局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

スウェーデンとポルトガルの日 vol.2

2012-09-08 22:29:54 | 食べる
☆  ここから続きです。

 ☆ 6月末に行ったお料理教室。

先生がまたポルトに行って色々なレシピを採集、そのお披露目をかねたパーティーにタイルの先生と参加した。

この関係の人たちはみんな旅好き食べるのが好きで、話の幅の広い面白い集団である。

この日集まった10人もポルトに魅せられた音楽関係のご夫婦とかパリ在住だったOLさん、ライター、有名ソムリエさんなど面白い人たちがであった。初対面の方も半分くらいだったが、和気藹々と話が弾む。


 

先生が買ってこられた雑貨のミニのみの市

パーティー開始

 

チーズや豆やオリーブを使ったサラダや前菜。楕円形のココット型に二種類バターが入っているが、白い方はヤギのバターである。初めて食べたけど、美味しかった。



今日のお酒部門を仕切ってくださったソムリエさん



食前酒はさくらんぼのリキュールをチョコレートのカップに入れたもの。結構強いお酒だけどさくらんぼの香りとチョコの香りが溶け合って美味しい。飲み終わったあとはもちろん器も食べちゃいます。

 

 フライドポテトとの炒めあえものカロリー高そうだけどワインにあうんだな、これが♪

干しタラを使った料理2種。干しタラの専門店もあるくらいよく使われているらしい。美味しいと評判のお店の食材を買ってこられたそう。パックのして売られている現物も見せてくれたが、結構魚臭いので荷物に入れるのが大変だったらしい。

  

お酒は白 赤とすすみ



豆(ひよこ豆と金時豆だったかな)と野菜の煮込み 家庭料理らしいが、これも美味。バターライスにかけて食べる。ご飯もすすんじゃいます(怖い)



デザートはポートワインをメロンにかけたもの(これ真似しちゃおう)

 

フルーツケーキ あちらで有名なお菓子屋さんのものらしいが、長崎の某カステラ屋さんに(松がつく所)に時々勉強にもいらっしゃるらしい。奥様は日本人とか やっぱり昔から関係が深いんですね。甘いがおいしい。



たこ焼きではない。先生が「はまるのよね~、これ」と言っていた唐辛子入りのピリピリビスケット。バターがかなり入ってて口中でほろりと溶けるがぴりっと刺激もある確かにはまる味(これもカロリーが・・・)

食後酒を飲む時にソムリエさんがおもしろい技を見せてくれた。

マデイラワインの開栓である。このワインってブランデーを足していわゆる酒精強化ってものをしてるためか何十年も持つらしい。この日は25年物のワインを持参してくれた。これでも若い方なんだって。
ワイン自体は持つのだけどコルクがダメになっていることもあって、こういった開け方をするらしい。

ちょっとした化学の実験である。





鉄のトングをバーナーで熱します



首の部分を熱したトングでギュッとつかむ



ガラスが熱っせられた所で水をかける



ポロっと首がおちる



澱を濾すためにデキャンタにうつす。このデキャンタはアトランティスっていうポルトガルのクリスタルメーカーのものだそうだ。
バカラより鉛の含有量が多くて透明感があるとか・・・



トロっとして甘いけどすっきりした後味のワインだった。
マディラソースって料理ではよく聞くけど、ちゃんと飲んだことってこの教室を知ってからだと思う。
世の中まだまだ知らない事だらけだなってつくづく思うこの頃。

今度はこの食文化(お酒含む)ら辺をちょっとかじりたいな~とひそかにもくろんでいるのである。








 
 
コメント
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