局の道楽日記

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生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

猪口少子化大臣の勘違いってお姫様ドレスだけじゃなかったのね

2006-05-25 15:14:53 | 様々な思い
少子化が問題視されるようになって久しい。けれど、歯止めがかからない。
猪口少子化担当相の乳幼児手当ての拡充と出産無料化の打ち出し、それに対する 専門委員の抗議問題など記憶に新しい。

すべての出産を無料化したら国家の財源に莫大な負担がかかるだろう。しかし、その場でたとえ3,40万もらえたとして、だったら子供生んじゃおう♪って考える人ってどのくらいいるのだろう?あんまり国民の知性ってもんを馬鹿にしないでもらいたいものである。
はっきり言って出産や子供の小さい時の子育て費用なんてタカがしれている。本当にお金がかかるのは 塾だ 進学だと我が子にある程度の教育という資産(と私は認識してる)を与えなくてはならない期間になってからである。夫の働きだけでそれがまかなえる家庭はまだいいが なかなか今の世の中、夫婦二人で働かなくては子供に満足のいく環境を与えるのは難しいのが現状だと思う。

それに、若い金のない世代の夫婦のためになるというが(キツイ言い方かもしれないが)出産費用を用意できないほどのカップルに子供を産んで育てる資格があるのだろうか? 出産費用やその後の計画など妊娠する前に最低限備える問題なんだと思うけど。
やはりまともな夫婦が生もうとしたときに考えてしまうのは、子供を生んでから、どのように育てながら働いていけるか? 根本的にはこれからの日本が子供にとっての良い社会となりうるか?ではないだろうか。そのための対策にこそ 税金は使って欲しいものである。
だいたい、産科、小児科医が不足してるってことだって 少子化を多角的に見てこなかったいい証拠だと思う。里帰り出産もできなきゃ第二、第三子を産もうって気になるわけないだろに。

ほんとに猪口様、冗談はあのベルサイユのバラドレスだけにしてよね。センスがないのはファッションだけじゃなかったのねって感じですわ。ほんとに子育てしてきたんかいな?


最後に思うこと 私の今までかかわってきた女友達の中で 抜きん出て優秀な女性たちに限って 残念ながら小無しである。医師、公認会計士、一級建築士などプロフェッショナルな仕事をこなし、美しく、センスよく、かっこいい彼女たち。いつも あなたたちのDNAが後世に残らないのはもったいないよ~ と内心(時には面と向かって言っちゃうけど)思っている。
彼女たちも結婚するかしないか、子供を生むか生まないか で 折々に悩んだろう。けれど、自分のキャリアを伸ばして行く過程で子供を生むことをあきらめてしまった事がうかがえてしまう。
ますます手遅れにならないうちに何とか解決策を打ち出して欲しいものである。





コメント
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