ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

本番に向け準備着々!

2015-08-01 13:44:57 | 演劇

 いよいよ明日に迫った菜の花座公演『お遍路颪』。いやあ!暑い、暑い。なんせコンクリートむき出しの野外劇場だもの。9時から始めて昼にはほぼ完成。秩父第34番観音霊場、水潜寺門前の宿屋「新井屋」が出現した。真っ昼間の照り返しの中では、なんとも味気なく殺風景さは否めないが、日も傾いてくればまた雰囲気も出てくることだろう。そう、舞台は本番でどう見えるかが勝負、後ろががちゃがちゃだろうと、やっつけ仕事だろうと構うことはない。要は、見かけがものを言う。

 思いがけず風が強く、装置やテントが飛ばされないよう苦心したが、ウエイトを多用し、装置を円柱に固定するなど思いつく限りの工夫をして対応した。借りたテントも想定を越えた大きさで、舞台裏からはみ出してしまうが、まあ、しかたないだろう。その分、役者たちが楽屋としてゆったりと利用できるってもんだ。

 焼き付く日照り、昼を食べたらゆっくりお昼寝タイム。一人だって熱中症なんかなったらパーだからね。夜のゲネプロに向けて気力、体力を徹底的に温存しなくちゃ。ホールでの公演じゃ考えられないスケジュールだ。夕方5時前には早い夕食を取って、役者たちはメイク、6時半からのゲネに備える。その間、スタッフは裏方の打ち合わせその他で舞台を支える。

 心配なのは、お天気。明後日からは安定して晴天が続く、でも、明日は北からの冷たい大気が入り込み不安定、雷雨の恐れもあるって。おいおい、なんてことだい。よりによって、明日かよ、崩れるのは!ただ、一日通して降るってことじゃないようだ。雷雨!ってことは、時間が違えば、なんとか遂行可能かな?うん、本番直前にどしゃ降りにでもならない限り、公演実施!そう決断してすべてを進めよう。弱気になれば、雷様にだってつけこまれる。なにがなんでもやるんだって気迫で雨雲を追っ払おう。

 て、ことで、夜のゲネもやる。明日の本番もやるからね、ぜひぜひぜひ、見に来てくださいな。

 

 

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