自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

母と娘 ~ 読者のご意見を反映して・・・(3)

2012年07月11日 | 介護と自然治癒力

ゆうこさんのブログ読者コメント欄の

ご意見から : 

介護の扉”母と娘”(2)のお話しの続き・・・・


私自身、今は、ゆうこさんのように、

少しはゆとりが出てきたのかな~と感じている。


”介護する”という意識から

”介護させていただく”の気持ちを

自分が心底 持てることができたなら、

双方が幸せだと思う

ここでの ゆうこさんの投稿文のキーワードを

列挙させていただく。

安心と温もり、

感謝、

介護させていただく=修行に繋がる意識

”ゆうこさんの体験”に 自分はゆうこさんの心情

と努力されてきた年月を想像して、

一つぜひ、お聞きしたい箇所があった。

それは、相手を対等な一人の人間として

付き合う~という言葉だ。

認知がすすんで自分の家族の名前すら

覚えていない、

亡くなった身近な家族の名前も出てこない

被介護者の場合、どのような形で、

対等な人間として向き合えるのかという

疑問である。


介護現場では、まず、被介護者が明らかに

理に合わないことを言ったり、

要求したりしても”拒まない”という態度を

まずとる。

相手に会わせるのである。

”そうですね。そうしましょうね”と。 

なぜなら、”No=ノー”のニュアンスを少しでも

含む返答を介護者がしたとき、

被介護者は自分の言っていることを否定された

と思い、ただならぬ腹立たしさを感じて、

心を閉じてしまい、話を受け付けなくなること

が多いからだ。


対等な人間として扱う~というスタンスについて、

ゆうこさんに改めて質問させていただきたい。


どこまでの介護度の範囲で当てはまると

考えられているのだろうか?

しかし、私はゆうこさんの 相手を人間として

認めるという、ご意見に賛成する。

母が理不尽なことを言ったとき、今までは、

受話器をそばに置きっぱなしにして、

何度でも繰り返す話、特に被害妄想からくる怒りの話

に 最後までつき会う”ふり” をしていた。


最近は違ってきた。

あえて 母の魂に届くように、私の本音を、

相手がわかるはずだという確信を持って、

一人の人格者に向き合うつもりでとこう語る。

続く・・・・


自然治癒力セラピー協会オリジナル:無断転載お断り

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