今週前半は着物でくれた。
私の所属する着物の会では年に一度 一年目の初級の授業を一般公開している。
それはゆかたについての授業なので季節柄一般の方にとっては無料のゆかたの講習会になっている。
私はこの一年 次の初級の人たちを募集する係だったので この講習会は私たちの着物の会を知らしめる良いチャンスとして、結構気合を入れて準備をして当日にのぞんでいる。
月曜日は自分たちの授業のあと 火曜日の本番のリハーサル。こと細かくタイムキーパーまでおいて着付けの手順の師範は同時にやってみる場面を準備する。
こういったことになるととても細かく完璧を期して準備する方々が多く A型のわりには 「いざとなったらどーにかなるだろ」ということに流れ勝ちな私もめんどくささを隠してA型らしく行動する → で 疲れる
そして火曜日 講習会本番。
元々の現初級の人たちが30人ほどいる状態で 一般の人もそれくらいの人数
初めての人には持ち物の点検から下着のつけ方、紐類や伊達締めなどの準備の仕方や締め方を個々に指導しておく。
さほど広くない場内はごった返して 若い娘からおばさままでの女性の香に満ちる。
いつもながらの先生の名講義。私たちの会はただ着付けだけではなく 着るものから見た文化史的な側面や語源 変遷などを学べるというのがウリ。
初めての生徒さんもひきつけられていたようで私語の一つもなく熱心に聴いていた様子。
初級の講師たちの着付けの指導も素晴らしく、身頃の重ね方も知らない、伊達締めの巻き方も知らなかったような若いお嬢さんが一時間の練習の後は 一人でそれなりにゆかたを身にまとって 帯も二種類自分で締められるようになっている。
去年に引き続き ゆかたの着こなし方 小物の持ち方などの簡単ファッションショーにはモデルwで出場。
韓国で買ってきたアンテプリマ風バッグと髪留めが役にたった。
帰りに初めての方たちからアンケートを回収したが、初めてなのに自分一人で着られたなんて! と感激している人が多数いた。
お互いの姿を写メしたりしてみんなニコニコ。
着物への入り口としてやっぱり自分で着られるって嬉しいんだろうな。
こうやってこの会に入る入らないは別として 着物を着る楽しさっていうのが少しでも伝えられたら私も嬉しい。
興味のある方はご案内いたします。
そして 水曜日。
やはり着物の会の年中行事で 歌☆伎鑑賞会に行く。
もうこのブログにも毎年この時期に書いている気がするが、主に中高生のためなんだろうか? 若手の歌舞伎役者が 歌舞伎の色々な基本についてレクチャーして その後 1幕くらいの演目を見せる。
昨日は澤村宗之介さんがレクチャー
神奈川の男子校の高3の生徒を舞台にあげて 太鼓をたたかせたりつけうちをしたり うちかけを羽織らせて女形の歩き方をやってみせたり・・・
わかりやすいシンプルな解説でよかった。
二人のオトコのたちも一人はマジメできちんとこなす優等生タイプ。一人はひょうきんでちょっと不器用だけど自然に何をやっても受けるタイプ。熱演が可愛かった。
演目は 歌舞伎十八番より ☆神(☆は鳴です)
わかりやすい歌舞伎のエッセンスをつめたような演目だったので 学生さんたちもあまり寝ている人はいなかったような気がする。
まあ言ってもしょうがないことだけど 雲の絶間姫の片岡孝☆郎さんは絶世の美女という設定にはいかがなものかと言う気もしないでもなかったが・・・
国立の二階の絵もいつ見てもいいね。今年はこの絵に注目!
終わった後に 食の伝道師FさんとAさん、着物の会仲間のEさんと四人で近くのイタリアンへ
この厚い重い木の扉が閉まっているとちょっと入りにくいが
中はとても陽気な空間である。
オーナーの ロカ☆ダ氏もいかにもラテン系。
Aさんと私が着物を着ていたら ベッロだかなんちゃらかんちゃら と とりあえず褒めてくれたらしい。ひとまずここに居てくれ、もっと良い席に案内するからと他の従業員から私たちに通訳させて、店の中央の良い席が開いたらすかさずそちらに移動してくれた。
着物の力って偉大なのであります。この日はでかける時に雨が降り出して着付けてしまったのを後悔したけど、こうなると現金なもので着てきてよかったな~と思う。
ランチは
前菜の盛り合わせ 左のオレンジソースの風味がするアオリイカが美味だった
メインはイベリコ豚 トマト煮こみ
パンナコッタとタルト
同行のEさんが食物のアレルギーがあり、ランチコースの食材の一部が食べられないものだったが、この店は代替として色々丁寧な提案をしてくれてとても親切である。
ちょっとだけ昼ワインと カプチーノで〆。 満足の行くランチだった。
今日の着物は黒地に桜柄の今年初めての単衣。
桜の柄って 桜の盛りの時と散り際を避ければ一年中着られるんですってね。
盛りの時は花と競っても負けるため(笑) 散り際に着ると季節から遅れてる感があって野暮ったくなるから避けたほうがいいらしいけど。
私はチビだから袷で黒地っていうとちょっと重くなる。(留袖なんかもイマイチ貫禄がついていかずに似合わないんだよね)
でも単衣の黒って軽やかでまだ似合う気がする。
私はホンキで 着物の良さってのを少しでも知って欲しいと思っているのですよね。絹屋の末裔として・・・ 消え行く伝統工芸が少しでも残ることを願って・・・
まあ いつもそんなに構えて薦めようってわけじゃないけど ワレワレ中年女性にとっては着物は七難隠すいいアイテムだよと知っていただきたいとは思っている。
私の所属する着物の会では年に一度 一年目の初級の授業を一般公開している。
それはゆかたについての授業なので季節柄一般の方にとっては無料のゆかたの講習会になっている。
私はこの一年 次の初級の人たちを募集する係だったので この講習会は私たちの着物の会を知らしめる良いチャンスとして、結構気合を入れて準備をして当日にのぞんでいる。
月曜日は自分たちの授業のあと 火曜日の本番のリハーサル。こと細かくタイムキーパーまでおいて着付けの手順の師範は同時にやってみる場面を準備する。
こういったことになるととても細かく完璧を期して準備する方々が多く A型のわりには 「いざとなったらどーにかなるだろ」ということに流れ勝ちな私もめんどくささを隠してA型らしく行動する → で 疲れる
そして火曜日 講習会本番。
元々の現初級の人たちが30人ほどいる状態で 一般の人もそれくらいの人数
初めての人には持ち物の点検から下着のつけ方、紐類や伊達締めなどの準備の仕方や締め方を個々に指導しておく。
さほど広くない場内はごった返して 若い娘からおばさままでの女性の香に満ちる。
いつもながらの先生の名講義。私たちの会はただ着付けだけではなく 着るものから見た文化史的な側面や語源 変遷などを学べるというのがウリ。
初めての生徒さんもひきつけられていたようで私語の一つもなく熱心に聴いていた様子。
初級の講師たちの着付けの指導も素晴らしく、身頃の重ね方も知らない、伊達締めの巻き方も知らなかったような若いお嬢さんが一時間の練習の後は 一人でそれなりにゆかたを身にまとって 帯も二種類自分で締められるようになっている。
去年に引き続き ゆかたの着こなし方 小物の持ち方などの簡単ファッションショーにはモデルwで出場。
韓国で買ってきたアンテプリマ風バッグと髪留めが役にたった。
帰りに初めての方たちからアンケートを回収したが、初めてなのに自分一人で着られたなんて! と感激している人が多数いた。
お互いの姿を写メしたりしてみんなニコニコ。
着物への入り口としてやっぱり自分で着られるって嬉しいんだろうな。
こうやってこの会に入る入らないは別として 着物を着る楽しさっていうのが少しでも伝えられたら私も嬉しい。
興味のある方はご案内いたします。
そして 水曜日。
やはり着物の会の年中行事で 歌☆伎鑑賞会に行く。
もうこのブログにも毎年この時期に書いている気がするが、主に中高生のためなんだろうか? 若手の歌舞伎役者が 歌舞伎の色々な基本についてレクチャーして その後 1幕くらいの演目を見せる。
昨日は澤村宗之介さんがレクチャー
神奈川の男子校の高3の生徒を舞台にあげて 太鼓をたたかせたりつけうちをしたり うちかけを羽織らせて女形の歩き方をやってみせたり・・・
わかりやすいシンプルな解説でよかった。
二人のオトコのたちも一人はマジメできちんとこなす優等生タイプ。一人はひょうきんでちょっと不器用だけど自然に何をやっても受けるタイプ。熱演が可愛かった。
演目は 歌舞伎十八番より ☆神(☆は鳴です)
わかりやすい歌舞伎のエッセンスをつめたような演目だったので 学生さんたちもあまり寝ている人はいなかったような気がする。
まあ言ってもしょうがないことだけど 雲の絶間姫の片岡孝☆郎さんは絶世の美女という設定にはいかがなものかと言う気もしないでもなかったが・・・
国立の二階の絵もいつ見てもいいね。今年はこの絵に注目!
終わった後に 食の伝道師FさんとAさん、着物の会仲間のEさんと四人で近くのイタリアンへ
この厚い重い木の扉が閉まっているとちょっと入りにくいが
中はとても陽気な空間である。
オーナーの ロカ☆ダ氏もいかにもラテン系。
Aさんと私が着物を着ていたら ベッロだかなんちゃらかんちゃら と とりあえず褒めてくれたらしい。ひとまずここに居てくれ、もっと良い席に案内するからと他の従業員から私たちに通訳させて、店の中央の良い席が開いたらすかさずそちらに移動してくれた。
着物の力って偉大なのであります。この日はでかける時に雨が降り出して着付けてしまったのを後悔したけど、こうなると現金なもので着てきてよかったな~と思う。
ランチは
前菜の盛り合わせ 左のオレンジソースの風味がするアオリイカが美味だった
メインはイベリコ豚 トマト煮こみ
パンナコッタとタルト
同行のEさんが食物のアレルギーがあり、ランチコースの食材の一部が食べられないものだったが、この店は代替として色々丁寧な提案をしてくれてとても親切である。
ちょっとだけ昼ワインと カプチーノで〆。 満足の行くランチだった。
今日の着物は黒地に桜柄の今年初めての単衣。
桜の柄って 桜の盛りの時と散り際を避ければ一年中着られるんですってね。
盛りの時は花と競っても負けるため(笑) 散り際に着ると季節から遅れてる感があって野暮ったくなるから避けたほうがいいらしいけど。
私はチビだから袷で黒地っていうとちょっと重くなる。(留袖なんかもイマイチ貫禄がついていかずに似合わないんだよね)
でも単衣の黒って軽やかでまだ似合う気がする。
私はホンキで 着物の良さってのを少しでも知って欲しいと思っているのですよね。絹屋の末裔として・・・ 消え行く伝統工芸が少しでも残ることを願って・・・
まあ いつもそんなに構えて薦めようってわけじゃないけど ワレワレ中年女性にとっては着物は七難隠すいいアイテムだよと知っていただきたいとは思っている。