局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

ニュームーン

2009-12-03 17:24:50 | 見る(映画 劇場 美術館など)
水曜日はいつも絵付けや仕事が入っていて比較的忙しいのだが、昨日は予定がなかったので、前作を観て続きが気になっていた映画に行こうと思っていた。

絶対オットの趣味ではない分野だしレディースデイってこともあり、たまには一人で気楽に観ようとしていたところ、友人 昼行灯が「最近局ちゃんと遊んでない。つもる話もあるから明日会おうよ~」と言い出した。

私が映画を観るつもりと言ったら それじゃ付き合うという。続き物だから前作観ないとつまんないと思うよ と忠告したのにそれでもいいという。

じゃ どうぞってことで ムジカフェでランチ
何か話があるのかと思ったが、最近始めたフラワーアレンジメントの仕事の愚痴であった。
おっとりとした天然奥様系昼行灯だが人間観察は秀逸&結構お口に毒がある。

ランチを食べつつ盛り上がってしまった。


 昼ワインを楽しむ昼行灯

この日観る予定だった映画は ニュームーン トライライトサーガであった
前作トワイライト 初恋はDVDで観て面白かったのでこれは劇場でみようと思っていたのである。

永遠の命をもつヴァンパイアの青年と女子高校生の禁断の恋の話。抑えた色調の場面に美形のヒロインとヴァンパイア。ヴァンパイア好きな私の趣味に合う物語であった。



今回は 乱暴にまとめてしまえばヴァンパイアのエドワードに別れを告げられたヒロインが幼馴染のジェイコブに失恋の癒しを求め、結局戻ってきたエドワードとの三角関係の話である。おまけにネイティブアメリカンのジェイコブはオオカミ男の血統であり、ヴァンパイアが街に入ってくるとオオカミに変身するというDNAの持ち主なのである。

前回でまだ少年の幼さを残していたジェイコブ役のテイラー・ロートナー君がたくましくなっちゃって。出演場面の半分は上半身ハダカで肉体美を見せ付けていた。
「ええ身体してまんな」by昼行灯
人からオオカミに変身してヴァンパイアを襲うところのCGなぞは迫力があった。

しかし私が結構気を入れて観ているのに 映画の前半に気持ち良さそうに寝息をたてはじめる昼行灯。前作観てないからつまらなかったのかもしれないけど 昼ワインなんて飲むからである。

それに中盤から目を覚ましたのはいいが 小声で
「局ちゃん エドワードってイイ男だと思う~? 遠目はいいけどさ、アップだとなんかマヌケっぽくない~?」なぞとささやく。
実は私もスクリーンの大画面で見ると そこまでイケメンじゃないな~と思っていたところであった。

おまけに 「なんかさ 演歌歌手っぽくない? 着物が似合いそう ぷぷっ」とも・・・

 

次の瞬間 私の頭の中には ↑こういった画像の顔部分だけがロバート・バティンソンに置き換わった図が現れてしまった。

しかも、しかも その図がもっと発展して しかもヴァンパイア役の白塗り化粧と濃い眉と赤い唇の影響もあり・・・



   ↓



連想はここまで及んでしまったのである。(ファンの方 すみませぬ すみませぬ)

クソッ ちっともロマン方面で酔えなかったではないか・・・

そうなると せっかくのファンタジックな三角関係の恋愛場面に対しても

「彼とはかかわるな あいつは悪いヤツだ」と言うオオカミ少年ジェイコブには
「あんたが言うな」と突っ込みたくなり
終盤 オオカミに変身して エドワードと戦いを始めようとするジェイコブとの間にたちはだかって 「私のために争わないで!」と叫ぶベラのせりふを聞いたあとにはしばらく 竹内まりあの 「けんかをやめて」の曲が脳裏にリフレインするというありさまであった。

このヒロイン ベラ役のクリステン・スチュワートは本当に美人だと思うが、好きになる男がヴァンパイアに狼男 言ってしまえば究極のダメンズウォーカーではないか。
お酒でも飲みながら 「あんたもさ、せっかくこんなに美人なんだから、もうちょっとまともなオトコを見つけなさいよ」と肩の一つも叩いてあげたくなってしまう。

とは言うものの、ベラが自殺したと思い込んでイタリアに行ってヴァンパイアの掟を破って仲間による死の制裁を望んで 太陽の下だと輝きをはなってしまう自らの肉体を白昼人間の前にさらそうとするエドワード、間一髪で止めるベラ・・・

赤のコスチュームをつけた普通の人たちが妙に不気味で、走るヒロインの必死さが伝わって十分ドキドキする場面もあった。

「まったく あーたのおかげで予想外の映画鑑賞になっちゃったよ」と心の中でつぶやいて昼行灯と別れた。

せめてもと思って 地元の駅の本屋で



原作本を買いましたとさ 








コメント (8)
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