畑の耕作権?を移譲されて3年、野菜たちの育て方もコツを掴みつつあるなぁ。まだまだ、種まき早すぎて、お化け然と育ち過ぎた茎立ちとか、地力を見誤って結球いまいちの白菜とか、失敗はあるが、まず、ほぼほぼ狙い違わず収穫できるようになってきた。
育ち具合だけじゃなく、数量の方も消費規模に見合った出来におさまるようになってきた。山形青菜、去年までは作り過ぎて、半分近く畑に置き去り、青菜よごめん!状態だったが、今年はほとんど無駄にすることなく収穫した。
株元から刈り取って水洗いし傷んだ外葉をむしり取り、計ってみれば、16キロ!ほれほれ、お見事、漬け樽一杯、的中だぜ。
溢れかえっちゃいるが、ここに4%の塩を振って、ぎっぎと詰め込み押し込み、30キロ超の重石をすれば、すぐに水が上がってしんなりとするはずだ。が、心配なので、同じく4%の塩水を2リットル作って差し水した。
これでまずは第一難関突破!この大樽一杯で、来春の3月いっぱい青菜漬けが楽しめる。ちょっとしなこい葉っぱの部分は青菜入り松前漬けにする。すでに仕込んである赤かぶ漬けもあるし、さらに本命白菜キムチも出来上がる。豊かな冬の漬物ライフ、万全だぜ。
それにしても、漬物なんて以前は嫌いだったのに、こののめり込み様はどうだ?年取って嗜好が変わったか?それもある。が、やっぱり、自分で作ってるってことが大きいんだぜ。自ら手掛けたものは何だって愛おしい、美味しい!たとえ、出来損ないだってね。おっと、山形青菜、出来損ないなんかじゃない、違うさ、違うとも。