ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

焼き芋の季節だぜぇ!

2018-12-21 10:03:52 | クッキング

 「焼き芋ぉ~~~、石焼芋ぉ~~~~」の売り声が聞こえる。えっ、ここ、純、純、純農村地帯だぜ?!街中と違うぜ、売れんのかい?こんな所で。ここらじゃどこの家だってサツマイモ作ってるだろ。ただ、芋焼くだけのことだぜ。まっ、焼き芋トラック回ってるってことは、買い手もあるってことなんだろうな。ただ、作るにゃ楽でも、日持ちさせるとなると、このサツマイモってやつは、やたら気難しい。気温が5℃を下回ればたちまち変質しちまう。まぁな、根が南国育ちだからな。

 我が家もご同様、収穫直後には嬉し珍しで、せっせと食べているものの、いつの間にやら縁と遠くなって、気付けば、あっちやぁぁぁ、腐ってらったぁぁぁ、の繰り返しだった。でも、今年は心を入れ替えた。なんせ、空前?の大豊作だしな。食う気まんまん、無駄になんかするもんかい。まず、秋うちにはどんどん人に上げる。そして、寒さもつのってくれば、他の作物とは別扱いの最恵国待遇!?今じゃ、ストーブの真ん前、段ボールを寝床に惰眠を貪っている。さらに、その上には、ネコもどかっと居座って、寒さしのぎは万全だ。

 すでにスイートポテトは2回作って、十分に楽しんでいるが、なんたって、大量の収穫だ。まだまだ残りは大量にある。なんとか食べていかにゃと思ってはいても、ほら、芋って腹膨れるだろ、それに太るし、準主食だから。天ぷらとか味噌汁に入れるったって、そんなの微々たるもんだし。一番の消費形態は、そう、焼き芋なんだよ。手軽だし、はかが行く。ただ、どうやって、芋を焼くかってことなんだな、問題は。

 突破力は神さんが持っていた。うーん、焼き芋って言やぁ、女の嗅覚だわな。何故だ?

 ストーブの下で埃まみれになってた石焼土鍋!そうか、こいつがあったんだ。すっかり忘れてた。直火用だけど、ダッチオーブンみたいにストーブの中に突っ込んでもいけるかな?よしよし、ものは試しだ、やってみよう。薪が燃え盛った後、熾火になったところで、芋を仕込んだ土鍋を入れる。じっと我慢の30分。途中、火力が落ちて来たので、薪を押し込み炎を掻き立て、さらに10分。

 ストーブの扉を開けると、おっ、香ばしい香りが!

 竹串で刺して、中まで火が通ったことを確認して、土鍋ごと取り出す。ほぼストーブ内の温度まで上がっているから、ストーブ専用の厚手の皮手袋だ。蓋を開ける。さらに、甘く食欲そそる香りが広がる。

 芋を取り出し皿にのせて、待望のストーブ石焼芋にかぶりつく、なんてことはできない。熱いんだよ、芋も。冷めるのを待ってたんじゃ、この熱々、ふはふはは味わえない。必要は工夫の母、軍手はめて食えばいいんだ。二つに割って、皮剥いてなんて軍手じゃ無理、中央に穴を開け、そこにスプーンを差し込んですくい取り、口に運ぶ。

 おおっ、このねっとりとした食感、粘りつくような甘み、そして、芳醇な香り!このどれもが石焼だからこそだな。蒸したり煮たりしたらこの濃厚さは得られない。ストーブを前で味わう、冬の美味!いやぁ良い者ものに出会えたぜ。これで小腹減り対策は万全だ。

コメント
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