我が家は2014年にスライド式のどでかい本棚を処分するにあたって、本を段ボール14箱分片づけたことがあった。
book offに取りに来てもらったのだが、その選別と引き取りに来てくれるまで居間に置かれた段ボールのうっとうしさもあって結構大変な作業だった。
実家の両親も弟もやたら本好きなので、実家のほとんどの部屋や廊下に本棚があり、それでも弟が買い続けていて、ヤツの部屋にはタケノコのごとく本のタワーがあちこちに積もっていて、いったいこれからどうするんだ? いずれは重みで床が抜けるんじゃないだろうか?と言うような様相になっている。
それで増え続ける本の空間への侵食と処分時の手間を考えると、この先よっぽどのことがないと本は買うまいと誓ったのである。
とは言うもののいつでも読める本が手元にないと落ち着かない質、じゃ、どうするか? 図書館の活用なんですね。
大きな幹線道路を渡るのがちょっとやっかいだが、チャリで10分弱のところに区立図書館がある。
そこは比較的新しい館なので蔵書はそんなに汚くはない。蔵書になければ区内の図書館から取り寄せもしてくれる。
そこで一度に7,8冊借りて、読み切れない時は二週間の期限を一週間延長するというサイクルにするとどうにか読む本に不自由はしないのである。
話題になったり書評を読んだりして読みたくなった本があれば、ネットでリクエストしておけばいつかは読める(たまに順番が200番なんてこともあるが気長に待てばいつか読める)
その中でこれはもう一回読みたい とか 手元に置きたい とかのものがあれば購入することにしたらかなり本の侵食は抑えられているのである。
コロナ禍で今まで自由にできていた観劇、美術館、音楽会に行けなくなった中、読書の傾向もそれに関係あるものが増えてきた。
飢餓感というか代替えでもいいからすがりたいというか・・・
その中で偶然見つけたのが
宝塚の話。実際(こうなんだろうなあ)と思わされる劇団の雰囲気。伝説の男役トップの引退公演とそのトップさんにあこがれる新人公演でトップに抜擢された研3のジェンヌの葛藤。かつて事故で舞台で亡くなった大劇場にさまよう元トップの幽霊(ファントム)の話。
昨夜読み始めて、とまらなくなって夜のうちに読了。この作者の宝塚シリーズは他にあるので早く借りに行かねば。
あんまりさらっと読んじゃったのでもったいないので
このDVD(私の宝塚観劇歴ベスト3の作品)を流しながら二度目を読もうとしているところ。
私はジェンヌ追っかけじゃなくて作品が好きなので、あまり整合性がなかったりお涙頂戴すぎたりするのは見たあと、脚本家の先生たちにももうちょっと新しい血が欲しいと思ってるファンですが、
コロナ禍の今年、作品に文句を言ったりSS席で寝落ちしたりした過去の自分を叱りたい。
いくら注意をしていてもコロナはうつるし、陽性者が出るたびに公演が中止になっている今、ジェンヌたちはどれだけ心折れてるんだろうと思う。この本を読んでからはよけいやきもきしてしまう。
あと こちら
恩田陸さんの作品は 夜のピクニックがどうも波長が合わなかったので図書館でかなりのスペースをとっているにもかかわらず、手に取ってみなかったのだが、浜松国際ピアノコンクールのドキュメンタリーを見て、それが舞台となっている作品ということで興味を持ち、読んでみた。そして泣いた。頭の中に塵くんや 亜矢ちゃんや アナトール君のメロディとそれに熱狂する聴衆の拍手が響く気がした。
これも一気に読んだが、二度目に読んだときは、youtubeで、作品中のピアノ曲を色んな演奏家のものを呼び出して、こんな感じの演奏かな~ などと聞きながら読んだ。ホント今時ってこういうことがすぐにできるのは便利である。
そして こちらは音楽ではないが
これは10年前の国立近代美術館で催された上村松園展の図録が役に立つ。
本が正確に松園さんの作品の描かれた年代を追ってくれるので、この図録でその絵を探して鑑賞しながら読むと また楽しいのである。
読書 と 舞台
読書 と 音楽
読書 と 絵画
これらの影響は 足し算でなく掛け算 まさに相乗効果。
コロナと酷暑にこんなことで対抗。(ゴルフは行くけど それは別腹)
book offに取りに来てもらったのだが、その選別と引き取りに来てくれるまで居間に置かれた段ボールのうっとうしさもあって結構大変な作業だった。
実家の両親も弟もやたら本好きなので、実家のほとんどの部屋や廊下に本棚があり、それでも弟が買い続けていて、ヤツの部屋にはタケノコのごとく本のタワーがあちこちに積もっていて、いったいこれからどうするんだ? いずれは重みで床が抜けるんじゃないだろうか?と言うような様相になっている。
それで増え続ける本の空間への侵食と処分時の手間を考えると、この先よっぽどのことがないと本は買うまいと誓ったのである。
とは言うもののいつでも読める本が手元にないと落ち着かない質、じゃ、どうするか? 図書館の活用なんですね。
大きな幹線道路を渡るのがちょっとやっかいだが、チャリで10分弱のところに区立図書館がある。
そこは比較的新しい館なので蔵書はそんなに汚くはない。蔵書になければ区内の図書館から取り寄せもしてくれる。
そこで一度に7,8冊借りて、読み切れない時は二週間の期限を一週間延長するというサイクルにするとどうにか読む本に不自由はしないのである。
話題になったり書評を読んだりして読みたくなった本があれば、ネットでリクエストしておけばいつかは読める(たまに順番が200番なんてこともあるが気長に待てばいつか読める)
その中でこれはもう一回読みたい とか 手元に置きたい とかのものがあれば購入することにしたらかなり本の侵食は抑えられているのである。
コロナ禍で今まで自由にできていた観劇、美術館、音楽会に行けなくなった中、読書の傾向もそれに関係あるものが増えてきた。
飢餓感というか代替えでもいいからすがりたいというか・・・
その中で偶然見つけたのが
宝塚の話。実際(こうなんだろうなあ)と思わされる劇団の雰囲気。伝説の男役トップの引退公演とそのトップさんにあこがれる新人公演でトップに抜擢された研3のジェンヌの葛藤。かつて事故で舞台で亡くなった大劇場にさまよう元トップの幽霊(ファントム)の話。
昨夜読み始めて、とまらなくなって夜のうちに読了。この作者の宝塚シリーズは他にあるので早く借りに行かねば。
あんまりさらっと読んじゃったのでもったいないので
このDVD(私の宝塚観劇歴ベスト3の作品)を流しながら二度目を読もうとしているところ。
私はジェンヌ追っかけじゃなくて作品が好きなので、あまり整合性がなかったりお涙頂戴すぎたりするのは見たあと、脚本家の先生たちにももうちょっと新しい血が欲しいと思ってるファンですが、
コロナ禍の今年、作品に文句を言ったりSS席で寝落ちしたりした過去の自分を叱りたい。
いくら注意をしていてもコロナはうつるし、陽性者が出るたびに公演が中止になっている今、ジェンヌたちはどれだけ心折れてるんだろうと思う。この本を読んでからはよけいやきもきしてしまう。
あと こちら
恩田陸さんの作品は 夜のピクニックがどうも波長が合わなかったので図書館でかなりのスペースをとっているにもかかわらず、手に取ってみなかったのだが、浜松国際ピアノコンクールのドキュメンタリーを見て、それが舞台となっている作品ということで興味を持ち、読んでみた。そして泣いた。頭の中に塵くんや 亜矢ちゃんや アナトール君のメロディとそれに熱狂する聴衆の拍手が響く気がした。
これも一気に読んだが、二度目に読んだときは、youtubeで、作品中のピアノ曲を色んな演奏家のものを呼び出して、こんな感じの演奏かな~ などと聞きながら読んだ。ホント今時ってこういうことがすぐにできるのは便利である。
そして こちらは音楽ではないが
これは10年前の国立近代美術館で催された上村松園展の図録が役に立つ。
本が正確に松園さんの作品の描かれた年代を追ってくれるので、この図録でその絵を探して鑑賞しながら読むと また楽しいのである。
読書 と 舞台
読書 と 音楽
読書 と 絵画
これらの影響は 足し算でなく掛け算 まさに相乗効果。
コロナと酷暑にこんなことで対抗。(ゴルフは行くけど それは別腹)