”愛を持ちなさい” 平成25年4月1日
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ヴィデオで 自分の”心のグル”(印度・サイババ師)の
葬儀を見た。
その葬儀の流れは、師の生前説かれていた、
エカム・サット(万教帰一)の教えのままに、
追悼が行われていることに気がついた。
同時に、グルの言葉を想いだしていた。
それは、ヴァカバッド・ギータ(印度の古代叙事詩の聖典。
”マハバラータ”の中の章)
の書かれた時期についての言及だった。
ヴァカバッド・ギータの主人公はクリシュナ神である。
歴史上実在の人物だったという。
クリシュナの生きていた年代は、
”BC5,800年ごろの話”だとサイババ師は語った。
そして、その前に書かれた”マハバラータ”の主人公、
ラーマ王子は、さらに古く、”2万年前の話”だといい、
クリシュナの時代に至るまでには、1万5千年間の長い月日
が流れていると確言された。
すると、アメリカから来た信者の一人が、師に聞いた。
”科学者は 人間の先祖の歴史を浅く語っているが、実際は、
もっと長い歴史があるのですね~”と。
師は、答えた;
“そのとおり。
科学者というのは、人間の現在意識の中だけで物事を
究めようとしているが、真実は、すべて、意識の外
(super consciousness)に出なければ
わからない~”と応え、言葉をつづけた。
”サイアンテスト(科学者)は聞く。
‘What is this?”’
一方、セイント(聖者)は聞く。
‘What is that?“ と。
This は近いところをさす。
That は遠いところをさす。
科学者は 目の前の事象を観て、これは何だ?と
問い詰めるが、聖者は 人間の意識を離れたところ
にある、真理をつきとめようとする。
意識の外にある真理、それが あれ=that で、
意識の中の事象、これ、それが科学者の求める
これ=’this’ だ。“
引き続いて、グルはこんな話をした。
“3つの”W”を大事にしなさい。
”Work = 働く”の”W”、
”Worship = 真理への崇拝”の”W”,
”Wisdom =智慧(般若の智慧)”の”w”の三つだ。
現代人は、違う W を 後生大事にしている。
それは、”Women=女”
と”Wine(Whisky=酒”、
そして”Wealth= 富”
の3つの”W”だ。“
そして、最後にこんな話をされた。
”誰も生まれつき悪い人はいない。皆、愛しあうのだ。”
すると、アメリカ人が聞いた。
”そうは言っても、なかなか、虫の好かない人やずるい人が
いるものです。”
スワミ(師)は答えた:
”それは”誤解”がもとになってそうなる。
その人がずるい人だというのは、その時の状況で、
その人が永遠に”ずるい”わけではない。
それは、”習癖”とか、”習慣”からくるものもあり、その人が
ほんとうに”悪気” があるとは、限らない。
人の性格は、そうやって、一時的なものであり、常に変化
しているものだ。
”生まれつきの性格”とか言っても、所詮、一時的なものだ。
”不仲だったり、調和が取れない関係”といっても、誤解が
大きな原因だ。
”愛”を持ちなさい”
続く・・・・
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