前回 ここ ★
からの続きです さて、ここ数年来で一番まずかった中華ランチを食べるはめになってぶんむくれたまま車に乗った私、そりゃー私も大人げないよ、しかし前回も書きましたけど私ははっきり反対したのにその店に入って店の雰囲気からまずさオーラが漂っていたにもかかわらず余分なものを頼んでムキになって食べたのはオットなのである。
ここはぶんむくれていいですよね。


遊園地がある。
「ちょっと車から降りる?」とオット 私を懐柔しようとしている模様
「暑いからやめとこ」と窓の外を見ながら答えるツマ 我ながら可愛げのないことで
このままじゃ帰り道も家に帰ってからも思いやられると思ったのであろう。
「じゃ美術館に行こうぜ あそこなら涼しいだろ」 これなら私も賛成である。「わ~い 行く 行く」 現金なもんだわね、我ながら。

折しもこの日の前日から ヨコハマトリエンナーレ2011 (現代アートの国際展) ってのをやっていて、美術館も会場になっている。
パーキングは空いているし、会場前では多少列があったけど、中に入ると広いし涼しいし快適。


現代アート (アートに限らず現代音楽もだけど) 現代ってのがつくとどうして意味するものがわからなくなるのであろうか?
解説を読んで 「へ~~」と思うこともあるけど、


ここではそういうのにはこだわらず五感を使ってどうでもいいから楽しむことにした。

会場に砂が敷いてあってスポットライトが照らしてある。 ??


同じく??の部屋


部屋全体が作品??


中には現在進行形作品もw


お化けの部屋もあった。


昭和のお化け映画のポスターも ちょっとおどろおどろしくて懐かしい。萬屋錦之助 美空ひばり 穂積ペペなんて懐かしい名前が・・・


ポスターにもなっていた映像作品 砂漠のような白い砂の上に白い服を着た若い女性が箒を持って前の人がつけた足跡を消しながら歩いていくのが延々と続く。
「外反母趾予備軍が多いな」と余分なことをつぶやくオット

黒い幕を覗くとこんな世界が (なんだか中高時代の文化祭の展示を思い出した)


お互いの顔を撮り合うあほ夫婦(生首が浮かんでるみたいで怖いよ~)
この会場は写真がOKのところとNGなところが混在していた。絵画なんかはNGなのが多かったけどどうしてでしょうね?海外の美術館ってフラッシュをたかなければいいよって鷹揚なところが多いのにね。

アラーキーの部屋も ぼってりとした椿(さざんか?)の写真ですぐにわかった。この人の写真ってただ花を撮ってもなんとなくエロいのよね。70過ぎてもご立派だと思う。
こうして会場を遊びながら歩き回り、隣接の喫茶店でお茶してさっきの中華の厄落としをして、すっかり機嫌が直して横浜を後にしたのであった。
喧嘩したカップル 倦怠期のご夫婦におすすめですww