局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

ルーツ

2007-01-03 13:53:03 | 様々な思い
昨日はやはり里帰りしてる親戚が家族で遊びにきた。30代前半の子で今渋谷区に住んでいる。彼女の夫は12才年上のジャマイカ系カナダ人だ。はっきり言って地方に住み、しかも保守的な我が一族、しかも、お嬢大学英文科卒の日本的美人の彼女の国際結婚には親戚中度胆をぬかれたもんだったのですが…
しかし、何度かお相手に会って納得した。ハンサムでクールと言っていい黒人男性、しかも知的で紳士的。カナダに住む父親はこっちでいう文科省の官僚のような立場で、彼はIT関係の日本支社に勤務している。おまけに二人の間には将来ちょっと褐色がかったWaTのウェンツみたいになりそうな美少年の一人息子がいる。

そのカップルが今熱心に取り組んでいるのが、自分達のルーツを探る事らしい。なんでも 家系図を作成するソフトがあるという。家の父がいよいよ親戚中の長老になりつつあるので、話を聞けるうちに聞いておこうと言うつもりらしかった。
仏壇の過去帳(写真)や、一番昔のアルバムなど取り出してきて、昨日の午後はみんなで家系図の作成作業をした。ただきちんと記録として残るのは父の曾祖父の代、せいぜい明治の初期までであり、それ以前は滋賀から出てきたらしいよ、くらいしか情報がはっきりしない。父もそれ以前の事は、亡くなった父や伯父たちから聞いたおぼろな記憶しかなく、もっときちんと聞いておけばよかったと後悔していた。
確かに、そういう過去の事はそのうちと思っていても、日常にまぎれ、気が付いた頃にはそれを知る人たちの記憶が薄れ、その人たち自体もいなくなってしまう。
しかし、過去を探る事は自分がこうやって存在していることを改めて考えてみる事や、子供たちに何か伝える事のきっかけになるかもしれないと思う。
それを気付かせてくれたのが、国際結婚カップルって事がなんだか皮肉だけど…
さっき彼らから電話があり父の兄を訪ねて、文化年間までわかったと報告があった。続きは東京で見せてもらおうと思った。
あと、母の方のルーツ、こっちも割合おもしろそうなのでこれは弟と一緒に調べてみたいと思った。
コメント (4)
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