無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

槌田劭さんの講演会

2011-11-26 17:56:38 | 自然栽培で自給できる想い
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今日は、「有機農業が目指す脱原発と自給、共生の社会」の講演会でした。

慣れない司会を任されまして、拙いながらやりきって今帰ってきたところです。


今回、長野県有機農業研修会と安曇野グリーン王国共催の講演会に、
講師の先生に、日本有機農業研究会の幹事であり、
1973年設立の「使い捨て時代を考える会」代表の
槌田 劭(つちだ たかし)さんをお招きしました。

とても気さくで、壇上に用意した教壇から飛び降り、みんなと同じ高さで講演が始まりました。
脱原発というタイトルの講演会ですが、
原発の根本から、現代の生活の根底から見直すお話しに、みんな聴き入っていました。

当然、会場の暖房、照明は消し、自然の明かりの中講演会が行われました。

槌田先生のお話しは、単なる批判で終わるのではなく、
根源を見つめ直し、再び繰り返されないように、今の生活をどう一歩ずつ変えていくのか。

有機農業の基本は共生と循環による安定で、経済(お金)ではなく、いのちに依存する農業。
多様な生きものの共生によって安定する生態系を田畑に実現する農業であることから、
有機農業こそが、最良のエネルギー産業であり、真に持続的である。
」と
自分の生き方、原発裁判の経験から説かれ、納得するものばかりでした。


講演会の後半は、参加者の質問、感想などを交えながら、対談形式で質疑応答が行われました。


今回の内容は、1990年に出版された『脱原発・共生への道』が再版され、20年前に書いたものが今まさに読める内容です。

今ここで問われている原発の問題は難しい要素は持っていますが、
著書にもある「足元の くらし変えよう 一歩ずつ」
自分の生きる生活の中でできることから答えていこうと思いました。



明日の菜園の教室案内

Azumino自給農スクール
11月27日(日)「畑コース」ダイズの収穫・脱穀、冬野菜の収穫、麦踏み種

自然農園の作り方から、無農薬栽培の共通の基本を体験しながら学べます。
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カラシナの自家採種から自家製マスタード

2011-09-20 04:24:36 | 自然栽培で自給できる想い
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本日、
台風の影響で大雨が降っています。

ここ一週間はまともな雨がなかったのでありがたいことです。


私には一つ夢がありました。

ワサビ味のマスタード作りです。

カラシナの一種、「ワサビ菜」の自家採種をして3年目。
今年は、300gもの種子が採れました。

そこで、100g種子を水でしっかり洗い、乾かしたものに
・タマネギ4分の1を吸ったもの
・塩大さじ1
・コショウ適量
・自家製りんご酢、瓶で種子がひたひたになる量
を加え、2日間材料をしっかりワサビ菜に吸わせました。


瓶の7割程度しか入っていなかった100gのワサビ菜シードは、
りんご酢などを含み膨らんでいました。


その材料に、リンゴ酢を加えながら、ミキサーで撹拌します。
りんご酢も造っておいてよかったです。


フードプロセッサーの方が作りやすかったかもしれませんが、
半分程度つぶれて、ツーンと辛いマスタードの匂いが漂います。


ミキサーなどがない場合は、すりこぎでもできますよ。

自家採種の種子だけでも嬉しいのに、それが大好きなマスタードになった瞬間でした。


マスタードの空き瓶に入れてみると、
すっかり見慣れたマスタードがそこにありました。


ワサビ菜で作ったので、後味と香りがワサビの香りがし、
和食や洋食どちらでも合いそうです。


今回100gの材料から、
6瓶、約500gの自家製マスタードができました。

今年から、自給できる香辛料がまた一つ増えました。
売る分までというとなかなか難しいですが、自分の家で楽しむ程度であれば、
材料から自給できることがわかりました。

自家採種した種子からの加工品がちょっとずつ増えるといいなーと思いました。


*****************************

9月の菜園教室の予定
Azumino自給農スクール(畑コース)
9月25日(日)ニンニク・タマネギの植え付け、秋野菜の収穫、サツマイモ収穫はじめ
自然農園の作り方から、栽培の基本を体験しながら学べます。

『ずくなし家庭菜園教室』
9月28日(水) 
内容:越冬野菜の育て方、緑肥・麦栽培で畑が育つ
場所:ずくなし2階にあるどんぐり公民館
時:毎月第4水曜日 19:00~20:30 
参加費:2,000円 希望者20:30~1階で交流会

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10月の菜園の教室案内(一部)

松本浅間温泉の玉之湯旅館さんとコラボ企画
「究極の信州そば」講座(2)が生徒募集中です。

究極の蕎麦づくりを栽培から、手打ちまで学べて、老舗温泉旅館で、
信州の四季を感じてみませんか?

詳しくは、ふれあい企画スペシャル究極の信州そば
次回は、10月6日(木),7日(金)
蕎麦の収穫 手作業で刈り取り、天日乾燥させます。

■お申し込み・お問い合わせ先
「ホテル玉之湯 担当:山崎礼美(れいみ)」まで、お気軽にどうぞ!
TEL:0263-46-0575
e-mail:reimi@asama-tamanoyu.co.jp


NHKカルチャー「失敗しない無農薬野菜の育て方」
次回10月12日(水)~秋シリーズが(全3回)がはじまります。

10月は、新講座がたくさんあるので、お知らせ致します。

「繰り返し使える無農薬・エコ菜園プランター講座 (秋)」10/24(月)13:30~16:00

「はじめようマクロビオティック料理&キッチンガーデン」10/29(土)10:15~14:00
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在来の和綿を紡ぐ(綿繰り編)

2011-06-17 07:54:30 | 自然栽培で自給できる想い
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本日、、時々の予報。

なかなか晴れ間が少なく、太陽大好きなナス(インド原産)は、なかなか大きくなれずにいますが、
一方春野菜は、秋野菜並に大きく育っております。


雨の日は、加工や手仕事を屋内でやるのにむいています。

これは綿繰機(綿と種を分離する道具)です。


綿繰機は、自然農法センターからレンタルしておりますが、
販売元は、http://www.inagakikiryou.com/wata.html
です。


3年前から、在来種の和綿(真岡在来)を少しずつ栽培しております。

真岡木綿(もうかもめん)は、江戸時代に全国で最も有名な木綿でした。
当時、真岡地方では年間38万反以上の“晒木綿”が生産されました。

真岡木綿は、糸に紡ぐと細くて柔らかく、とても上質な綿糸です。
綿布に織ると肌触りの良さと素朴な木綿の美しさが天下逸品であり、
江戸城の大奥などで最高の評価を受けておりました。

和綿は、洋綿のコットンボールに比べると、とても小さいですが、
真岡在来は育てやすく、綿花は、下を向くため、雨にも打たれ強く、霜が降りても収穫できました。


綿繰機に、和綿を入れながら右手で回すと、


綿のみ採れ、


コットンボールの中に入っている種子は、手前に分離されます。

毎年少しずつ、自家採種を続け、
いずれは、衣食住のうち、衣服も自給できるようになればと思っております。

先は長そうですが、毎年できる範囲でできることを始め続けていくと
数年~10数年位で、形になると思います。
ちょっとずつ一歩ずつできることをやろうと思います。


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6月の菜園教室の予定

6月18日(土)19日(日)あずみの自然農塾2011「耕さない田植え」
シャロムヒュッテで、自然農を自分の区画を持ちながら学べます。単発参加できます。
http://www.ultraman.gr.jp//sizennou/2011azuminosizennoubosyuyoukou.htm

6月22日(水)『ずくなし家庭菜園教室』 
内容:ニンジンのタネの蒔き方、草マルチの仕方
場所:ずくなし2階にあるどんぐり公民館
時:毎月第4水曜日 19:00~20:30 
参加費:2,000円 希望者20:30~1階で交流会
http://shop.asama-de.com/b/zukunashi/news/#1

6月25日(日)Azumino自給農スクール(田んぼコース)「田んぼの草とり」
田んぼの基本から自給できるノウハウまで、一緒に体験しながら学べます。

6月26日(日)Azumino自給農スクール(畑コース)「夏野菜の世話&雑穀」
自然農園の作り方から、栽培の基本を体験しながら学べます。
http://39zzlife.jimdo.com/%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E8%8F%9C%E5%9C%92%E6%95%99%E5%AE%A4%E3%81%AE%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85/azumino%E8%87%AA%E7%B5%A6%E8%BE%B2%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB-%E9%80%9A%E5%AD%A6-%E5%AE%BF%E6%B3%8A/

6月28日(火)NHKカルチャー「マクロビオティック&キッチンガーデン」
マクロビオティックの講師小幡先生とのコラボ企画、無農薬自然栽培野菜で造るマクロビ料理教室&自宅でできるキッチンガーデン講座。
http://www.nhk-cul.co.jp/categorys/category_1902.html

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ありがとう2010年。

2010-12-31 02:29:22 | 自然栽培で自給できる想い
本日、


お蔭さまで、本年も無事過ごすことができました。
誠にありがとうございました。

今年は、5月の低温があり、8月の猛暑干ばつがあり、春のような12月でした。
そのような異常気象にも関わらず、写真のように7品種ものお米は無事育ってくれました。

そして、お米のように色々な出会いがあった良き年でした。
仕事も家庭菜園から、雑誌や新聞に載るなど今までにないことの連続でした。


この写真は、2008年の旧暦の正月頃にお伊勢参りに行った時の写真です。

ちょうど、2008年からこのブログもはじまりました。
皆様のお蔭で、2年以上も続きました。

最初は、PCの意味さえわからない、コンピューターおんちでした。
今もあまり変わりませんが、このブログを通して色々学びました。

この年になって、先がわからないことが楽しくなってきました。
2011年、どのような年になるかわかりませんが、ちょっとワクワクしています。

まだまだ製作途中ですが、ホームページも作ってみました。
こちらもご覧にいだたら嬉しいです。

http://39zzlife.jimdo.com/

2010年、このブログを見てくださってありがとうございました。
2011年もよろしくお願いいたします。

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『TOKYOアイヌ』の試写会を見て、自給自足を想う

2010-10-12 07:35:10 | 自然栽培で自給できる想い
本日、

昨日は、先日ので田んぼが水浸しになり、まだどろどろなので稲刈りをお休みにしました。

そんな矢先、シャロムヒュッテで上映する『TOKYOアイヌ』の試写会を実行委員の友人から教えてもらいましたので行ってきました。

アイヌ=(アイヌ語で人間)という意味です。
一見、自然栽培と関係なさそうな日本の先住民族。といっても2010年8月までは、日本政府は日本を単独民族国家であると主張し、アイヌを先住民族と認めなかった歴史があります。


シャロムヒュッテのオーナーの臼井さん。このフリースペースで来月の11月3日「たねの交換会」が行われます。




今回の映画の森谷監督。
『TOKYOアイヌ』http://www.2kamuymintara.com/film/index.htm
は、「アイヌの映画を作って! 私たちの声を残してほしい!」
と首都圏に暮らす五千人とも一万人ともいわれるアイヌたちのその一人のアイヌのフチ(おばあさんの尊称)の一言が、すべての始まりだったそうです。


彼を知ったのは、彼の撮影したドキュメント番組メイナク族からでした。
この写真展は、シャロムヒュッテの2階で常設しています。

メイナク族には「愛」、「幸せ」や「自然」いう言葉がありません。

日常の生活が「自然」と一体で、「自然」じゃない状態がなく。
「幸せ」に暮らし、「愛」することのない暮らしがないため、言葉にないそうです。

つまり、言葉が生まれる背景には、それを失う背景があるようです。
日本にも以前は自然という言葉はありませんでした。「自然芋」を「じねんじょ」と呼ぶことはありましたが。

Naturという英語が日本に入ってきた明治時代に、このネイチャーという言葉をどのように訳したらいいのかという問題に日本人はぶつかったそうです。

今でこそ、自然という言葉は一般的で、農の世界でも「自然農」「自然農法」「自然栽培」などと多く使われています。

自然と切り離され、自然を意識するからでしょうか?

特別な「自然」を作るのではなく、そこにある「自然の営み」を活かして育むところに自然農や自然農法はあると感じています。

今回、アイヌという異なる体験から改めて日本人としてのアイデンティティーが問われました。
試写会を観た方の中に継承文化の薄い日本人として、しっかりした継承文化のあるアイヌに憧れたと多くの感想がありました。

私個人としては、戦後失われた継承文化を復興させたい気持ちと、固有のアイデンティティー以前の人に備わったアイデンティティーの原石のような大切な何かを今この瞬間から大切に育みながら生きていきたいと思いました。
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育てた蕎麦を打って、舌鼓を打つ!!(蕎麦教室)

2010-01-18 22:48:44 | 自然栽培で自給できる想い
本日、

昨日は、今年初、今年度3回目の蕎麦打ち教室でした。
今度の2月7日(日)に『半農半Xの生き方』を書いた塩見直紀さんを呼んで講演会&シンポジュウムを行いますが、(詳しくは巻末)
これからの生き方は、『半農半X』も素敵です。
自然と触れ合う半農と、自分の天職Xを活かした生き方。


今回は、Azumino自給農スクールで去年収穫した在来蕎麦を蕎麦打ち2段の名人を招いて教室を開きました。
本人の希望で顔は出せませんが、この素晴らしい蕎麦の切る姿、
身体を半身におき、腹腰が決まってセンターがまっすぐな姿は、武道家のようです。


模範演技の蕎麦です。
長くきれいですね。
餅はモチ屋というように、すぐれた天職「X」を持った方に、教わる機会が持てるのは非常にラッキーです。
自分の「X」を高めるためには、自分ばかりでなく、すぐれた「X」を持つ方と出会うことです。
今回は、蕎麦を収穫して、食べるところまで出来たのですから、半農も半Xも磨かれました。
ありがたいことです。


模範演技の後は、われわれの蕎麦打ち体験です。


打って、伸ばして、切る。
みんなで楽しくできました。


畑の野菜で、てんぷらに、
ゆうこさんの蕎麦豆腐、あげ蕎麦がきの碗もの、もちよりのお漬物で


試食会です。
蕎麦打ち2段の蕎麦に感動し、
自分たちで打った太い蕎麦をかみしめて、蕎麦の風味を楽しみ、
料理に舌鼓する楽しい教室になりました。

農業は、育てて楽しく、食べて幸せだからたまりません!
そんな豊かさは分かち合えば合うほど豊かになっていくので幸せです。

*******************************
『半農半X』の塩見直紀さんを交えての
安曇野発!農的生活シンポジウム
  『結び∞つながれ、安曇野の仲間たち!』
♪日時:2月7日(日) 開場12時30分講演開始1時30分
♪プログラム:第1部講演『半農半Xという生き方』
演者塩見直紀さん(半農半X研究所代表、京都府綾部在住)
第2部事例報告報告者安曇野の農の実践者
竹内孝功さん(自給自足Life)他2名予定
第3部あなたの一言が安曇野の未来(あした)をつくる!
ワールドカフェ形式による参加型トークセッション
『結び∞つながれ、安曇野の仲間たち!』
終了午後4時30分予定
※希望者は塩見さんを交えての懇親会(夜7時~)あり
♪場所:信濃教育会生涯教育センター(安曇野市豊科高家796-3)
夜の懇親会会場は安曇野地球宿(安曇野市三郷小倉4028-1)
♪参加費:講演会予約1000円、当日1300円
懇親会会費1000円、一品持ち寄りで500円引き
♪主催:安曇野夢(ゆめ)フォーラム
♪協力:自給自足Life、舎爐夢ヒュッテ、農と暮らしの学び舎『飯田学校』、安曇野地球宿
♪後援:安曇野市
♪申込・問合:シンポジウム、懇親会、それぞれお申込ください。
増田(安曇野地球宿) 080-5486-6111 or boetu@d6.dion.ne.jp
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笑亀酒造さんに日本酒を造ってもらう(その1)

2010-01-16 18:34:34 | 自然栽培で自給できる想い
本日、


昨日、塩尻市にある笑亀酒造さんhttp://www.syoki.com/index.html
に、お米を持ち込みに行ってきました。


去年のAzumino自給農スクールで、みんなで無農薬自然栽培で育てた幻のお米「ササニシキ」です。
今回、30㎏の上白されたササニシキと、笑亀さんの麹7㎏で、1升瓶で30本程度のお酒ができる予定です。
笑亀酒造さんは「あなたのお米でお酒を造ります」という企画があり参加しました。
http://www.syoki.com/Cgi-bin/newordermade.html


笑亀さんでは、塩尻の名水「強清水」を使っております。
できた原酒にこの名水を加水してアルコールを低め、まろやかにもしています。


その名水のろ過にもこだわっています。


ちょうど、職人(蔵人)さんたちが、お米を蒸し終わって、
麹室(こうじむろ)に運んでいるところでした。


運ばれた蒸し米は、麹室で荒熱をとってから
種麹(もやし)と混ぜて、麹を造ります。

今回、友人が蔵人だったということもあり、日本酒造りと縁ができるました。
今後も、このブログで日本酒造りをおってご紹介していこうと思います。
なにか日本酒のことで質問がありましたら、コメントください。
代表して、質問をしてこようと思います。

前回のブログコメントに質問があった日本みつばち巣箱ワークショップは、
2月20日(土)に行います。
定員に達しました。
多数のお申込みありがとうございました。
お申込み終了です。
また行う場合は、ご連絡いたします。

***********************************
日本みつばち巣箱づくりワークショップ2010

日時:2010 年2 月20 日(土)※大雨・大雪の場合は中止します。
9:00~15:00(終わり次第終了)
講座内容:日本みつばちの飼い方はじめ方、重箱式巣箱づくり
参加費:初年度お試し価格3,800 円(日本みつばち蜜蝋付き巣箱1 個、ランチプレート付)

※巣箱なしの参加は、800 円(ランチプレート付)
(※おかずやお茶菓子の一品持ち寄り大歓迎です。)
募集人数:会員さん優先8名まで※申し込み先着順(〆切2 月12 日まで)
持ち物:軍手・防寒具(外で作ります)・筆記用具・
(※押し切り・インパクトドライバー・電動ドリルなど工具がある方は、ご持参ください。)
講師:荷見洋成(Hasumi 工房代表)工具の使い方、巣箱の作り方
竹内孝功(自給自足life 代表)日本みつばちのはじめ方


****************************************



◆◇◆いよいよ来週来週から、NHKカルチャーの『無農薬家庭菜園の法則』冬編です。
1月13日(水)~1/20(水) 無農薬栽培の基本、年間計画表の作り方(1)◆◇◆
※単発参加も可能です。

『美味しく簡単にできる無農薬・家庭菜園の法則』
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
講師: 自給自足Life代表 竹内 孝功


******************************
定員に達しました。
多数のお申込みありがとうございました。
お申込み終了です。
また行う場合は、ご連絡いたします。


長野市初開催
『無農薬家庭菜園の法則Q&A イブニングセミナー』


今回は、家庭菜園のプランの立て方、連作障害対策、輪作体系などに解説。
前半は、無農薬栽培の基本から、家庭菜園の裏技をご紹介。
後半は、畑の疑問・お悩みにお答えしながら、質疑応答形式で行います。
1/20(水) 無農薬栽培の基本、年間計画表の作り方(1)
2/17(水) 無農薬栽培の基本、年間計画表の作り方(2)
3/17(水) 苗つくりの仕方夏野菜のため畑の準備
ソラマメ・エンドウの種の蒔き方
時間: 18:30~21:00(開場18:15~)
会場: 長野市吉田5-31-17 村井会計事務所2階
※最寄り駅:長電長野線信濃吉田駅、JR信越本線北長野駅徒歩5 分
※駐車場は予約制10台まで可(先着予約順)
日程:
18:15開場
18:30~20:00(座学講座)
20:00~21:00(お茶をしながらQ&A質疑応答)
21:15解散
参加費: 3回連続で9,000 円。教材費込み(各回3,000 円教材費込み)


→お申込みは090-4594-1487 の村井会計事務所 村井さんまで
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いろいろな試み、農的生活の日常

2009-09-27 18:21:25 | 自然栽培で自給できる想い
本日、のち、夕方

こちらに移り住んで、4年目。
お米に野菜に、鶏に日本みつばちと自給できるものが増えてきました。
毎年、何らかの失敗と成功を積み重ねながら、ちょっとずつ新たな試みもしています。


日本みつばちの養蜂でも、今年ハチミツを全部取らずに半分以上蜜蜂に残す試みをしています。
例年ですと、なるべく殺さないでハチミツを取るところまでは出来るようになりました。
ハチミツを全部取った後、砂糖水を一時的に返し、蜂に1から巣を作ってもらっていました。

日本みつばちを観察しているうちに、蜂が集めてくるハチミツには人間に分け与えるほど余分のハチミツを集めていないのかもしれないと思いました。

蜂は、寒い冬を越冬し、春に家族を増やすべく、ハチミツを蓄えます。
今年は、巣の半分以上を残し、さらに、人間がハチミツを精製する際に不要なハチミツを蜂に返すことをしてみました。

まだまだ不明な点と、ハチミツを返す時になぜか死んでしまう蜂もいて課題は残っていますが、去年よりもゆるくて気に入っています。


今年から、田んぼがなくても庭でも稲が育てられないかと久々に、庭田んぼをやっています。
黒米なので、それほど収穫できなくても食卓に彩りを添えてくれます。
廃棄処分の発砲スチロールの田んぼには、在来種のメダカも泳いでいます。


先日友人の田んぼの手伝いをちょっとしてきて、お茶の時間がとてもゆったりしていて、改めてゆったりの豊かさを感じました。
田舎のスローライフは、意外とハードワークにもなりがちなので、
「お茶の時間」をはじめゆったりする心を養いたいものです。


田んぼの畦で育った大豆(畦豆)もエダマメで食べるには最適な頃です。
来月の10日・11日に稲刈りを控え、もう一度畦草を刈っておこうと思いました。



【追加お知らせ】横浜でプランター栽培講座を行います。
来月10月24日(土)に、友人の教室で、自宅で簡単に無農薬のイチゴ狩りを楽しめる講座を行います。
関東で、プランターから自然栽培を行ってみたい方必見の講座です。
もしよかったら、ご参加ください。

fukumimiセレクト講習会 竹内さんの無農薬自然栽培「イチゴ講座」
http://blog.fukumimi.co.jp/?eid=613781の問い合わせ↓
 
『自家製天然酵母パンfukumimi』〒235-0041横浜市磯子区栗木2-14-21
TEL:045-772-2460 FAX:045-772-2460 E-mail:info@fukumimi.co.jp



◆◇◆10月14日から始まる冬の家庭菜園講座(NHKカルチャー)のお知らせ◆◇◆

『美味しく簡単にできる無農薬・家庭菜園の法則』
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
講師: 自給自足Life代表 竹内 孝功


無農薬自然栽培の基本から、毎月育てる野菜をテーマにレクチャーします。
畑の疑問・お悩みにお答えする時間もあります。
10/14-玉ねぎの植え方、サツマイモの収穫・保存、麦で土作り
11/11-来年の畑の準備、野菜の保存の仕方、種の保存の仕方
12/9-有機肥料・補間資材の作り方(クン炭・ボカシ肥)、一年のまとめ(復習)


一日講座(10/3(土)13:30~16:00)は、 こちら↓
コンパニオンプランツで育てるイチゴ栽培
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_516004.html


イチゴの他に、ニンニク・ハコベ・ペチュニアを一つのプランターで無農薬栽培で育てます。
もちろん、ミミズも飼います。毎年イチゴプランターを増やしていける持続可能なプラン―栽培法です。

お誘い合わせの上お申込み、よろしくお願いたします。
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エコ有機農業でタマネギ・ニンニクの育土(2)

2009-09-17 00:25:24 | 自然栽培で自給できる想い
昨日のつづきです。

有機農業は、有機肥料に依存しすぎていると感じることが多いです。
というのも、今まで肥料らしきものを使わずに、米ぬかを少々使い、時にボカシを使う程度でも野菜はそれなりに育ち、小さくてもとても美味しく育ちました。

最近は、ボカシも使うのが違うような気がして、ミミズの土や、生の米ぬか・油粕を混ぜたものと草マルチを使い、土着の菌や細菌を善玉的に増やし、結果として在来の土壌生物を増やし生物多様性を高める方法の方がお気に入りです。

今回は、タマネギの栽培の改善に、珍しく不耕起をやめ、耕してみました。
そして、生の草も鋤き込んだため、↓はエコ有機農業三種の神器クン炭・米ぬか・油粕を使って、
タマネギ植え付け1か月前の準備としました。


使う量は、前年無肥料で育てたタマネギの大きさによって調整します。
必要なければ、使わなくてもいいとおもいます。
有機物を使う量は基本的に、その面積に必要な栄養の半分以下で良いと思います。
あくまで、土で育てたい。
お赤飯にゴマ塩を振るように、ふりすぎないのがポイントです。
①2㎡あたり半にぎりの油粕を撒きます。


②その後、今回は、2㎡あたり、一握りの米ぬかを撒きました。


③最後に、2㎡あたりに、一握りのクン炭を撒きました。


数日間地表でそれらをなじませてから、その後表土と5㎝くらいかき混ぜる予定です。
極浅く耕すことで、好気的な微生物によって分解がはじまり、カビや土壌微生物の餌になり、1か月かけて土の腐食を増やします。

有機物は、ただ投入してもやり方によっては、発芽障害や病虫害を引き起こします。
十分に分解期間を持ち、土になじんでから植え付け・種まきをするといい結果をもたらします。

今回は、今年収穫したタマネギが、ゴルフボール大で若干巻きが弱かったので、
タマネギの生育を助ける意味で、耕し、有機物をうっすら投入しました。

タマネギの植え付けも去年よりも早くする予定です。
来年は、ゴルフボールとテニスボールの中間位のサイズで、固く締まったタマネギが育ったらいいなーと思います。
その後は、自然農に戻して育てられるように、工夫していきたいと思います。




★☆★今月の20~22日に、友人の安曇野地球宿で、★☆★
「ワークキャンプin安曇野」を行います。
うちも受け入れ先農家になったので、↓に紹介されました。
http://azuminoworkcamp.blog38.fc2.com/blog-entry-28.html

http://azuminoworkcamp.blog38.fc2.com/blog-entry-29.html


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『美味しく簡単にできる無農薬・家庭菜園の法則』
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_491207.html
講師: 自給自足Life代表 竹内 孝功


無農薬自然栽培の基本から、毎月育てる野菜をテーマにレクチャーします。
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10/14-玉ねぎの植え方、サツマイモの収穫・保存、麦で土作り
11/11-来年の畑の準備、野菜の保存の仕方、種の保存の仕方
12/9-有機肥料・補間資材の作り方(クン炭・ボカシ肥)、一年のまとめ(復習)


一日講座(10/3(土)13:30~16:00)は、 こちら↓
コンパニオンプランツで育てるイチゴ栽培
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_516004.html


イチゴの他に、ニンニク・ハコベ・ペチュニアを一つのプランターで無農薬栽培で育てます。
もちろん、ミミズも飼います。毎年イチゴプランターを増やしていける持続可能なプラン―栽培法です。

お誘い合わせの上お申込み、よろしくお願いたします。


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エコ有機農業でタマネギ・ニンニクの育土(1)

2009-09-16 23:21:55 | 自然栽培で自給できる想い
本日、


今日は、タマネギの植え予定地に珍しく有機物を施用した。
というのは、3つも失敗があってそれをチャンスに変えようと思ったからだ。

1)今年のタマネギ・ニンニクは、いつものように自然農で育てたところ、例年以上の低生長だった。
具体的には、春先の天候不順で玉の肥大が少なく、欠株も多かった。

2)不耕起のためハタネズミのすみか・繁殖地になり、他の野菜に被害が出そうだったので、耕すことにした。

3)今まで、自然農や無肥料栽培を研究してきて、はじめて家庭菜園するには高度過ぎる場合があるため、導入として「エコ有機農業」を研究したいと思っていた。

つまり、今回いろいろ重なった失敗を機に、新たな試みの機会だと思ったので、以前からやってみたかった「エコ有機農業」で、タマネギ・ニンニクの栽培を挑戦した。

「エコ有機農業」とは、私の造語で単に有機物を投入する農業ではなく、
①持続可能で、②生物多様性、③美味しい野菜作りをテーマにしている。

それは、肥料に依存せず栽培する自然農、無肥料栽培で野菜が育ちにくい場合限りに、身近な有機物を極わずか効果的に使い、環境を整え数年後自然農・無肥料栽培も可能な土壌に育てる方法です。

実際に、タマネギ・ニンニクが育ちにくい場合、以下の点に気をつけるといいと思います。
①植える時期が適切か?
②化学肥料農薬で育った苗や種イモを使っていないか?
③タマネギ・ニンニクが育ちやすい土壌か?


今年、見直すと植える時期が遅かったのかもしれないと思いました。
それに、苗や種イモと土壌のバランスがとれていなかったかもしれません。

今回、ニンニクは、1か月前にクン炭をちょっと撒き、耕やしてみました。
そこに、去年よりも10日早く植え付けてみました。


去年は、耕さない土に、ニンニクを植えたあと、米ぬかを少し補いました。
今年は、そこに3割程度油粕も混ぜて補いました。


今年の春先に、ニンニクの玉の肥大期に、草が伸びてしまい草負けしてしまったので、今年は踏み込み温床の壁に使ったワラを敷きました。


以上3点の改善の成果は、来年6月の収穫時にわかります。

明日に、つづく

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