局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

前夜祭

2012-05-03 22:35:28 | 見る(映画 劇場 美術館など)
昨夜 国際フォーラムに行ってきた。毎年この時期に開催されている音楽祭、

こちら ☆ の前夜祭である。



有楽町で降り、歩いていくと もう生の音楽が聞こえる。

   あいにくの雨だったが野外で演奏とダンスが

ワクワクしながらホールAの前夜祭会場へ

 開会前の舞台



クラシックのコンサートは久しぶりである。ここ数年オペラやバレエは行ったけど演奏だけ聞きに行くのはしばらくなかったな。睡魔に襲われないかがちょっとばかし不安。

プログラムは

東京都交響楽団による
チャイコフスキー 白鳥の湖 くるみ割り人形より数曲 これは誰でも知ってるラインナップだし聞きなれてるからそれなりに楽しめた。

次はロシアの美人 ビジャーク姉妹による連弾のピアノ曲 ストラヴィンスキーより3曲 
クラシックって 19世紀以前のは耳になじむのに、近代~現代になるほどわからなくなるのはなぜだろう? 良い席で指もしっかり見えたので睡魔には襲われることはなかったが、周りは寝てるし・・w あの不協和音?みたいのはよくわからん。間違って弾かれてもわからん。

そしてパリ室内弦楽楽団より チャイコフスキーのエレジー

最後にショスタコーヴィチの ピアノ協奏曲第1番 最終楽章 これはパリ弦楽楽団に 小曾根真氏のピアノと ジャン=ミシェル・リクブール氏のトランペットのソロがつく。

ピアノ協奏曲とうたいながらトランペットも活躍しておもしろかった。小曾根氏の技巧にたまげて寝る暇がなかった。

うん たまにはコンサートも良いもんですね。面白そうなものがあったら行くようにしようかな。


ご招待で家族席を用意してくださった 友人ご夫妻に感謝である。

終わったのが9時くらい。

かなり空腹であった。

友人オットがこの会場内のレストランを予約してくれていたのでそちらへ。



モンサンミッシェルにあるというオムレツ専門店の丸の内版である。

 ☆  

まったく東京ってところは居ながらにしてどこの料理も食べられるところだね。



店内はフランス店の写真がたくさん飾ってあり ぴかぴか磨かれた銅のフライパンなぞ下がっていていかにもオムレツ焼くぞって雰囲気。
オープンキッチンなのでシェフがシャカシャカ作っている様子も見える。

オムレツコースを注文した。 

前菜に温かいカマンベールチーズソースのクリスチアンサラダ このドレッシングと付け合せの揚げたポテトみたいのはすんごく美味しかった。

オムレツにはココット料理がついてきて選べる。これは+500円でいくつでもつけることができるらしいが。私はフレッシュハーブ風味のきのこを注文。(よくよく考えたら同じ値段だったらフォアグラのポアレの方がお得だったかもw)



オムレツは・・・ 巨大であった。私がこの前作った留袖用の草履くらいの大きさがあった(たとえは悪いが)しかし、スフレのように泡立ててから焼いてあるのだろう、つぶしてしまえばかなり小さくなるようで実質はそんなに重たくはなかった。
フワフワの口当たりはおいしかったが ごく薄味にできていて、ココットと一緒に食べるとちょうどよくなる味付けの様子。
そうなるとキノコじゃなくてもうちょっと濃厚なものを頼めば良かった(今更ながらフォアグラにすりゃ良かったかも)
それにしてこの量は・・・ ワタシには完食ならず。

そういえばここのパンは秀逸だったな~ パンだけ買えるのだったらまた食べたい。

デザートもコースに組み込まれていたのでいただいたが、思わずフォンダンショコラを頼んでしまったが、11時近くにこの高カロリー摂取はいかがなものか? もうちょっとよく考えてメニュー選択すべきであった。
この店はまた行ってリベンジする所存である。

 写真は友人オットの頼んだ塩バター入りキャラメルのクレープ 盛り付けがユーモラスだったので思わず撮ってしまった。
ムーミンのにょろにょろみたい。手をつけたいw

有楽町駅から山手線に乗ったら、同じ車両にさっきのパリ室内管弦楽団の人たちが乗ってきた。みんな普段着に着替えて自分たちの楽器を持ってである。
品川で降りたからプリンスにでも泊まっているのだろうか? あいにくの雨の中、大事な楽器を抱えて公共の交通機関で移動って芸術家も楽じゃないんだな~ がんばれっと心の中でエールを送った。










コメント (4)
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