自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

エディ夫人と般若心経(3)

2023年11月22日 | 健康と直結する”一元論”について
 

"恐怖が病を造っている" の現代の体験者  2023年11月22日
***********************

引き続いて、クリスチャンサイエンス創始者のエディ夫人
の言葉から・・・

聖典によれば,病人は決して薬剤や衛生学,
その他いかなる物質的療法によっても,
本当に癒されることはない。

これらの方法は,問題の矛先をそらし,
子供が快適に眠れるよう甘いシロップを与え,
恐怖を鎮める鎮静的な、一時的役目を
するにほかならない。”(*1)
 

”聖典”とは、聖書をさしているのでしょうか?
実は、エディ夫人のこの言葉と同義な教えを
インドのヴェーダ哲学(ヒンズー教の大本)では
述べています。

薬剤や衛生学,その他いかなる物質的療法
よっても,本当に癒されることはない。”

と、いう、インドのリシといわれる、聖者たち
の言葉を集めた本が、想いうかびます。

実は、”本当に癒される”というところが、ミソで、
症状がなくなり、一時的に健康と診断されても、
それが、本当に癒されているのか?_
”再発の心配はないのか?
という疑問が残る限り、本当に癒されていない
のかもしれません。

”本当に癒され”ているのなら、病の本源を断ち切って
しまったわけで、再発はあり得ないでしょう。

これらのリシ達の考え方は、”本当の病の原因は、
私たちの心にある”というのです。

心の中にある、病を表している”何か”を徹底的に
排除するか、あるいは、心持を、次元を超えた
アセンションをするほかない、ということになります。

次元を超えたところへのアセンションとは、
三次元に束縛されている心を、高次元に解き放ち
肉体意識を超越する、という意味でもあります。

エディ夫人の言葉も、このあたりを、ついているのだ
と思います。

つまり、病とか不完全な状態は、私たちの、
心の振り向け方と強い意識で、消える代物だというわけ
です。

それで、エディ夫人は、薬を含む物質療法は、一時的な
”気を紛らわせる”手段だと表現します。

”気を紛らわせる”というのは、どういうことでしょう?

”薬”を飲んだから、”良くなるだろう”と患者の恐れを、
薬によって安心に代替えすることに、ほかなりません。

つまり、心と意識を、プラスに振り向けるスイッチの
役目です。

いわゆる、”名医”と呼ばれる存在。

彼らは、患者との間に人間的なつながり、や、信頼関係
をつくるに足る人格者であったことでしょう。

そういう名医が、患者に、薬を、”これで良くなる”
と言って渡せば 患者に、安心感と自信を与え、
その心持でさらに、”思いは実現化する”の法則どおりに、
良くなっていくことでしょう。

安心感は、なによりもの、自然治癒力の発動に影響を
与えます。

もちろん、名医の出す薬にも、効力はあったと思います。
その効力を、どのくらい、発揮させて、持続させ、
自らの、生命力につなげるか・・というところが、
その名医の名医と呼ばれる手腕だと思います

実際、患者が医師の言葉を信頼して、、’良くなる”確信したら、
身体は、すでに良好に向かう方向に、動き始めています。


さて、ワクチンの効用や効果、副作用など、いろいろと
議論が、出ています。

今までの私でしたら、即座に、ワクチンは打たない方が
良いという結論を口にしていたと思いますが、最近、
少し、変わってきました。


それは、人の自然治癒力は、ワクチンに対しても、
薬の副作用にも負けないだけの、強いものでは無いのか?
という考えが出てきたからです。


以前、インドの実際に存在したヨギ(聖者)のお話を
書きました。

かいつまんでお話すると、聖者に、毒をもった男が
いたのです。

が、毒は、実際飲んだ聖者には効かずに、反対に、毒を
もった男が苦しみ始めたという目撃者の証言です。

聖者がその結果について一言、理由を、こう添えました

”私の身体が、神が創られたという真理を知っていることで、
毒に反応せず、私の心は、すべての者同士、繫がって一つ
いうことを知っているがゆえに、私の代わりに、お前が
苦しむことになった”


そして、もう一つの実例があります。

それは、ゴルフボール大の腫瘍が あちこちにできて、
骸骨のように痩せこけ、首も支えていられないほどの
女性が、二週間ですべての症状が消えた実話です。

彼女の名前は、アニタ ムールジャー二。

医師たちが、死の宣告をだす寸前、あの世に移行し、
そこで、本当の自分の価値を知り、”恐怖が癌を造っていた” 
ことを、深く知り、それを伝えようと、癌で苦しむ体
に 三途の川を渡っている最中に、戻ってきた魂の持ち主
です

これは般若心経でいう、”恐怖”が”顛倒妄想”を創り出し、
その一つが病であるということを、証明してくれている、
現代の実証例です。

 


 
*1)"Christian Science " 創始者,マサチューセ
ッツ形而上学大学学長で,ボストン市所在第一
科学者キリスト協会名誉牧師の メリー・ベーカ
ー・エディ女史が残した,"Science and Health
with Key to the Scriptures", New York, in 2012
(邦題: ”科学と健康” )
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