アンツアーの次の日は一日フリーだった。
午前中はオットと小さな町中を歩いてみた。
この島はやたら教会が多い。前の日は日曜日で礼拝があったのかそこはにぎわっていた。
アンの世界でも人々は食前に祈り、就寝前に祈って神に感謝する様子が書かれている。モンゴメリ自体も牧師の妻だったし、そういった精神は今も受け継がれているように感じられた。
だってね、みんな優しいんだもの。親切なんだもの。
それが商業主義みたいな親切さじゃなくて ほんっとに人のいい親切さ。
私たち夫婦でたまげたのは彼の地の車の運転である。
徹底した人優先、何がなんでも人優先。
横断歩道がある所はあたりまえ たとえ普通の道路で人が一人でもたたずんで道を見ていたら車は100mくらい前から徐行する。そして渡らないのを確かめてからまた過ぎて行く。
信号のない交差点なんかもすごいですよ。きままな旅行者 どっちへ行こうかな~なんて迷っていたら四方の車が止まるんだもの。
そして別にイライラした様子も見せずに こちらの動向を待っている。
あせってこの際どっちでもいいやと適当に渡ってしまったではないか。
ここまで車が親切な地域は初めてである。中国なんざ(上海と北京で体験)信号青で横断歩道を渡ってても左折右折の車が突っ込んできますからね。道わたるにも水杯の覚悟が必要である(大げさか)
対してこの地はとにかく他人に対する思いやりがある所だったのである。
地図を広げていると買い物帰りのオバサンが「どこへ行きたいの?」と聞いてくる。「あなたが今行かれたであろうスーパーみたいなところを見たい」(直訳風)と言うと地図を示してくれて「なんだったら一緒に戻ろうか?」とも言ってくれた。さすがにそれは辞退したけど・・
あのアンの隣人、おせっかいだが親切なレイチェル・リンド夫人の精神が今も息づいているような島であった。
(のちに聞いた話だけど ここまでの交通事情はこの島特有みたい。モ☆トリオールなどの移民が多い所はその出身地の感じで走るから結構運転も荒いそうだ。後日ムスコが運転する高速道路もとにかく高速で飛ばすし短い車間で割り込んでくるしで結構ワイルドであった。しかし人に対しての優先ってのは日本より守っているかもしれない)
で、その日のお昼頃
これ以上街をぶらぶらするのもね~ ちょっと飽きたからなんか考えようかと観光協会に。
ここで、オプショナル・ツアーの案内があり、申し込みができる。(日本語のスタッフはいなかったが日本の旅行代理店経由よりはずっと安い)
私たちは「SEAL watching」という船のツアーに目が留まりそれに申し込むことにした。
港は漁船もあるしレジャー用のヨットも繋がれている。お土産屋やブティックやカジュアルなレストランもある観光地ってな所であった。
そこで看板の矢印の方向の船に行ってみると・・・
客は私たち夫婦二人だけではないか・・・
完全貸切である。しかも船を操るキャプテンと若いガイドさんつき。
そして1時間半の英会話練習w付遊覧航行である。
途中海上にブイのようなものが浮いていると、キャプテンわざわざそれに何かをひっかけて
しかけに入っていたロブスターやムール貝などを引き上げてみせてくれる
いくつかの島を通り過ぎ 灯台など示され、どうしてこの島は赤い土に覆われているのかなどを一生懸命説明してくれたガイドさん。
あざらしが何頭も群れている島の近くまで行けた。船が通ると興味深そうに飛び込んで近くまで泳いでくる彼らが間近に見られた。
ホント二人っきりで申し訳なかったようなツアーであった。だって一人29ドルくらいだった。ガソリン代出るのかい?と心配になってしまった。
降りる時にチップを置いてきたけど そんなのも関係なく最後まで親切だった二人。
この島の人のホスピタリティーを感じられた。
午前中はオットと小さな町中を歩いてみた。
この島はやたら教会が多い。前の日は日曜日で礼拝があったのかそこはにぎわっていた。
アンの世界でも人々は食前に祈り、就寝前に祈って神に感謝する様子が書かれている。モンゴメリ自体も牧師の妻だったし、そういった精神は今も受け継がれているように感じられた。
だってね、みんな優しいんだもの。親切なんだもの。
それが商業主義みたいな親切さじゃなくて ほんっとに人のいい親切さ。
私たち夫婦でたまげたのは彼の地の車の運転である。
徹底した人優先、何がなんでも人優先。
横断歩道がある所はあたりまえ たとえ普通の道路で人が一人でもたたずんで道を見ていたら車は100mくらい前から徐行する。そして渡らないのを確かめてからまた過ぎて行く。
信号のない交差点なんかもすごいですよ。きままな旅行者 どっちへ行こうかな~なんて迷っていたら四方の車が止まるんだもの。
そして別にイライラした様子も見せずに こちらの動向を待っている。
あせってこの際どっちでもいいやと適当に渡ってしまったではないか。
ここまで車が親切な地域は初めてである。中国なんざ(上海と北京で体験)信号青で横断歩道を渡ってても左折右折の車が突っ込んできますからね。道わたるにも水杯の覚悟が必要である(大げさか)
対してこの地はとにかく他人に対する思いやりがある所だったのである。
地図を広げていると買い物帰りのオバサンが「どこへ行きたいの?」と聞いてくる。「あなたが今行かれたであろうスーパーみたいなところを見たい」(直訳風)と言うと地図を示してくれて「なんだったら一緒に戻ろうか?」とも言ってくれた。さすがにそれは辞退したけど・・
あのアンの隣人、おせっかいだが親切なレイチェル・リンド夫人の精神が今も息づいているような島であった。
(のちに聞いた話だけど ここまでの交通事情はこの島特有みたい。モ☆トリオールなどの移民が多い所はその出身地の感じで走るから結構運転も荒いそうだ。後日ムスコが運転する高速道路もとにかく高速で飛ばすし短い車間で割り込んでくるしで結構ワイルドであった。しかし人に対しての優先ってのは日本より守っているかもしれない)
で、その日のお昼頃
これ以上街をぶらぶらするのもね~ ちょっと飽きたからなんか考えようかと観光協会に。
ここで、オプショナル・ツアーの案内があり、申し込みができる。(日本語のスタッフはいなかったが日本の旅行代理店経由よりはずっと安い)
私たちは「SEAL watching」という船のツアーに目が留まりそれに申し込むことにした。
港は漁船もあるしレジャー用のヨットも繋がれている。お土産屋やブティックやカジュアルなレストランもある観光地ってな所であった。
そこで看板の矢印の方向の船に行ってみると・・・
客は私たち夫婦二人だけではないか・・・
完全貸切である。しかも船を操るキャプテンと若いガイドさんつき。
そして1時間半の英会話練習w付遊覧航行である。
途中海上にブイのようなものが浮いていると、キャプテンわざわざそれに何かをひっかけて
しかけに入っていたロブスターやムール貝などを引き上げてみせてくれる
いくつかの島を通り過ぎ 灯台など示され、どうしてこの島は赤い土に覆われているのかなどを一生懸命説明してくれたガイドさん。
あざらしが何頭も群れている島の近くまで行けた。船が通ると興味深そうに飛び込んで近くまで泳いでくる彼らが間近に見られた。
ホント二人っきりで申し訳なかったようなツアーであった。だって一人29ドルくらいだった。ガソリン代出るのかい?と心配になってしまった。
降りる時にチップを置いてきたけど そんなのも関係なく最後まで親切だった二人。
この島の人のホスピタリティーを感じられた。