局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

観劇で色々

2010-06-08 22:42:45 | 見る(映画 劇場 美術館など)
さて スカーレットピンパーネル

フランス革命の終わりごろのフランス。ロベスピエールの恐怖政治に反発したイギリス貴族がスカーレットピンパーネルとして罪がなくギロチンにかけられようとしているフランス貴族を救う活動をしている。
それに 歌姫マルグリットが彼と結婚するが、お互いの秘密を持っていることから信頼がゆらいでしまう。
その政治活動と夫婦間の思いとを両軸に展開していくお話。



ここのところ月組公演はかかさず観ていた。やっぱり瀬奈さんが魅力的な男役さんだったから。
彼女の引退公演のあとは ハムレットも観たか・・・ この先瀬奈さんのいない月って淋しいな~とも思っていたのですが・・・

キリヤントップの今度の公演はすご~く良かった。

この演目の面白さと小池氏の演出のうまさにも助けられてるのかもしれないけど 作品がおもしろい 音楽がいい 人の生かし方も楽しい。

そしてつくづく感じるキリヤンの歌のうまさ。No2の時よりのびのびとホントに気持ち良さそうに演じていると思った。
欲を言えばもうちょっと背が高ければいいのにと思うけど、この人の品のよさっていうのがは独特の魅力だわね。

そして娘役トップの蒼乃さんもとても良かった。星の公演での遠野さんの華やかさや貫禄はまだ目に焼きついているほどで その後ってやりにくいんじゃないかな~とも思ったが、若いわりに落ち着きと卒のなさ かといってまだ上手になりそうな可能性を感じさせるところが今後楽しみ。

ツートップが歌がうまいと舞台に安心して引き込まれてられるのね。



そして、パーシーの「祈り」の熱唱には自然と涙が出た。割りに冷静スタイルで観劇する私には珍しいことだったと思う。

今回は本当に舞台に引き込まれて終わって欲しくないと思いながら時間を過ごした。この舞台に出会えてよかったと思った。

終わってからも 気づくと「ひとかけらの勇気」が口をついてしまう状態だった。

帰り道、Nより「15日もチケット取れるけどどうする?」 と言われた。

私は一公演につき観劇は一度と自分を律してきたのであります。
チケット代高いんだもん・・・
15日どうしても抜けられない用があるので断ったがそれがなければ一公演一度の禁を破るところだった。

終わって出口に向かうときに Nが私をつついて 「ほら あそこ ト☆コ」見れば 某有名ブティックの跡継ぎに嫁いだ元?女優がそのオット君と娘とSS席を立つところだった。
「よく居るよ~ それも必ずSS席なんだよね」
「☆木●も娘を連れてくるんだけど 席が近くても絶対目を合わせないからね~」などと裏話も教えてもらう。
私は普段ぼ~としているのか いつもNに「ほら あれOO」「あそこに××がいるじゃん」と言われないと絶対気づかない人である。
まあ気づいてもどうってことないって言えばないんだけど ある程度のミーハー精神は観劇を+アルファで楽しくもさせるものでもありますね。

Nはこの前の週には1週間でヨーロッパに行ってたらしい。



パフィーム専門店で買ったおみやげをくれた

  

そしてこの日は W観劇でコクーンの勘三郎を見てからこちらにまわってきたそうな。

その時間とお金ってのは人から与えられたわけでなく 自分の力でつむぎだしているところがスゴイ人だと思う。
毎朝5時に起きて活動開始だそうな。

私も のんびりしている方ではないと思うが 世の中もっと精力的な人ってたくさんいるもんだと彼女を見ていると毎度思ってしまう。

真似しようとは思わないけど(できないけど)刺激にはなるのよね。







コメント (8)
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