局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

うるさい病人

2009-02-08 22:41:27 | 家族あれこれ(犬も含めて)
さて 香港A型インフルエンザにかかって自宅待機の息子、幸いだいぶ症状は軽くすみ快方に向かっている、というか昨日の午後あたりからまったく熱も下がって今は軽くせきこむ程度である。

タミフルの効くタイプだったこともあるが、予防接種の効果も多少あったのだろうか? 節々の痛みもほとんどなかったらしい。何より若くて体力あるってことですね。

元気だけど自宅で暇をもてあましている状態というヤツは非常にうるさくやっかいである。

まあ発病一日目は仕方がない。一応湯たんぽだ、熱サマシートだ、しょうが湯だ、と彼の部屋に運んであげた。ご飯も消化のよさそうな物を作って一人だけ先に食べさせたり 汗をかくので何度も着替え(夫のパジャマ)を持って行ったり。

しかし、昨日の朝から大分調子がよくなったらしく フラフラ居間まで降りてきてその辺を歩きまわる。娘は避難と称して友人の家に泊まりに行ってしまったからいいのだが、まだ十分ウイルスは撒き散らしているのではないだろうか?
その度に 「マスクして! マスク!」とか
「冷蔵庫に近づかないで! 欲しいものがあったら私が取るから!」と大声を出して止めていると
「おかん うるさいな~ 病人に対して慈愛の心がないねえ。」ときたもんだ 

そして朝から やめろというのに どうしても風呂に入るという。元々お風呂大好きだし、自分が汗臭いのに耐えられない。この方が身体に悪いと言い張る。
ぶり返しても知らないからね と言ったのに聞かずにお風呂に入ってしまう。
脱衣所から
「ぎゃ~ すげえこの肉の落ち方 見て見て!」と大声が・・・
のぞいてみたら裸の上半身、確かに肉が落ちてアバラが出ている。頬もこけたし、一日の熱でやはりダメージは大きい病気なのね。年よりが罹ったら死ぬはずである。

トドメは前日に汗をかきまくったため夫のパジャマももう在庫のない状態で、娘のストリートダンスの時のデカパンをはいていたが、それでトイレに入ったあげくのことである。

「やべっ!」と大声。
「どうしたの?」と聞くと
「やっぱり末梢神経がおかしくなってるみたいだ。止まったはずのショー☆ンがパンツあげた後にも出てきた」
「やだ~ あんた 子供じゃないんだからさ~」
「子供っていうか これジイサンの症状だろ 残尿っていうかいつまでもショ☆ベンが止まらないのって。やだな~ こんなのが日常になるんじゃ 俺、年とりたくないよ」
「そんな遠い将来心配してるヒマがあったら着替えなよっ」
「そう耳元で怒鳴るなよ~ ホントおかあ 看護師とか介護士には絶対むいてねえな」

自分でも向いてないのは自覚してるよっ 

そして発病した日に寮に注文してあった新しいパソコンが届いたとかでタクシーで家に来る時にその包みを運んできた。ちょうどセットアップするにはちょうどいい時間がとれたわけだが、段ボールや梱包材は散らかりまくり、取説やCDで居間のテーブルは占領され、普段私が好きなように使っている空間がすっかり乱雑になっている。



↑上半身薄くなった息子

ホントに世話がやけるうるさい病人である。


おまけに昨日も今日も「お見舞い」と称して遊びにくるM子・・・
二人でマスクをして居間を占領しているので私が遠慮して自分の寝室にこもっている状態である。別に一緒に居てもいいんだけど気を使うのもお互いめんどくさいし、おかげで昨日今日と3冊本を読んでしまった。

またM子お見舞い編は明日に続く(ど~でもいいけど)


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする