が入ったものが最もおいしいことが多いので、当りです。

1株から数個畑の地力に応じて収穫できる。肥えた畑の場合、本葉5~6枚で摘心して小づる2~3本仕立てにするとゴロゴロ着果する。収穫後1カ月の追熟で完熟し、ホクホクの栗カボチャ。2カ月以上追熟保存すると肉質はねっとりと甘味とコクが増します。

 

31.選抜打木赤皮甘栗カボチャ(西洋)15粒 ×【50袋】発芽率 75%以上 ※オリジナル品種

打木赤皮甘栗カボチャ

加賀伝統野菜「打木赤皮甘栗」かぼちゃの形は円錐栗型で、果肉は厚く粘質で、しっとりとした味わいである。極早生で、着果もよくゴロゴロなる。食味も良好で果皮の朱色が鮮やかで、料理の彩りとして親しまれている。収穫後、1カ月追熟させて食べる。タネが入る前の未熟果をサラダやぬか漬けでいただくと美味しい。

昭和8年、金沢市打木町の篤農家・故松本佐一郎氏が選抜した品種。自然菜園で育ちやすい系統選抜を繰り返し、暑さに強いものを選抜。

 

32.選抜岐阜在来カボチャ(西洋)15粒 ×【50袋】発芽率 75%以上 ※オリジナル品種

幻の「岐阜在来」カボチャ

岐阜県北部に位置する高山市は県内でも有数の野菜の生産地! 高山市丹生川地域で栽培されている1本3,000円前後で取引される高級南瓜(宿儺かぼちゃ)。20年以上前に、縁あってスクナ系南瓜を有機農業の種苗交換会などで譲っていただいた5系統のカボチャから、自然農(不耕起・無肥料栽培)に向いた系統を選抜育成してきたもの。独特の細長い形状の西洋南瓜。皮が薄く、包丁でカットしやすく、甘みが強いホクホク系極上栗カボチャ。12月末まで冷暗所保存ができるのも有り難い。1株1~2本。

 

33.選抜ニューメロン(マクワウリ)15粒 ×【50袋】発芽率 75%以上 

収穫間際のニューメロン

収穫後、追熟するとメロンみたい

うす黄白色皮のうす黄緑白肉の巾着の様な形状の果実。果重は400g~600g位で、たいへん豊産種。肉質は柔らかくやや粉質で芳香があり、糖度は13~15度前後と高く非常に美味しいメロンのようなマクワウリ。

キュウリのように支柱で育ててもよく、もちろん地這で育てると放任でゴロゴロなる。樹で、緑からクリーム色に変色してきたら、収穫し常温で数日置いておくと黄色味が増し、メロンのような芳香が漂ってきたらよく冷やして食べる。

 

34.ミニトウガン(冬瓜)15粒 ×【50袋】発芽率 80%以上 

ミニトウガン

ズッキーニとピーマン、パプリカなどと異なり、自家採種がとっても簡単で、空き地に2株植えておけば食べきれないほどに育つミニトウガン。この品種は、通常2㎏を超える大きな実がつくトウガンですが、約1.5㎏前後と実が食べきりできる大きさで、真夏に育つが、「冬瓜」という名の通り、冬まで保存可能なウリ科植物。餡かけやスープ、鍋など煮込み料理に向いており、秋から冬にかけて重宝します。完熟すると実が毛深く素手だと痛いので、軍手で産毛をとりながら収穫します。温度を13~15℃、湿度を70~75%に一定して保てる冷暗所であれば、6カ月以上保存できるので、夏に採れるが冬食べることができるので、冬瓜。

肥えた畑の場合、本葉6枚目を摘心して2~3本小づるを伸ばすと、超豊作に。

 

35.琉球紫ササゲ(つるあり)10ml×【50袋】発芽率 75%以上

若さや収穫どき

完熟果

暑さに非常に強く生育旺盛で作りやすいササゲ。つる有種は葉の茂りが早く、日除けとしてオススメ。夏の豆類として柔らかい莢をインゲン豆と同様に利用。

インゲン、キュウリ、エンドウなどの後作として、5~7月播種できる。タネ採りや完熟果(豆)を収穫する場合は、間に合うように地域風土に合わせて蒔くこと。ミニトマトやトウモロコシ、オクラなど80㎝以上育ってから種まきすると夏野菜に絡みつき支柱が要らない。

 

36.宮古島黒小豆(つるなしササゲ)10ml×【50袋】発芽率 70%以上

宮古島黒小豆

宮古島か北海道でしか栽培されていない珍しい宮古島黒小豆。正確には、つるなし黒ササゲの一種なので、暑さや乾燥に強く、抗酸化物質「ポリフェノール」含有量が高く、健康食品。猛暑や干ばつに強く、我が家では大麦跡地などに食べられるマメ科の緑肥作物として活用しています。マメ科は、根に窒素を固定してくれる根粒菌を持ち、草生が強いため草を抑えてくれ、実は上に向いて着くので、完熟した順に茶色い鞘を数回に分けて収穫しやすく重宝しています。詳しくはこちら

 

37島オクラ 5ml(約50粒)×【50袋】発芽率 80%以上

島オクラ

島オクラは、一般的な五角オクラと比べて丸い形状が特徴的なオクラです。沖縄や八丈島などで主に栽培されており、その柔らかさとほんのりとした甘みが人気です。角オクラが硬くなりやすいのに対し、島オクラは大きくなってもやわらかいため、収穫時期を選ばず長期間楽しむことができます。自然菜園で育てやすいものを10年以上育成自家採種したものです。

 

38.ハッピーヒル(自然農法稲) 10ml(約480粒)×【50袋】発芽率 70%以上 

ハッピーヒル

1つのタネから育つバケツ稲の場合

福岡正信がミャンマーの稲と日本の在来種の稲を交配して作った新品種、晩生種。自身にちなんで、ハッピー (福)ヒル(岡)と名付けました。お米の特徴は、穂が粟のようにモコモコとした稲。陸稲でも水稲でも育つ不思議なお米。1穂に通常品種は100粒に対して、ハッピーヒルは、200~300粒と豊作品種。粒は小さいが、お米を炊くと米粒は通常並に大きくなる。

元々モチ種でしたが、長野の気候に合わせて、早生を選抜育成した結果、ウルチ種になりました。休眠が浅く、催芽する場合、12℃の水温で5日間水を毎日交換する。

ハッピーヒルを陸稲やバケツ稲で育てたい方は、こちらのセミナー(アーカイブ録画販売中)をご利用ください。

 

39.のらぼう菜(菜の花) 2ml(約400粒)×【30袋】発芽率 80%以上
のらぼう菜は、アブラナ科の花茎野菜で、冬を越して春に成長した花茎を収穫して食べる野菜です。甘みが強く、えぐみが少なく、シャキシャキとした歯応えが特徴です。真夏と冬以外いつでも育てて、柔らかい茎や葉、そして蕾を美味しくいただけます。

他のアブラナ科と交雑しない!ので、自家採種の観点からいうと、通常のアブラナ科の菜花は、カブやコマツナ、他のアブラナ科と交雑しやすく、GM(遺伝子組み換え作物)汚染を拡大してしまいがちなので、隔離やネットが必要になるが、のらぼう菜は、染色体数が他のアブラナ科と異なるため、まず交雑しにくいことが嬉しい。

また、他の多くのアブラナ科の植物は自家不和合性という性質を持っています。これは異なる個体の花粉でしか受精できない性質のことです。つまり、1株だけ育てても種ができないのですが、のらぼう菜は、自家不和合性を持っていないので、1株でも自家採種可能です。

故金子美登(よしのり)さんから譲り受けたのらぼう菜を6年かけて、無肥料でも育つたくましい株を選抜して20年。

 

40.レッドロシアンケール(野菜ケール) 2ml(約400粒)×【30袋】発芽率 80%以上

レッドロシアンケール

菜の花も美味しい

葉が柔らかく甘い!
一般のケールと比較して葉が柔らかく甘いので、プランターや畑で間引き菜をベビーリーフで食べても大変おいしいです。葉が柔らかい品種なので、刻んで生のままサラダに混ぜたり、炒め物や煮物にしてもおいしくいただけます。青汁や甘みのある野菜と一緒にスムージーにするとよりおいしくいただけます。
 
ロシアの品種なので寒さに強く、キャベツの原種のケールなので、キャベツに比べるととても育ちやすく、病虫害も少ないので、無農薬栽培に向いています。
キャベツの仲間のケール、ブロッコリー、カリフラワー、コールラビ、また街路樹の葉ボタンなどと容易に交雑するため、これらの作物が近くで同時期に開花する場合は、訪花昆虫の飛来を防ぐために不織布などで作った網室で隔離しましょう。ケールの仲間以外のアブラナ科とは交雑しないので、同種がなければ、菜の花の一部を残しておくと自家採種しやすい作物です。

 

自然菜園育ちのタネの秘密【自家採種の秘訣セミナー】 ↓

第3回:2月23日(日)『自家採種強化法(野菜の力を強化する方法)』

1.酷暑で教えてくれたナスの自家採種の重要性

2.自家採種を進めるための3ステップ

3.種の力を強化するために行うべきこと、避けるべきこと

 

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自然菜園育ちのタネ2025コレクション 『酷暑を乗り越えた品種育成の底力』(その3-1)品種×選抜育成(自家採種)=最強

2025-02-17 17:41:45 | 自家採種

自然菜園育ちのタネの秘密【自家採種の秘訣セミナー】 ↓

第3回:2月23日(日)『自家採種強化法(野菜の力を強化する方法)』

1.酷暑で教えてくれたナスの自家採種の重要性

2.自家採種を進めるための3ステップ

3.種の力を強化するために行うべきこと、避けるべきこと

 

無農薬・無化学肥料でも育てやすい固定種「自然菜園育ちのタネ」野菜の直販

自然菜園育ちのタネ コレクション2025

※直売は、自然菜園Lifestyleネットショップで、2025年2月19日(水)10:00~ 3月末まで期間限定販売予定

トマト

1.神楽オレンジ(ミニトマト)15粒 ×【50袋】発芽率 80%以上 ※オリジナル品種

神楽オレンジミニトマト

F1(交配)品種のオレンジミニトマトを10年以上かけて選抜育成した固定種ミニトマト。【自然菜園オリジナル品種】

雨でも割れにくく、味の濃い超豊作品種。上の写真は、2024年の酷暑(最高気温38℃)の年の8月の収穫。

育てやすく、鈴なりになる容姿から、お神楽の鈴を彷彿させるので「神楽オレンジ」ミニトマト。2本仕立てがおすすめ。

 

2.シュガーランプ(ミニトマト)20粒 ×【50袋】発芽率 75%以上 

シュガーランプ

世界的に有名なミニトマトの代表格です。直径3cm程度の甘い実が鈴なりに成ります。F1品種のミニトマトに比べて、皮が薄く地力に合わせて実の数、大きさを変化せ、自然対応できるものを選抜。20数年自家採種を重ねてきた自然菜園スクール定番のミニトマト。

3.ブラックドラゴン(ミニトマト)20粒 ×【50袋】発芽率 75%以上

ミニトマト「ブラックドラゴン

ミニトマトと中玉トマトの間の大きめのプラム型のミニトマト。黒トマトなので、酸味は少なく、コクと旨味が強い。煮込みやソースに加えるとコクが増す。猛暑、長雨、干ばつなど異常気象にも強く実割れも少なく、育てやすく豊作種。

 

4.紅龍(中玉トマト)20粒 ×【50袋】発芽率 80%以上(旧名:レッドドラゴン)※オリジナル品種

わき芽かきが要らない中玉トマト「レッドドラゴン

欧米に多く日本では珍しい芯止まり品種なので、トマトで困難なわき芽かきが要らない品種。生食でも美味しいが、加熱すると酸味が出ずグルタミン酸由来の旨味が発揮できるので、トマトソースや煮込む料理にも最適。つまり、生食用トマト、加工用品種の両特性をもっている豊作中玉トマト。

【栽培のコツ】わき芽かきはしない方が長期間収穫できるが、枝が地面に着くと収穫しにくく、病虫害もでやすくなるので、実が地面につかないように背が高くならないので、ピーマンなどで使う短めの支柱(120㎝)で誘因しながら育てる。加工トマトのように高畝でビニールマルチ放任栽培もできる。

 

5.マティーナ(中玉トマト)20粒 ×【50袋】発芽率 75%以上

ドイツ伝統「マティーナ中玉

甘み豊かで皮の柔らかい中玉トマト。ドイツの伝統品種で、最も早くから生り初め、遅くまで生り続ける育てやすいゴルフボール大の中玉トマト。生食でも美味しいが、ソースにすると爽やかな風味で美味しい豊作種。

 

6.選抜アロイトマト(大玉トマト)20粒 ×【50袋】発芽率 80%以上 

アロイトマト

アロイトマトは、飛騨高山のポテンシャル農業研究所の奥田春男さんの選抜・採種技術の賜物。桃太郎トマトを固定化した高糖度で甘みと酸味のバランスがよいのが特徴です。露地でも雨よけなしでも割れにくい樹勢が強い株を選抜し、特に近年暑さに強いものを選抜。写真は、2024年の上の写真は、2024年の酷暑(最高気温38℃)の年の8月の収穫。

 

7.三仏生トマト(大玉トマト)15粒 ×【50袋】発芽率 80%以上

三仏生トマト

新潟の小千谷市三仏生の伝統品種。昭和3年に同地の細貝盛次氏が東京から「ウインゾール」種と「ポンテローザ」種を導入して。交雑後代が「三仏生」トマト。一時絶え、の農文協「地方野菜大全」には、幻のトマトと紹介されている。同地から知人を通じ手に入れ、自然菜園にむいた育てやすいものを20年選抜育成。1個500g近い大きめのサイズで、本来のトマトらしい酸味の強さが特徴。

 

8.選抜天龍在来ナス15粒 ×【50袋】発芽率 75%以上

長野県下伊那郡天龍村では、田井沢久吉さんが、東京の種苗店から種子を取り寄せて栽培したのが最初で、田井沢さんの名にちなみ「たいざわなす」と言われていましたが、地元では親しみを込めて「ていざなす」と呼ばれ米ナス系大型ナス。25cm~30cm、重さは400g~600gで、緑色のヘタに果皮は薄紫色といった、外観的にも特徴的なナス。 また味も大きなナスではありますが、肉質が柔らかく甘味が強くなっています。ステーキや、田楽、天ぷらが最高。数はならないが、自然菜園で育てやすい樹勢の強いものを選抜。収穫はじめは、通常のナスサイズ以下で収穫すると8月以降霜が降りるまで収穫できる。

 

9.選抜仙台長ナス20粒 ×【50袋】発芽率 80%以上

「仙台長ナス」は400年以上の歴史を持ち、元は、温暖地の博多長ナス(福岡県の在来品種)。寒冷地の宮城県の仙台で適応した小型の長ナスです。皮が薄く、ご当地では、小さなうちに収穫し、漬物にしている貴重な伝統品種の固定種です。

是非、本来の皮の薄さと実の美味しさを味わっていただきたく、無農薬栽培でも、酷暑でも育つように5年以上選抜育成してきました。成り始めは小さく収穫を重ね、樹をしっかり育てると、後半実を大きくしてもバテにくい。

 

10.選抜小布施丸ナス20粒 ×【50袋】発芽率 80%以上

小布施丸ナス

長野の伝統品種「小布施丸(おぶせまる)ナス」 ​​ 新潟の「魚沼巾着」に似てソフトボール大のやや扁平の巾着型をしています。 長野県北信では、この丸ナスで味噌をはさみ、小麦で蒸して作る「おやき」に欠かせない丸ナスです。(公財)自然農法国際研究開発センターで、配布していた自然農法に適した系統の中から、丸みが強く、寒さ、暑さ、乾燥に強いものを20年選抜育成。育てやすい。

蒸して生醤油や、加熱した料理は、濃厚な味わいのなかにも、歯応えを残しながらトロリとしたまろやかさとほのかに広がる甘さはたまらない。

 

11.在来青ナス20粒 ×【50袋】発芽率 80%以上

無肥料で育つ「在来青ナス

20数年前(公財)自然農法国際研究開発センターの研修生になる前から、育て自家採種を重ねてきた優良品種。元々九州の在来種の青ナスで、暑さや乾燥に強い系統。自然農法(無肥料や不耕起)で育てやすくあまり実をつけないが、大きく育った後も種が入りにくく、実はトロけるように柔らかい。我が家では、蒸ナスにし、あまりのおいしさに舌を鳴らす季節の一品に。在来青ナスについて懐かしいレポートも出てきた次第。

酷暑でも、無肥料栽培でよく育つ。肥料が多いと、育ちにくい品種。

 

12.越後白ナス20粒 ×【50袋】発芽率 80%以上

トロける旨さ「越後白ナス

新潟市の伝統品種の白ナスです。白ナスと聞くと、緑色のナスが多い中、紫色のアントシアニンがなく本当に真っ白なナス。最初は実がつかず、育ちにくかったのですが、焼きナスやステーキに加熱すると実がトロけるように美味しくかったので、自家採種を10年ほど重ねたところ、樹勢が強いものが現れ、我が家のナスの中でも最も棘が強く、猛暑でもよく育つようになりました。

 

13.選抜フルーツほうずき(大粒)20粒 ×【50袋】発芽率 75%以上 ※オリジナル品種

ナス科ホウズキ属の食用ホウズキ、南米原産です。甘酸っぱく、トロピカルな香りが特徴で、栄養価も高いスーパーフードとして知られています。長野県の自然農法実践者の細井千重子氏から、譲り受け、まずは大粒で育てやすい豊作種を選抜すること8年。その後、味の良いものをさらに選抜育成。

最晩生で、1株で大株化するため、1㎡以上の面積が必要。9月を過ぎて涼しくなると、緑のホウズキが、茶色に変色し、実が完熟するとオレンジ色のミニトマト程度の実。収穫後、数日追熟すると更に甘みが増し、南国のマンゴーやファッションフルーツなど風味豊かな甘みで驚く。霜が降りるまで成り続ける。育て方はほぼナス。

 

14.選抜極早生フルーツほうずき(小粒)20粒 ×【50袋】発芽率 85%以上

ハニ―ゴールドラッシュ

シシトウのほど小さなな樹勢にもかかわらず、旺盛に小さな実を成らす。完熟した実を落下するので、株元に、水稲の苗箱などを置いておくと、収穫が楽。通常の食用ホウズキよりも実が小さく、極早生種なので、とても育てやすく、実が着きやすい。名前の通り、ハチミツの甘味が強く、多収穫品種。追熟させるととても甘い。こぼれダネから翌年発芽してくるので、ナス科の連作障害にならないように気を付ける必要があります。

 

15.高台寺甘とうがらし15粒 ×【50袋】発芽率 75%以上

高台寺甘とうがらし

完熟果は、甘酸っぱいフルーツ

京都にある高台寺は豊臣秀吉の正室・北政所(ねね)が秀吉の菩提を弔うために建立した寺院。幻のボリュームのある実がたっぷり穫れる!万願寺タイプの甘長とうがらし。極々たまに、辛いものがある場合があるが、基本甘いシシトウ。非常に実が柔らかく、ピーマンの臭みが少なく、煮びたしで食べると他のシシトウが食べられなくなるほどの美味。病虫害に強く、育てやすいものを選抜。

 

16.岐阜在来旨辛トウガラシ15粒 ×【50袋】発芽率 75%以上

20年以上前に種苗交換会に出ていた雑ぱくないろいろな形が混じった「あじめこしょう」を実の姿形がよく、旨味が強いもの、病虫害が出にくいものを選抜育成。飛騨・美濃の伝統野菜に認定されているあじめこしょうは、岐阜県中津川市で栽培されている唐辛子。一般的な唐辛子に比べて3~5倍の辛さがあるが、アミノ酸が多く、トマト並の糖度も。韓国唐辛子のツールにもなった噂の後代種。

 

17.伏見甘長とう20 ×【50袋】発芽率 85%以上

伏見甘長とう

自家採種暦20年以上。 自然農の先輩から譲り受けた辛みがでないシシトウ。京都の伝統野菜「伏見甘長とう」。シシトウとピーマンのうまみが両方味わえ、真っ赤に完熟すると甘酸っぱいパプリカ味で、生でサラダなどでも美味しいです。育てやすい。

18.韓国とうがらし(激辛)20粒 ×【50袋】発芽率 75%以上

固定種「韓国とうがらし

通常F1(一代交配種)で、自家採種しにくい韓国トウガラシ。その固定種。樹勢が強く、実が肉厚で完熟し乾燥すると保存しやすいものを選抜。青い実や赤い実を刻んでオリーブオイルや醤油づけにすると、万能調味料に。獣対策などに有効。通常のトウガラシの辛さに物足りない方にお奨め。

【栽培のコツ】米ぬかを補うと辛くなりやすいので、あまり辛いのが得意でない方は、米ぬかを使わず、無肥料で、土が乾いたらストチュウ水などで潅水し育てるとよい。

19.選抜カリフォルニアワンダー(ピーマン)15粒 ×【50袋】発芽率 75%以上

ジャンボピーマン「選抜カリフォルニアワンダー

シシトウやトウガラシは育つのに、ピーマンやパプリカの自家採種は、難航しました。というのは、ピーマンやパプリカは、実の数が少なく、樹勢もシシトウなどより弱く、ウイルス病やカメムシなど病虫害に侵されやすくまず育てにくかったこと。さらに緑の実を完熟させて赤くなってから自家採種する際、とてもカビやすく自家採種できない年も多く生産が安定しませんでした。何種類もの固定種のピーマンの中で、このカリフォルニアワンダーはたまたま、育てやすく病気にも強い樹勢のいい株があり、実をたくさんつけ大きく育てやすい株を長年選抜を重ねることができました。栽培が安定してくれたお蔭で、ピーマンの自家採種技術を上げることもできました。今では、完熟したものは、赤パプリカとして色彩よく美味しくいただいております。

 

20.松尾山オレンジ(パプリカ)10粒 ×【50袋】発芽率 75%以上 ※オリジナル品種

巨大パプリカ「松尾山オレンジ

元々パプリカは、高温多湿な日本では、露地栽培が難しく、慣行栽培のパプリカはハウス生産が主流です。大型パプリカは、そもそも露地で育ちにくく、自家採種まで至らず一時は、あきらめていました。そこで、先述したカリフォルニアワンダーがほぼパプリカだったので、それで満足していました。ところが、10年前に自然菜園スクール卒業生の松尾さんの家で大型パプリカが自家採種できているということで、タネを10粒ほど譲ってもらいました。当初、発芽率悪く5粒しか発芽しませんでしたが、その中で、樹勢が良い3株から自家採種をしながら10年間選抜を重ねたところ、6年目くらいから急に育ちがよくなり、「品種に勝る技術なし」で、シシトウ並みに育てやすく肉厚なオレンジパプリカ品種になりました。

【栽培のコツ】※最初の花5~10は、咲いたら実をつけずに摘花し、まず樹を育てます。その後、1カ月くらいピーマンとして(写真左下)収穫、その後、太い枝のみ完熟させると枝が折れそうになくらい大きなパプリカが鈴なりになります。

 

1/2ページ 

〈次〉

キュウリ・カボチャ・マメ、稲など

 

 
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自然菜園育ちのタネ2025コレクション 『酷暑を乗り越えた品種育成の底力』(その2)8年以上の品種育成

2025-02-17 15:10:52 | 自家採種

 

★自然菜園育ちのタネ『レギュラー(年間販売)』は、

つる新種苗さんのキーワード「自然菜園」検索で、22件の自然菜園アイテム絶賛発売中~。

★自然菜園育ちのタネ『レギュラー(年間販売)』で、新発売「真黒長ナス」

日本初のF1(交配)品種でいまだに大人気の千両2号ナスの片親だろうとしても有名な「真黒早生」ナス。それを自然菜園で育てやすい根張りの良いものを選抜育成したのが、「真黒ナス」、早生ではなくなり、中早生で、樹勢が強く、より育てやすくなりました。

実は、中長タイプと長ナスタイプの2種類が昔からありました。ところが、長ナスタイプの「真黒長ナス」は、すでに絶えつつありました。

そんな20年以上前に、当時まだ発売していた旭日農園さんの最後のタネをつる新種苗さんに譲ってもらい、育てましたが、なかなか育ちにくく、育成に10年以上かかり、今年から販売しております。暑さに強く、暑くても色が褪色することなく黒いまま収穫できます。円筒形となるので輪切り調理しやすく焼きナスは最高です。

左:真黒長ナス、右:仙台長ナス

仙台長ナス」は400年以上の歴史を持ち、元は、温暖地の博多長ナス(福岡県の在来品種)。寒冷地の宮城県の仙台で適応した小型の長ナスです。

仙台長ナス

皮が薄く、ご当地では、小さなうちに収穫し、漬物にしている貴重な伝統品種です。

現在は、漬物用に特化したF1品種「紫紺仙台長」のように、大量生産にむいた交配種が主流になっております。

是非、本来の皮の薄さと実の美味しさを味わっていただきたく、無農薬栽培でも、酷暑でも育つように5年以上選抜育成してきました。

自家採種歴29年。トマトだけで47品種以上。ついに、『自然菜園育ちのタネ』始動~。

 

前ブログのつづき、

固定種とは、親、子、孫と代々形質が変わらず固定っされてきた品種の野菜のタネ。

「固定種」と一口で言うが、、、

固定種の中にも、色々なタイプがある。所説ありますが、おおざっぱに言えば、以下の通りです。

ちなみに、今流通している野菜のほとんどが、F1(交配種)、2種類以上の固定種

 

1)「一般栽培固定種」=一般市販品種

種苗メーカーが、固定させた原種をもとに、種苗農家さんが、種子生産したもの。人工交配や隔離する環境で、交雑を防ぎながら、大量生産を目的に、種子専用の化学肥料や農薬を用いて、国産もしくは、人件費などが安い海外で生産される固定種。一般的に、種苗メーカーや農協、ホームセンターで購入できる固定種。

 

2)「純系(種)」:門外不出

いわゆる種苗メーカーなどで、F1(交配種)の親に使う固定種は、「純系(種)」と呼ばれる遺伝子の同一性が高いレベルの個体群の固定種。

一般栽培種に比べ「純系(種)」は、自家受粉をできる限り繰り返し、遺伝子の組成をできる限り同一に近い状態にした個体(群)。遺伝子の同一性が高いレベルの個体群なので、人間ぽくいうと同族間での結婚を繰り返した(近親婚)遺伝子。固定種の中では、最も弱いタイプ。試験場や種苗メーカーがF1(交配種)の親として管理していることが多いです。

それと対局なのは、

「在来種」:貴重

農家さんが代々自家採種を重ね、地域に根差した固定種。農家さんによっても、農地の土質、選抜基準がことなるため、雑ぱくな多様な遺伝子を含む固定種。この在来種を材料に、試験場や大学、種苗メーカーさんたちが、選抜、育成することによって、「一般栽培固定種」として販売されたり、地域で復活することがある。

 

「育成種」:わずか

試験場や篤農家さん、愛好家の方が、F1や雑種から選抜を繰り返し、新たに生み出した固定種。市販の種子で、○○育成(種苗メーカー名)がついている品種。F1にする必要がない固定種。また、自然農法の種子のように、自然農法の栽培に適した種子の生産を目的に、研究開発(選抜育成)された固定種。

 

今回ご用意した『自然菜園育ちのタネ』は、農家さんが、農薬化学肥料を用いて大量生産するために開発したものではなく、一般市販固定種や、種苗交換会で守られてきた在来種や、優良交配種(F1)を8代以上選抜育種固定化して、

自然菜園で選抜固定育成してきた無農薬家庭菜園、自給菜園で、育てやすく、美味しい自家採種可能な固定種の品種の総称です。

 

たとえば、「ふかちゃんカボチャ」は、20年前に手のひらサイズ(500g)のミニカボチャの固定種を育成したく、ヴィルモランみかど社のF1(交配)種「坊ちゃん」を固定したくて、10年選抜育種しましたが、ついにはできませんでした。

そんな中、友人(深澤さん)の畑で、坊ちゃんのようなミニカボチャが自生していると聞いた時は、ときめきました。

すぐに、そのカボチャを譲ってもらって、かれこれ8年以上かかりましたが、理想的な300g前後のミニカボチャに固定することができ、収穫から1カ月くらい追熟すると栗のようにホクホクで、冬至まで日持ちがする品種育成することができました。ただし、数パーセントですが、赤と緑のまだらなカボチャが出ることがあります。味はその方がよいことが多いので、「当りくじ」だと思って自家用に育てていただければと思います。

オリジナル品種:ふかちゃん南瓜

ふかちゃん南瓜

追熟を重ねると、コク深くねっとりとしたカボチャで好みで追熟加減できます。

 

プランターでも育てることができる固定種のミニズッキーニ「バンビーノ」も最近育成が終わりました。

多収

左がブラックビューティー、右がバンビーノ

ブラックビューティーは、固定種のズッキーニです。ズッキーニは、ほとんどがF1品種ばかりです。つる種苗さんでは、ズッキーニ自然菜園固定種として販売しております。

15~20㎝位の小さい実がたくさんつきます。

スペースが狭い家庭菜園や、自家用を目的とする場合、

実が一般的な大きいものよりも、コンパクトで、美味しくたくさん収穫できた方が嬉しいので、自給用に育成しました。

中でも、絶品なのは、「自生バテシラズ」キュウリです。

バテシラズは、お世話になった(公財)自然農法国際研究開発センターの人気品種で、1~3号まで3種類ありました。

現在は、自然農法交配種(F1)のバテシラズ2号バテシラズ3号が、収量が多く、美味しいキュウリとして大人気です。

オリジナル品種:自然生えバテシラズ

この「自然生えバテシラズ」は、F1のバテシラズ2号キュウリの採種果を直接土に埋め、自然生え(こぼれダネ)で生えてきたF2品種を味と育てやすさを最優先に、10年以上かけて固定させた固定種のバテシラズです。バテシラズ2号よりも一回り、(通常のキュウリより3~5㎝)短く、食味風味が最高で、上手に育てると、1株から80本以上収穫可能です。

元々優秀な自然農法のF1品種なので、偶然我が家に転がり込んできて、うちに馴染んでしまったオリジナル品種です。

 

去年新発売したオリジナル品種「紅龍中玉トマト」は、旧名「レッドドラゴン」です。

もともとF1品種の中玉から、日本では珍しい芯止まり品種が出たので、それを10年以上かけて固定化したものです。

日本のトマトは、非芯止まりタイプで、支柱が必要です。

ヨーロッパタイプや加工トマトには、支柱がほとんどいらない芯止まりタイプがあります。
芯止まりは、途中で上への伸びが止まり、代わって、わき芽を伸ばすことで横に生長を続けるタイプです。

オリジナル品種:紅龍中玉トマト

「紅龍中玉トマト」は、日本では珍しい芯止まり品種なので、ナスやピーマン程度の短い支柱があれば十分で、わき芽かきが一切要らないので、

100㎝程度の支柱などに誘引して収穫するだけでよいので手間いらずです。

紅龍中玉トマトは、生食はもちろん、加熱しても酸っぱくならず、雨でも実割れがほとんどせず、プランターでも育てやすい多収の中玉トマトです。

つづく 

品種に勝る技術なし

自然菜園育ちのタネ2025年コレクション

2025年2/19(水)10:00~販売開始予定。各【50袋限定】 ※期間限定2025年2/19~3月末まで

「自然菜園育ちのタネ2025年コレクション」
「自然菜園育ちのタネ」は、無農薬家庭菜園、自給菜園で、育てやすく、美味しい自家採種可能な固定種の品種を厳選しました。自然農・自然農法・有機農業にむいた、低投入(無肥料)型で、草や虫を敵とせず、自然共生しやすい根張りの良く、収穫後保存性が高い品種育成を数年かけて育成しました。各自の地域風土や農法に合わせて是非、自家採種してみてください。

 

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自然菜園育ちのタネ2025コレクション 『酷暑を乗り越えた品種育成の底力』(その1)品種に勝る技術なし

2025-02-15 18:37:04 | 自家採種

自然菜園育ちのタネ『レギュラー(年間販売)』は、

つる新種苗さんのキーワード「自然菜園」検索で、22件の自然菜園アイテム絶賛発売中~。

 

自家採種歴29年。トマトだけで47品種以上。ついに、『自然菜園育ちのタネ』始動~。

「自然菜園育ちのタネ」は、無農薬家庭菜園、自給菜園で、育てやすく、美味しい自家採種可能な固定種の品種を厳選しました。

長年、自然農・自然農法・有機農業にむいた、低投入(無肥料)型で、草や虫を敵とせず、自然共生しやすい根張りの良く、収穫後保存性が高い品種育成を数年かけて育成しました。各自の地域風土や農法に合わせて是非、自家採種してみてください。

19才で、自然農法を志し、同時に自家採種に目覚め、自然農の川口由一さんの自家採種の方法を実践してきました。

ところが、19年前に(公財)自然農法国際研究開発センター(以下自然農法センター)に1年研修させていただいた際に、

中川原敏雄さん

自然農法センターの育種チームの生みの親、当時の育種課の中川原課長(当時)との出会いにより、そのご指導のお蔭で、

自然農法の自家採種(育種)の底力を知り、技術的にも拙かった私の自家採種が比較的に改善されました。

研修終了後もご指導がつづき、自然農法の種子の生産研修第1号生(種子生産農家)として数年、最盛期200株以上のキュウリとトマト50株以上、ナスなどの自然農法の種子を生産しておりました。

 

当時のキュウリの採種果

そのお蔭で、自家採種と育種ができるようになり、研鑽を重ねること二十数年。

 

自家採種に関しては、専門書になってしまったり、種苗会社では秘匿(社外秘)になるので、家庭菜園用の自家採種の本がなかったので、現在、野菜だよりさんで「家庭菜園のための野菜のタネ採り教室」連載中です。

ここ10年間、長野市に移住してから畑の土づくりと平行して、育種を重ね、ようやく2024年『自然菜園育ちのタネ コレクション』(直売)を試験販売してみました。

2023年、2024年の近年の酷暑にもかかわらず、2024年の「自然菜園育ちのタネ」の生産量は過去最高でした。

固定種キュウリの採種果(追熟中)

キュウリの採種果(完熟)

自然菜園オリジナル品種の開発も10数年かかりましたが、

F1品種などから、無農薬・無化学肥料で育てやすく、美味しく、多収な品種も生まれてきております。

『神楽オレンジ』もその中の一つ。2025年コレクションでも数量限定で、販売予定です。

神楽オレンジ

超多収にも

一番付き合いが長い固定種ミニトマトとしては、『シュガーランプ』も20年ほど自家採種しております。

シュガーランプ

長野県の伝統品種の一つ清内路かぼちゃから、選抜して育成固定させた清内路系カボチャは絶品。

幻の「デリシャス」カボチャの系統になります。

今ではほとんどなくなった固定種の「食用種子カボチャ」

未熟果は、丸ズッキーニとしても美味しく食べらます。

外皮なく、そのままローストして種子が食べれるつるありペポカボチャ。

アロイトマトは、飛騨高山のポテンシャル農業研究所で、桃太郎(F1)品種から開発された固定種大玉トマト。

我が家では、暑さに強く、割れにくいものを選抜を重ねようやく育成できました。

選抜アロイトマト

 

岐阜在来トウガラシは、岐阜の伝統品種「あじめこしょう」から選抜を重ねてきた辛旨トウガラシ。

かなり辛いが、旨さが勝るので、もう20年近く自家採種と選抜を重ねて育てています。

加賀伝統品種、ゴロゴロなる西洋カボチャの「打木赤皮甘栗カボチャ」も金沢市打木町の篤農家・故松本佐一郎氏の育種の賜物。松本さんをリスペクトして自然菜園にあった、無農薬、低投入の栽培に合ったものを選抜育成。

 

固定種と一口で言うが、、、つづく

 

自然菜園育ちのタネ2025年コレクション

2025年2/19(水)10:00~販売開始予定。各【50袋限定】 ※期間限定2025年2/19~3月末まで

「自然菜園育ちのタネ2025年コレクション」
「自然菜園育ちのタネ」は、無農薬家庭菜園、自給菜園で、育てやすく、美味しい自家採種可能な固定種の品種を厳選しました。自然農・自然農法・有機農業にむいた、低投入(無肥料)型で、草や虫を敵とせず、自然共生しやすい根張りの良く、収穫後保存性が高い品種育成を数年かけて育成しました。各自の地域風土や農法に合わせて是非、自家採種してみてください。

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【新春オンライン限定】自然菜園セミナー

2025-02-04 18:24:26 | 自然菜園で自給できる喜び

【無料YouTube LIVE】2/16(日)『無農薬栽培の畑でやってはいけない5つのこと』 19:00~19:45

内容:無農薬家庭菜園の初心者がやりがちな「やってはいけない5つのこと」を具体例を交えて紹介します。講義後の質疑応答で、気になる点を解消できます。 終了次第、以下のオンラインセミナー(有料)がございます!

【有料オンラインセミナー(Zoom)】『畑を始める前に、知っておいてほしい無農薬・家庭菜園(自給菜園)の5つの秘訣』 時間:20:0021:3020:0021:00講義、21:0021:30 Q&A)

 

今年の新春オンラインセミナーは、3つのテーマで、行っております。すでに開催されたものは、アーカイブ録画動画としてご視聴いただけます。

新春オンラインセミナー#1『お米の自給を始めよう!全3回』

お米の自給を始めよう!全3回シリーズのご案内

お米を自分の手で育ててみたい、田んぼや畑、そして庭やプランターなどを活用して自給自足の生活を目指したい方に向けた全3回の講座シリーズです!
これからお米作りを始める初心者の方にも分かりやすいように、無農薬・無化学肥料の栽培方法や具体的なステップを丁寧に解説します。田んぼを使った本格的な栽培から、畑や小さなスペースを活用した栽培方法まで幅広い内容を網羅しており、どなたでも参加いただける内容となっています。各講座は、講義と質疑応答の時間があり、講師に直接質問して疑問を解消することも可能です。この機会にぜひ、お米の自給という新しいチャレンジに取り組んでみませんか?

講座概要
日程 2025年1月25日(土)、2月1日(土)、2月15日(土)

10:00~12:00(10:00~11:30講義、11:30~12:00質疑応答)

第3回:2月15日(土)『お庭(バケツ・プランターなど)で、陸稲&雑穀を育ててみよう』

畑や田んぼがない方でも、お庭や空いたスペースを活用してお米や雑穀を育てることができます。この講座では、バケツ稲の基本的な育て方やコツをはじめ、プランターを使った陸稲栽培の方法、さらにはエゴマ、モチキビ、タカキビ、アマランサスなどの雑穀を育てる方法について詳しく学びます。限られたスペースでも楽しめる栽培方法を紹介し、自給生活への一歩をサポートします。

【講座内容】
  1. バケツ稲の基本的な育て方と栽培のポイント
  2. 自然菜園プランターを活用した陸稲栽培の具体的な方法
  3. 庭やプランターを活用した雑穀栽培(エゴマ、モチキビ、タカキビ、アマランサス)

新春オンラインセミナー#2『野菜の異常気象対策セミナー全3回』

異常気象が日常化する中で、家庭菜園や自然農法においても従来の方法だけでは対応が難しくなっています。
このセミナーでは、酷暑や干ばつ、長雨といった異常気象に立ち向かうための具体的な方法を、3回にわたって学ぶことができます。それぞれ異なるテーマを深掘りし、土づくり、植物の組み合わせ、自家採種を中心に、異常気象に対応するための知識と実践的な技術を身につけられる内容です。

講義と質疑応答の時間を設けており、学んだことについて直接質問ができる充実のプログラムです。

日程 2025年1月26日(日)、2月9日(日)、2月23日(日)

10:00~12:00(10:00~11:30講義、11:30~12:00質疑応答)

第2回:2月9日(日)『酷暑対策の最新コンパニオンプランツ活用法』

コンパニオンプランツ(共生植物)を活用した酷暑対策を学ぶ講座です。35℃を超える酷暑が頻発する中で、従来のコンパニオンプランツの組み合わせ方を見直し、最新の知見に基づいた効果的な方法をお伝えします。共に植えることで共存共栄できる混植野菜の仕組みを基本から解説し、酷暑に耐えた実例をもとにした最新の組み合わせ方を紹介します。また、夏野菜を活用して、暑すぎる秋にも対応できる秋野菜のコンパニオンプランツの考え方もカバーします。少量多品目の家庭菜園を実践している方や、異常気象に強い菜園を目指したい方におすすめの講座です。

【コンテンツ】
  1. コンパニオンプランツの基本的な考え方と仕組み
  2. 酷暑に耐えた最新のコンパニオンプランツとその組み合わせ方
  3. 夏野菜を活用した秋野菜のコンパニオンプランツの方法

新春オンラインセミナー#3『自給率UP!セミナー全3回』

自給率UP!セミナー シリーズ全3回のご案内

自然農法や家庭菜園での自給率向上を目指す方々に向けた、実践的で詳細な全3回のセミナーシリーズです。
この講座では、異常気象による作物への影響を軽減し、持続可能な自給生活を実現するための知識と技術をお伝えします。テーマはお米、大豆・麦、庭での菜園化。それぞれの課題と解決策を深く掘り下げ、異常気象、連作障害、病虫害といった実際の課題に対応する方法を学びます。講義後には質疑応答も設けており、具体的な疑問を解決する場としてもご活用いただけます。

日程 2025年1月26日(日)、2月9日(日)、2月23日(日)

13:30~15:30(13:30~15:00講義、15:00~15:30質疑応答)

 

『世界最小ぐるぐる自然菜園プランター活用講座』

お試しプランター標準キット付き:6,500円(送料別)
 セット内容:プランター1個、オーガニック培養土1袋、セラミック炭1袋、発酵油粕1袋、レタスミックス種子1袋【限定19セット】
 
【講座内容】
① 手のひらサイズのぐるぐる自然菜園プランターの秘密
② 30種類以上の野菜を育てるコツ
• ベビーリーフ:レタスミックス、バジル、パクチー、豆苗、ルッコラ、カラシナ
• ミニ根菜:コカブ、ハツカダイコン、ミニニンジン
• スプラウト:カイワレ大根、ブロッコリー、アマランサス、アルファルファ、大葉、ソバ、チアシード、黒ゴマ、ひまわり、赤キャベツ
• 薬味:葉ネギ、葉ニンニク、葉タマネギ
• ペットの草:エンバク、大麦
• 野菜苗:トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、キャベツ、レタス
③ 土の再生方法
 
【開催日時】
2月22日(土)13:30~15:00

 

新春1~2月は、30分延長で行っている質疑応答セミナー

自然菜園Q&Aステップアップ講座2025

2/15(土)13:30~15:30
ミニ講座『ジャガイモ増収法』

 

のらスイーツ バレンタイン米粉ガトーショコラ&Noraコーヒーコラボ2025

のらスイーツ バレンタイン限定セット【残り僅かになりました】

自然菜園の恵みを詰め込んだ「米粉のガトーショコラ」と特別焙煎の「Noraコーヒー」のマリアージュで特別なひとときをお届けします。

 

去年までのオンライン限定自然菜園セミナーで人気だったものはアーカイブ録画販売もしております。

春までに、しっかり学んで、今年の異常気象に負けない家庭菜園、自給菜園を応援しております。

 

自然菜園スクール2025

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『手のひらで、はじめる自然菜園プランターづくり』たくさんご参加いただき誠にありがとうございます。

2025-01-21 21:27:11 | 出張菜園教室

先日、1/17(金)~19(土)の3日間、東京ミッドタウン日比谷で

『手のひらで、はじめる自然菜園プランターづくり』

のワークショップが無事終わりました。

皇居の隣の隣のB1のオシャレなフロアーで、合計70人近くの方が参加してくれました。

すぐ隣は、メトロ日比谷駅

最大10名限定のワークショップ

実際に1つのキットを作って、タネまきします。

すべてオーガニックヨーロッパ基準で

 

 

4つのおススメの本も直売しました。

参加者へのサイン会

参加者と記念撮影

楽しい3日間でした。

参加してくれた方のプランターが無事育ってくれますように!!!

 

さらに色々育てたい方は、オンライン自然菜園セミナーはこちら

【オンライン限定】2/22(土)13:30~15:00

『世界最小ぐるぐる自然菜園プランター活用講座』

【コンテンツ内容】

①手のひらサイズのぐるぐる自然菜園プランターの秘密とは?

②30種類以上野菜が育てるときのコツ。

ベビーリーフ:レタスミックス、バジル、パクチー、豆苗、ルッコラ、カラシナ、

ミニ根菜:コカブ、ハツカダイコン、ミニニンジン

スプラウト:カイワレ大根、ブロッコリー、アマランサス、アルファルファ、大葉、ソバ、チアシード、黒ゴマ、ひまわり、赤キャベツなど

薬味:葉ネギ、葉ニンニク、葉タマネギ

ペットの草:エンバク、大麦

野菜苗:トマト、キュウリ、ナス、ピーマン、キャベツ、レタス、など

発芽率試験など

③土の再生法と薬味ネギの育て方

通常価格2,800円

https://shizensaien.shop/products/plants20250222

13:30~14:30 講座

14:30~15:00 Q&A

プランターキット付きも限定販売中~。

 

【今回使用したオーガニック資材】

https://shizentane.jp/shopdetail/000000000081/

グリーンフィールドプロジェクト

https://shop.gfp-japan.com/

 

https://shop.gfp-japan.com/?pid=154659185

https://shop.gfp-japan.com/?pid=157837834

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オンライン自然菜園セミナー

自然菜園スクール

 

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【1~2月限定】新春オンライン自然菜園セミナーのお知らせ

2025-01-15 13:43:02 | オンライン自然菜園セミナー

あっという間に、2025年1/17(金)~19(日)ミッドタウン日比谷イベント「食と生きる」ワークショップ

『手のひらで、はじめる自然菜園プランターづくり』を3日間、3回(合計9回)行います。

若干名、当日参加もできますが、事前申込者優先になります。詳しいブログはこちら

 

自然菜園スクールの第1回目の説明会も無事終わり、次回2回目1/22(水)19:00~は、

『美味しい野菜の育て方の3つのポイント』ミニ講座です。

そして、安曇野校『自然菜園実践コース』の今年のパワーアップしたポイントをお知らせしようと思います。

 

自然菜園スクール開校まで待てない方、今何をしたら菜園にとっていいのか知りたい方は、是非最後まで読んでみてください

毎年この時期に、多くの生徒さんやYouTubeのコメント欄から寄せられる質問に対して、
生徒さん「春までに冬、何をしたらいいですか?」
竹内  「春までに勉強をして、春からの菜園イメージを高めること」
とお答えしております。

というのは、梅が咲き、春になると一気に温かくなり、菜園での野良仕事が始まってしまいます。いきなり菜園はじめると、準備運動もなしに、プールに飛び込むようなものです。冬の間にしっかり去年の失敗を振り返ったり、しっかり勉強しておくことで、明確な菜園イメージを高めておいてから今年の年間計画をしっかり立てたり、桜が咲いてから種まき、植え付けをすることが大切だからです。

今年はより多くの方に、自然菜園スクールのビジョン「育てる楽しみ・食べる幸せ・豊かさを分かち合う」ためにも

YouTube LIVE連動オンラインセミナー『これだけは知っておいてほしい』講座

https://shizensaien.shop/products/yt_seminar2025

を始めました。初心者の方を対象とした無料YouTube LIVEと、初心者はもちろん経験者にも役立つ「これだけは知っておきたい基本」をテーマにした有料オンラインセミナー(Zoom)を2月に2回開催します。


また、去年の米騒動や2年連続の酷暑で野菜が育たなかったり、年々野菜が育てにくくなること確かだったので、今年の新春自然菜園オンラインセミナーは、やりたいことが多すぎ、なかなか決めることができませんでした。しかし、今年に入ると、去年想ったことが一気に形になり、以下の3つのシリーズで、それぞれ皆さんか興味のある分野ごとに学ぶことができる講座が爆誕しました。そして3つ受講されるとちょっとお得になります。

お米を自給したいと思っているけどまだ稲を育てたことがない方は、
『お米の自給を始めよう!全3回』

 


異常気象が教えてくれた自然菜園の最新の野菜のお世話の仕方が知りたい方は、
『野菜の異常気象対策セミナー全3回』

 

 


お米や麦、大豆、野菜を身近で自給率をアップしたい方には、
③『自給率UP!セミナー全3回』

 


がおすすめです。

疑問質問がたくさんある方、去年の失敗の理由や改善アドバイスが欲しい方は
④自然菜園Q&Aステップアップ講座2025

 

では、通常90分のところ、農閑期スペシャルで120分 30分延長で、ミニ講座つきで行います。

今年は、春が短く、夏が早くする予報なので、春温かくなる前に、しっかり自然の摂理を知り、2025年、実り多い年「五穀豊穣」になるように一緒に学びあいましょう!

オンライン自然菜園セミナーは、新しくなった自然菜園Lifestyleネットショップからお申し込みできます。

※すべての講座は、アーカイブがつきますので、開催後何回も期限内ご視聴いただけます。

また、今年扱えない過去に行ったオンライン限定のセミナーは、今アーカイブ動画販売として復活して絶賛販売中です。

【無料】オンライン自然菜園スクール説明会

https://shizensaien20250122.peatix.com/

 

自然菜園スクール2025募集開始~。

※現地受講は、各コース定員がございます。先着順になっております。満席になり次第キャンセル待ちになります。

※年間受講がさらにお得に、前年2024年の1年分のアーカイブがすぐに見れるので、春までに予習もできますよ。

現地受講生は、オンライン特典つき。オンライン受講生は、割安になりました!!内容もパワーアップしてお届け、

 

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世界最小!?手のひらサイズのぐるぐる自然菜園プランター

2025-01-03 16:29:07 | 出張菜園教室

https://shizensaien20250122.peatix.com/

 

2025年1/17(金)~19(日)ミッドタウン日比谷イベント「食と生きる」ワークショップ

『手のひらで、はじめる自然菜園プランターづくり』を3日間、3回(合計9回)行います。

各回先着10名ご参加いただけます。当日参加もできますが、事前申込者優先になります。詳しいブログはこちら

 

明けましてお芽出とうございます。

2025年も始まりました。今年はどんな年にしたいですか?

私は、改めて「自然農、自然農法の神髄」を伝えようと決意しました。

去年お蔭様で、2冊のプランターの書籍

を出版させていただきました。ぐるぐる自然菜園プランターの完成まで約20年の歳月、あっという間でした。

その際に、東京ミッドタウン日比谷さんからDMをいただきました。親子で参加できて、お持ち帰りできるプランターワークショップ。

以前の私ならお断りしていました。というのは、無農薬・無化学肥料栽培のプランターの場合、基本プランターの土は多い方が育てやすく、お持ち帰りできるサイズは、小さいので栽培が難しいという点でした。

ところが面白いもので、大きなプランターでぐるぐる自然菜園プランターができると、小さくても可能なプランター案が生まれ、それを実験したところ、かなり美味しい野菜が育つプランターが完成してしまったのです。

アブラナ科のミックス

今回東京ミッドタウン日比谷で行うレタスミックス

底面給水プランターと無農薬自然農法のタネを使用。

今回使用する培養土は、

グリーンフィールドプロジェクト

さんのオーガニック資材たち

GFPオリジナル有機培養土

どんな培養土か詳細を尋ねたところ、バッドグアノもゼオライトも入っていて、実際に、いくつか栽培試験もして、これは今回使用する自然菜園プランターにとってベストな培養土ブレンドでした。

あとは、隠し味に、

飛騨セラミック炭

クン炭の極上版といった感じです。

有機栽培の元肥・追肥 オーガニック742

土の再生と追肥、元肥にも使えるアミノ酸有機肥料も使用します。

今回イベントに申し込みしたけど、当日急用で来れなかった方には、動画付きで一式を後日送付サービス。自宅で栽培をすぐに始められるようにしたキットをお届けしようと思います。イベント終了後、好評な場合、春に限定販売しようかと思っております。

今回のワークショップは、1回約一時間。1日3回。

最初15分 プランター講座

実習30分 実際に、プランターに土を詰めて、タネまき体験です。理想的な土の水分量、タネまきのコツ、水やりのコツを体験します。

最後15分 Q&A。

おまけ15分)当日、拙著4冊直売。サイン&お話会。(お持ちの拙著にも喜んでサインさせていただきます。)

2025年1/17(金)~19(日)ミッドタウン日比谷イベント「食と生きる」ワークショップ

『手のひらで、はじめる自然菜園プランターづくり』を3日間、3回(合計9回)行います。

各回先着10名ご参加いただけます。当日参加もできますが、事前申込者優先になります。詳しいブログはこちら

今回の手のひらサイズのぐるぐる自然菜園プランターも薬味ネギで土が再生できるので、当日今回のプランター用の再生の仕方もお教えします。

土を捨てないプランターとしては、最小サイズになります。今回は、冬季なので、お部屋で育てやすいレタスミックスですが、

それ以外にも、この大きさで、ルッコラ、バジル、コカブ、ハツカダイコン、ミニニンジン、パクチー、カラシナ、ニンニク、イチゴ、夏野菜の苗などたくさん育てることができます。

まだお席が各回若干名空いておりますので、奮ってご参加ください。当日東京ミッドタウン日比谷でお会いできるのを楽しみにしております。

 

 

自然菜園スクール2025募集開始~。

※年間受講がさらにお得に、前年2024年の1年分のアーカイブつき。

現地受講生は、オンライン特典つき。オンライン受講生は、割安になりました!!内容もパワーアップしてお届け、

詳しくは、https://shizensaien20250105.peatix.com/

1️⃣ 『幸せのプチ自給菜園を始めよう!』 • 日時:1月5日(金)19:00〜 • プレゼント:自然菜園DVD プレゼント!(抽選で5名様)

終了後こちらのアンケートにお応えください https://forms.gle/pinVR9hnfnArFmYy5 

📋 プログラム 19:00~19:30 YouTubeLIVE「幸せのプチ自給菜園を始める3つのコツ」

19:30~19:45 コメント

19:45~20:15 自然菜園スクール2025紹介&入門コースって?

20:15~20:30 Q&A YouTube終了次第ZOOM相談会を開催します!

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【無料公開用】自然菜園スクール『醤油&味噌(小麦・大豆)コース【味噌編】』11月23日(土)〜26日(火)実習:米麹&味噌造り

2024-11-30 16:04:46 | 自然菜園スクール

2025年1/17(金)~19(日)ミッドタウン日比谷イベント「食と生きる」ワークショップ

『手のひらで、はじめる自然菜園プランターづくり』を3日間、3回(合計9回)行います。

各回先着10名ご参加いただけます。当日参加もできますが、事前申込者優先になります。詳しいブログはこちら

 

今年も11/23(土・祝)から4日間かけて、自然菜園スクール『醤油&味噌(小麦・大豆)コース』

では、みんなで育てた大豆と小麦で醤油と味噌を麹造りから造りました。

このブログは、【味噌編】です。
※無料一般公開用なので、動画解説コンテンツや解説はありませんが、自分たちで調味料も自給できることを知ってもらればと思います。

 

前日から給水させたお米を蒸す

【動画】2024 11 24 醤油&味噌(小麦・大豆)コース 実習2 米麹 米の蒸しの説明

9時に集合した現地受講生と一緒に2日目。いよいよ始まる米麹造り(味噌造り)

現地受講生も体験
 
 
ぐらぐらのお湯にのせて、
 
 
蓋をして
 
【動画】2024 11 24 醤油&味噌(小麦・大豆)コース 実習4 米麹 米を蒸す
ちょうどよい蒸し加減
蒸したお米投入
粗熱とり
 
【動画】2024 11 24 醤油&味噌(小麦・大豆)コース 実習6 米麹 引き込み・種付けの説明
【動画】2024 11 24 醤油&味噌(小麦・大豆)コース 実習7 米麹 米をほぐす
【動画】2024 11 24 醤油&味噌(小麦・大豆)コース 実習8 米麹 種付けをする
 
室内で粗熱取り
検温40℃
 
現地受講生で、「種付け」
再び検温
電気カーペットで加温(保温)
 
本日のおやつ(塩こうじ入り新生姜とリンゴのマフィン)
午前6時  大豆(5㎏)の浸水※

【動画】2024 11 25 醤油&味噌(小麦・大豆)コース 実習1 3日目ガイダンス

外で醤油絞りのつづきをしてきてから

室内で、味噌に使う米麹のお世話

【動画】2024 11 25 醤油&味噌(小麦・大豆)コース 実習2 米麹 麹の管理

まずは検温、

★午前10時頃 1番手入れ

【動画】2024 11 25 醤油&味噌(小麦・大豆)コース 実習5 米麹 一番手入れ

発酵熱のムラを手で確認

まずは、お米のくっつきをばらしながら、全移動

現地受講生の体験のつづき

菌糸が見え始めている

手入れ1番終了

★午前10~13時頃 最終日の味噌造り準備

ミンチャーの洗浄

翌日すぐ使えるように、

 

益々麹菌の菌糸が成長中~

3日目の醤油スイーツ

自家製米粉で作りたてのクルミゆべし

盛り上がる談話

3日目お疲れさまでした。

午後4時半  2番手入れ(40℃)40℃を超え始めてきたので、2番手入れ開始~

一番手入れと同様に、くっついた米粒をはがし、室温・今後の外気温に合わせたお米の厚さ、電気カーペットの温度調整

 

 午前6時 出麹 大豆煮る※

 ★午前9~10時  出麹(麹完成):72時間後 

★午前10時頃   味噌(塩麹造り→味噌仕込み)※

霜が降りています。
午前6時 出麹 大豆煮る※
「こうじいらず」を中心に味噌豆の火入れ
 

 ★午前9~10時  出麹(麹完成):72時間後 

【動画】2024 11 26 醤油&味噌(小麦・大豆)コース 実習1 4日目のガイダンス

【動画】2024 11 26 醤油&味噌(小麦・大豆)コース 実習2 米麹 出麹までの管理

「花道」がついた出麹

出麹

麹の胞子がふわふわ

「突きハゼ」している米麹

現地受講生で、出麹後の麹チェックと粗熱取り

その後の、塩こうじ、乾燥麹づくりに固まりをほぐして広げる

【動画】2024 11 26 醤油&味噌(小麦・大豆)コース 実習5 米麹 味噌を仕込む際の塩の量と使い方
【動画】2024 11 26 醤油&味噌(小麦・大豆)コース 実習6 Q&A(共通)
 
★午前10時頃   味噌(塩麹造り→味噌仕込み)※
 
前もって塩の計量

 

煮えた大豆を

ゆで汁とよく切って

殺菌した容器に投入

「こうじいらず在来」と足した「丹波黒豆」でパンダ

煮大豆が耳たぶ位の硬さチェック

煮大豆が冷える前に、手早くミンチ

熱湯などで殺菌したミンチャーで

大豆のミンチ

現地受講生で煮大豆のミンチ体験

お子さんも体験

味噌樽の熱湯消毒&アルコール殺菌

【動画】2024 11 26 醤油&味噌(小麦・大豆)コース 実習7 米麹 味噌を仕込む(塩切りした麹とミンチした大豆を混ぜ合わせる)

麹と塩をしっかり混ぜて塩切り

煮大豆のミンチと塩こうじをしっかり練り込みます。

耳たぶ位の柔らかさになるように、大豆の煮汁(あめちゃん)を投入して硬さ調整

【動画】2024 11 26 醤油&味噌(小麦・大豆)コース 実習8 米麹 味噌を仕込む(樽に詰める)

 
味噌玉を投入し終わったら整地
【動画】2024 11 26 醤油&味噌(小麦・大豆)コース 実習9 米麹 味噌を仕込む(樽に蓋をする
 
本日の「のらスイーツ」
蓋をして、味噌部屋に移動
一夏超えるごとに、別の容器に天地返しして、お手入れ。
大粒大豆や自然菜園育ち(無肥料)の場合、2~3年熟成させると、味が変化し、更に美味しさアップ。好みの味噌を追求してみてください。
 
2~3年後の生徒さんが受け取る味噌が楽しみです~。
余剰分の米麹は、乾燥後、小分けにして冷凍庫で1年保存しながら「塩こうじ」など日常使いしています。

自然菜園スクール2025募集開始~。

※年間受講がさらにお得に、前年2024年の1年分のアーカイブつき。

現地受講生は、オンライン特典つき。オンライン受講生は、割安になりました!!内容もパワーアップしてお届け、

 
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