ステージおきたま

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認知症サポートコント、今年度終演!そして、警察表彰!!

2018-12-07 09:55:08 | 地域文化

 認知症サポートコント、今年の出前もすべて終わった。たしか、最後は、犬川小学校?違ったか?ご、ごめん、出演者の皆さん申し訳ない。もう、ついついお任せしたっきりだった。実は、今年何回公演したかもわかってない。座長失格!でも、出演メンバーは強力だから、つつがなく町内すべての小中高校でコントを披露してくれた。

 認知症の人たちへの理解を深め、自然なふるまいで接することができるように、との講座。その前座を菜の花座のコントチームが担って来た。今年で3年、通算公演回数は間違いなく40回を超える。中心メンバーは昼の時間が自由になるシニアだが、時には若手も手を貸して、劇団上げての活動だった。

 作った作品は2本、認知症ジイサンの誇りとせつない失敗を描いた『リスペクト爺さん』と、寄り添いロボットが認知症者の心の大切さを教える『記憶呆けても、心は達者』。

 どちらも、子ども扱いしたり、馬鹿にしたりせず、敬意をもって接することの重要性を伝えたつもりだ。コントだから、面白可笑しく進めねばならないが、笑いが認知症者へのあざけりにならないよう工夫をしなければならない。このバランスが一番難しいところだ。綱渡りのような台本をシニア役者たちの大らかな人柄が見事に演じ通してくれた。主催の町役場健康福祉課も喜んでくれていたから、こちらの意図はしっかり伝わったってことだろう。

 その3年間の地道なお手伝いが、警察署が認められ、表彰していただくことになった。詳しい名称はわからない。地域の高齢者見守り運動への貢献ってことなんだろう。あるいは、どちらの作品でも地元の駐在さんに特別出演してもらったから、警察を身近なもにしてくれた、って感謝かな?それはないか。

 12月28日米沢警察署で授与される。その後、町役場に回って町長に報告してくれってこも伝えられた。テレビや新聞記者呼んで、宣伝したいのかな。川西町の名も上がり、菜の花座の知名度が上がればそれに越したことは無い。

 式と報告には、中心になって担ってくれた役者たち数人が出席する。本当に、ご苦労さんでした。彼らの頑張りで、地域に生きる菜の花座、知ってもらえたな。

コメント
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