相変わらず節操なくなんでもありの趣味を露呈してしまいますが・・・
先週末は ジム友のジャズオ☆ガンのコンサートに行った。
日本で一人者の先生に師事している彼女、その門下生たちによる小さなコンサートだった。
ワインなども用意されていて、飲みながら演奏を楽しめた。
オルガンとドラムとギターの構成で。途中でカーテンが開かれると高層ビルの明かりが窓一杯に広がるこじんまりとしたなかなかおしゃれなホールだった。
美人だけど 天然不思議系でいつもジムのサウナでまったりした姿がおなじみの友人が、楽器を前にすると人が変わるのがびっくり。かっこよかった。
先生の演奏。バラード系の曲がすてきだった。
一緒に行ったジム友4人とイタリアンで新年会。
* * *
そして今日は今年初めての着物の会。
今日は 筝の会だった。毎年ウチの会では 紀☆井ホールや能楽堂などを借りて伝統芸能の会を企画して一般の方をお呼びしているが、今年はちょっと小規模にいつもの授業で使っているところで、小さく企画した会だったけれど。
筝曲 三弦のお二人の先生と 尺八の先生の三人の方による演奏会。
尺八の演者は東☆芸大の大学院卒 尺八専攻の女性初の修了者らしい。まだ独身の30代くらいの方。海外での演奏も多いらしい。
ソロで 一二三鉢返調という虚無僧音楽を吹かれたが 幽玄といった言葉が浮かぶ演奏だった。若い尺八演者は 尺八で新しい事をしようという傾向があるが、海外で尺八を聞こうという人たちは 禅から尺八に興味を持つので 却って古典的な曲が求められるらしい。
西欧のインテリの日本通って源氏なんかにも詳しいものね。それと同じってことね。
ワタシたちも本来の伝統芸能ってのも知っている必要があると思った。実際聞いてみるといいものだった。
箏との共演は わらべ歌集と 六段の調 春の海。 春の海はワタシの大好きな曲である。
宮城道雄氏が福山市の鞆の浦の海をイメージして作った曲。季節は違うけど、去年 おととしと広島に行って見せてもらった瀬戸内海のゆったりした波と光をたたえた光景が目によみがえってきた。
筝の演者の一人は 全盲の先生だった。生まれついての全盲で盲学校の音楽科で邦楽を学びコンクールで優勝して師範となり 全国各地で演奏活動、NHKFMなどでも演奏されている方だった。
ピンクの色無地を御召しだったが、着付けも全部自分でされるそうである。
たとうに着物や帯の色や種類など点字で書いておいて自分で選び、帯の体の正面に来るところに印をつけておくなど工夫をされて、着付けをする間は足袋をはかず、ハダシの爪先の感覚で着丈を決めるらしい。
「みなさんのような着物の研究されてる方の前に出るのは恥ずかしい」とおっしゃっていたが、えり合わせ 帯結びなどきちんと綺麗に御召しになっていた。
「色んなことをしてできるようになると 一つ一つ人生が開けていくような気がするんです」
とてもユーモアがあり明るい方だったが、やはり健常者より余分な工夫や努力がいるだろうし、それをあらゆる面で克服されてきた強さが垣間見られる方だった。
この着物の会もはっきり言って時々めんどうになることもあるのだが、普段の生活だと中々巡り合えない方の話を聞けたり 知らない分野の勉強になることがあるのでやっぱりやめられないな~とも思うのである。
ワタシも嫁に来るまで筝曲をやっていたので、今日の演奏を聴いてまた再開したいって気分もざわめきだした。しっかし邦楽のお金と時間を食うことはわかっているのでやはりためらいどころである。一旦始めると自分の首を絞めることになるのよね。
今日の着物は 仕立て下ろしの黄八丈。ワタシのあこがれの着物である。
この経緯はこの記事にあるが信じられないくらいの値段で仕立ててもらったお値打ち着物である。
今朝 仕付け糸をとりつつ思わずにんまりしてしまった。
この山吹色はカラー診断だとワタシのベストカラーらしい。生地も薄くて軽くて身体に馴染んで着易いこと。
自分で気に入った着物だとやはりみんなにも褒められて嬉しい一日だった。
先週末は ジム友のジャズオ☆ガンのコンサートに行った。
日本で一人者の先生に師事している彼女、その門下生たちによる小さなコンサートだった。
ワインなども用意されていて、飲みながら演奏を楽しめた。
オルガンとドラムとギターの構成で。途中でカーテンが開かれると高層ビルの明かりが窓一杯に広がるこじんまりとしたなかなかおしゃれなホールだった。
美人だけど 天然不思議系でいつもジムのサウナでまったりした姿がおなじみの友人が、楽器を前にすると人が変わるのがびっくり。かっこよかった。
先生の演奏。バラード系の曲がすてきだった。
一緒に行ったジム友4人とイタリアンで新年会。
* * *
そして今日は今年初めての着物の会。
今日は 筝の会だった。毎年ウチの会では 紀☆井ホールや能楽堂などを借りて伝統芸能の会を企画して一般の方をお呼びしているが、今年はちょっと小規模にいつもの授業で使っているところで、小さく企画した会だったけれど。
筝曲 三弦のお二人の先生と 尺八の先生の三人の方による演奏会。
尺八の演者は東☆芸大の大学院卒 尺八専攻の女性初の修了者らしい。まだ独身の30代くらいの方。海外での演奏も多いらしい。
ソロで 一二三鉢返調という虚無僧音楽を吹かれたが 幽玄といった言葉が浮かぶ演奏だった。若い尺八演者は 尺八で新しい事をしようという傾向があるが、海外で尺八を聞こうという人たちは 禅から尺八に興味を持つので 却って古典的な曲が求められるらしい。
西欧のインテリの日本通って源氏なんかにも詳しいものね。それと同じってことね。
ワタシたちも本来の伝統芸能ってのも知っている必要があると思った。実際聞いてみるといいものだった。
箏との共演は わらべ歌集と 六段の調 春の海。 春の海はワタシの大好きな曲である。
宮城道雄氏が福山市の鞆の浦の海をイメージして作った曲。季節は違うけど、去年 おととしと広島に行って見せてもらった瀬戸内海のゆったりした波と光をたたえた光景が目によみがえってきた。
筝の演者の一人は 全盲の先生だった。生まれついての全盲で盲学校の音楽科で邦楽を学びコンクールで優勝して師範となり 全国各地で演奏活動、NHKFMなどでも演奏されている方だった。
ピンクの色無地を御召しだったが、着付けも全部自分でされるそうである。
たとうに着物や帯の色や種類など点字で書いておいて自分で選び、帯の体の正面に来るところに印をつけておくなど工夫をされて、着付けをする間は足袋をはかず、ハダシの爪先の感覚で着丈を決めるらしい。
「みなさんのような着物の研究されてる方の前に出るのは恥ずかしい」とおっしゃっていたが、えり合わせ 帯結びなどきちんと綺麗に御召しになっていた。
「色んなことをしてできるようになると 一つ一つ人生が開けていくような気がするんです」
とてもユーモアがあり明るい方だったが、やはり健常者より余分な工夫や努力がいるだろうし、それをあらゆる面で克服されてきた強さが垣間見られる方だった。
この着物の会もはっきり言って時々めんどうになることもあるのだが、普段の生活だと中々巡り合えない方の話を聞けたり 知らない分野の勉強になることがあるのでやっぱりやめられないな~とも思うのである。
ワタシも嫁に来るまで筝曲をやっていたので、今日の演奏を聴いてまた再開したいって気分もざわめきだした。しっかし邦楽のお金と時間を食うことはわかっているのでやはりためらいどころである。一旦始めると自分の首を絞めることになるのよね。
今日の着物は 仕立て下ろしの黄八丈。ワタシのあこがれの着物である。
この経緯はこの記事にあるが信じられないくらいの値段で仕立ててもらったお値打ち着物である。
今朝 仕付け糸をとりつつ思わずにんまりしてしまった。
この山吹色はカラー診断だとワタシのベストカラーらしい。生地も薄くて軽くて身体に馴染んで着易いこと。
自分で気に入った着物だとやはりみんなにも褒められて嬉しい一日だった。