年末に急病で入院した友人がいる。
普段とても元気で日本のみならず世界中飛び回っている女性だけど、なんと
夜中に痙攣をおこして救急車で運ばれ、検査してみたら 大きな脳腫瘍が二つ
あったということだった。
脳腫瘍って 聞いただけで重病、恐ろしい病気って感覚があった。本人は発作の後は
入院して結構元気だったし、手術まではやることないからと外泊許可が出たりして
何度か顔を合わす機会があったのだけど、悪性だったら5年生存率も低いし、また
オペの後遺症が残ってリハビリなんていうのも辛そうだしなあって悲観的なことも
考えざるを得なかった。
10日に片方の言語中枢に近いほうの腫瘍を取るというオペがあり それは命に
かかわるとの事だった。
朝 8:30 オペの始まる時間から一日なんとなく落ち着かなかった。
だけど 彼女のお父様から 午後四時ごろに連絡をいただき、オペは無事終了
しかも良性だったという知らせがあった。
ひとまず安心したけど、開頭したわけだし 当分ICUだろうから一週間くらい
して落ち着いたらお見舞いに行こうと考えていた。
そしたら 2日後に本人からの携帯メール着
「無事生還したようです。手術後の一晩は頭痛と嘔吐で苦しかったけど、次の日
ICUで自力で立ち上がり普通のご飯を全部食べて車椅子で一般病棟に帰った・・
後略」
驚異的体力の患者とナースステーションで有名になったそうだ。
そして 昨日は本人から電話。しっかりした声で話し方も普通だった。一山越えた
感じなので明るい感じで 自分の言った冗談で自分で笑いながらも
「笑わせないで まだ 傷口に響くから」といいながら 結構長話してしまった。
そして、今日の昼間お見舞いに行ってきたのだが、部屋についたら彼女のベッドは
空だった。しばらくその場で待っていたら スタスタまるで健常者の足音・・・
まさか?と思ったら 元気な足取りで彼女が歩いてきた。
確かに頭は高校球児みたいに刈り上げちゃって包帯が痛々しいが、顔色もよく
やつれた感じもなく元気だった。
安心して ベッドサイドで馬鹿話を1時間・・・
意識が戻ったとたんに 担当医に 良性ですか?悪性ですか? と 聞いた話。
病食の完食、朝 腹筋をしていたら担当医に驚かれた話。
数々の伝説を作っているらしい。
結果がよかったので こうやって 私も書けるけど、もし悪性だったら、もし
手術がうまくいかなかったら 彼女もあれこれ考えて眠れない夜も過ごしたに
違いない。
ただ、まだ反対側にもう一つの腫瘍が残っていて、一度退院してから近日中に
そちらも取るらしい。そちらは部位的には 最初オペしたところほど難しいもの
ではないとのこと。また痛みや苦しさはあるだろうけど 一度目のものよりは
楽観的なものらしい。
もう一度 伝説を作りながら完治してほしいと思う。
普段とても元気で日本のみならず世界中飛び回っている女性だけど、なんと
夜中に痙攣をおこして救急車で運ばれ、検査してみたら 大きな脳腫瘍が二つ
あったということだった。
脳腫瘍って 聞いただけで重病、恐ろしい病気って感覚があった。本人は発作の後は
入院して結構元気だったし、手術まではやることないからと外泊許可が出たりして
何度か顔を合わす機会があったのだけど、悪性だったら5年生存率も低いし、また
オペの後遺症が残ってリハビリなんていうのも辛そうだしなあって悲観的なことも
考えざるを得なかった。
10日に片方の言語中枢に近いほうの腫瘍を取るというオペがあり それは命に
かかわるとの事だった。
朝 8:30 オペの始まる時間から一日なんとなく落ち着かなかった。
だけど 彼女のお父様から 午後四時ごろに連絡をいただき、オペは無事終了
しかも良性だったという知らせがあった。
ひとまず安心したけど、開頭したわけだし 当分ICUだろうから一週間くらい
して落ち着いたらお見舞いに行こうと考えていた。
そしたら 2日後に本人からの携帯メール着
「無事生還したようです。手術後の一晩は頭痛と嘔吐で苦しかったけど、次の日
ICUで自力で立ち上がり普通のご飯を全部食べて車椅子で一般病棟に帰った・・
後略」
驚異的体力の患者とナースステーションで有名になったそうだ。
そして 昨日は本人から電話。しっかりした声で話し方も普通だった。一山越えた
感じなので明るい感じで 自分の言った冗談で自分で笑いながらも
「笑わせないで まだ 傷口に響くから」といいながら 結構長話してしまった。
そして、今日の昼間お見舞いに行ってきたのだが、部屋についたら彼女のベッドは
空だった。しばらくその場で待っていたら スタスタまるで健常者の足音・・・
まさか?と思ったら 元気な足取りで彼女が歩いてきた。
確かに頭は高校球児みたいに刈り上げちゃって包帯が痛々しいが、顔色もよく
やつれた感じもなく元気だった。
安心して ベッドサイドで馬鹿話を1時間・・・
意識が戻ったとたんに 担当医に 良性ですか?悪性ですか? と 聞いた話。
病食の完食、朝 腹筋をしていたら担当医に驚かれた話。
数々の伝説を作っているらしい。
結果がよかったので こうやって 私も書けるけど、もし悪性だったら、もし
手術がうまくいかなかったら 彼女もあれこれ考えて眠れない夜も過ごしたに
違いない。
ただ、まだ反対側にもう一つの腫瘍が残っていて、一度退院してから近日中に
そちらも取るらしい。そちらは部位的には 最初オペしたところほど難しいもの
ではないとのこと。また痛みや苦しさはあるだろうけど 一度目のものよりは
楽観的なものらしい。
もう一度 伝説を作りながら完治してほしいと思う。