局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

糸の宝石

2023-06-06 14:07:06 | 見る(映画 劇場 美術館など)
レースの展示会へ

YUMAMAさんにご案内いただいた銀座のギャラリーにゴルフ友人たちと訪ねました。




作品は撮影禁止だったので撮れなかったが、YUMAMAさんの作品始め、みなさんの繊細で優美な世界を堪能させてもらった。

ウィキさんをコピーすると↓

ボビンレース(英語: bobbin lace)は、織りの技法を用いたレースである。通常、糸をボビンと呼ばれる糸巻きに巻き、織り台の上に固定した型紙の上に、ピンで固定し始点とする。ボビンを両手で持ち、左右に交差させ交差をピンで固定しながら、平織り、綾織り、重ね綾織りの3種類で、様々な模様を織り上げてゆく。

職人の熟練に時間がかかるうえ、作成に膨大な時間を使うこと、産業としては機械レースが隆盛であることにより、高度の技術を必要とするレースは、現代では商業ベースに乗ることは少ない。アンティークレースや、ヨーロッパ各地の一部愛好家によりアンティークレースと同等の技術で作成される非常に高価なレースは「糸の宝石」とも呼ばれている。

なお、日本では一般的にレースの技法について「編み」と表現されることが多いが、ボビンレースの技法は正確には「織り」である。また、ヨーロッパの各地域では使用される言語により、様々な呼称が存在する(ボビンレース用語を参照)。


ボビンレース - Wikipedia ←全文はこちら

こんな感じで虫ピンとボビンを使ってほそ~~い糸を交差させながら



こんな感じの作品を織り上げて行く。

こっ細かい・・・・
繊細、そして優美・・・



フェルメールの絵画にもこの技法が描かれているんですね。
一つの作品を完成させるために、どのくらいの手間と時間がかかるんだろう?

同行の友人は、いつもはゴルフ場か食べる場で会うことが多いが、一人は料理の先生で、手芸もプティポワンを始めアクセサリー作りやパッチワークなどもプロ並み、もう一人は茶名も持ち、骨董や着物の世界にも精通している人。
動と静の趣味をバランスよく、人生に取り入れている人たちです。
彼女たちも「眼福でした」と感動していた。

その中の一人がYUMMAさんがレースの模様を染め付けてあつらえた帯の職人さんを知っていて、そこで自分もあつらえた事があるのもわかり、「世の中は狭いわね~」って話になった。

その帯の元になったレース、5年前YUMAMAさんとご一緒にベルギー大使館で行われた、アンティークレースを使った作品展に行って、思わず、どうしても欲しくて買ってしまった作品をこの時、私もしていったのですけどね。



アンティークレースの模様を切り取って、それを囲ったシルバーの枠を彫金したもの。





チェーン部分を替えるとカジュアルにもなったり色々使える。ブローチにもなる。
これを求めた時は、清水の舞台から飛び降りる覚悟で YUMAMAさんとお互いに舞台下まで心中したような思いだったが、するたびに気分が上がり、誰かが目にとめて褒めてくださるという私のハッピーアクセサリーになった。

したがって相変わらず品のない表現で締めくくってしまうのは恐縮ですが
(5年間で十分に元はとった) と思ったのであります。
コメント (6)
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