ええーっ、今から来年の公演の話しぃぃぃ?早いんじゃない?
いいや、先走りでも勇み足でもない。次年度の計画なんて前の年からすでに決まっているんだぜ。だってそうだろ、ホール押さえる必要あるもの。こっちの事情も伝え、他団体の予定など配慮しながら、プラザの話し合って、公演日時を決定する。ついつい忘れて申し込みが遅れたりすると、ほら、去年みたいに12月24日クリスマスイブしか空いてなかったり、何年か前のように1月中旬、冬真っただ中で公演したりって、団員からのブーイングの嵐に耐えにゃならんのさ。おっと、お客さんも、大変だ。そうそう、今年も、この冬一番の寒さでホール内の温度上がらず、不満爆発だったし。
さて、その2019年計画だ。シニア演劇学校もなくなったし、シニア演劇全国大会への参加も取り止めたから、ゆったりゆとりのスケジュールになったぜ。
まず、冬場1月2月はしっかり休養、3月から始動して6月16日(日)に春公演。もう春じゃないか。念願の3か月半の稽古期間を保証したからな、文句あっか?!秋の公演は11月24日(日)。昨年まではシニア演劇学校の本公演が入っていた日程にすべり込めた、よっしゃ!これまた、盆明けから稽古開始でほぼ3が月半、いずれもじっくり取り組むことを主眼としての日取り設定だぜ。『ガード下★魔女は踊る』が2か月半と短すぎる仕上げで苦しんだからね、もう同じ無理、無茶、無謀はできない。12月、雪の到来にビビりつつの本番てのも、こりごりだしな。
で、爆笑コント大会をどこに入れるか?こっちは高校演劇部の年間スケジュールとの兼ね合いが最重要、未来の演劇人育てなくっちゃな。彼らの定期公演や地区、県大会を避けて決めるとなると、思い切って夏真っ最中、8月4日(日)ということにした。夏休み中だ?そんな部活に夏休みなんてあるか!おっと、以前のブラック体質でちまった、いかん。ここなら、菜の花座メンバーも春公演後、しばし休養の後、コント練習に集中できる、なっ、いろいろ考えてるだろ。
どうせ決定してるなら、公演の時にチラシ入れようぜ。まっ、半年後まで覚えてる観客は少ないだろうが、頭の片隅ににゃ残るんじゃないか?「そうか、菜の花座は年に2回、春と秋なんだな。」ってね。さらに、刻印を鮮明にするために、どちらの公演も、演目を事前告知することにした。
春は、歌とダンスのコミカルステージで中世ものを。えっ!中世?!秋は、『女たちの満州』『予兆 女たちの昭和序奏』をシリーズとして引き継いで、『女たちの昭和』シリーズ第3作を作ることに決めた。いいのか?今から、そんなかっちり型枠はめちまって。なんかアイディアあんのか?ない!そんなものは全くない。すべて直観だ。初めから題材とか時代を決めちまうのは、たしかに、不自由だよ。だが、進む道がくっきり見えてりゃ、その道筋をたどるしかないわけで、砂漠の中で路頭に迷って行きくれるってことはない。まっ、笑点なんかのお題頂戴ものだって考えりゃいいのさ。これと決めた道の先に何があるのか、恐ろしくもあり、楽しみでもある、そういうことだぜ。
菜の花座も、定期公演には常に300を超すお客さんに来ていただけるようになってきた。次に向けて、準備怠りなしですよ、ってところを見知っておいてもらうことも大切なことなんだよ。ホームページもフェイスブックも少しずつ浸透しつつある。さらに、活字世代のファンには菜の花座通信(仮題)も発行、発送することにして、その態勢も整えた。もっともっとん観客と密着し、愛される演劇集団になって行かなくっちゃ、ってことだよ。