って盛りすぎな題名であります。
クリスマスイブの前日の夜、オットとワタシは犬二匹を連れてオットの職場近くのマンションへと車を走らせたのであった。
なぜかと言うと、年明けてから私とムスメはある目的を持って一週間ほどおフランスに行く予定なのである。
ここ数年老犬が心配なので家族そろっての旅行はできず、必ず誰かがお留守番。
そしてオットとムスメ、オットとワタシと言う旅行の組み合わせはあったが、この予定している旅はムスメとワタシという組み合わせ。オットが初めての犬の世話つき留守番である。
オットの仕事の性質上、とっても遅くなったり泊まらなければならない羽目になったりと不規則かつハードである。だから職場が近くに仮住まいを提供してくれるのである。留守番の間も毎日帰ってこられないし、犬のために毎日誰もいない自宅と職場を往復する(結構な距離である)のは大変なので、この際犬二匹をオットの仮住まいに置いてそこでめんどうをみようという計画になったのである。
幸いそこのマンションはペットOKで結構な犬が飼われているので問題はない。しかしぶっつけ本番だと色々問題が出てくると困るので、私と一緒にシミュレーションしようという話になったのである。
ってことで色々年末の予定の合間を縫って敢行。
考えてみるとオットがこの仮住まいに住んで早5年、私が行くのは一年ぶりくらいである。しかも泊まるのは初めてかも。
オットに仮住まいがあり、家に帰ってくるのは週半分と言うと
「いいなぁ のんびりできて」という感想が殆どの同年代♀ 「局、あぶねえぞ。そんな所があると男は何するか・・」と言いたがるのは同年代♂である。
そんなもんかいな と思いながらも放牧して顧みずに早一年w
久しぶりに行って玄関から上に上がろうとしたら
「あっ靴下で上がるなよ これを履け」とオット。出したのはクロックス様の室内履き。
「足の裏黒くなるからさ」 ヲイ・・・
・・・さすがオトコ所帯である。
その日は寝るだけだったので犬のベッドとワタシのベッドをしつらえてそのまま過ごし、次の朝、家から持ってきた材料でざっと朝食を作ろうとしたら・・・・
キチャナイ・・・
モノが少なくて空間だけは無駄に広いので散らかっているわけじゃないんだけど、流しのステンレスなんて磨いた事ないんじゃない?って感じで白く曇っているしオーブントースターは一年分ですか?みたいな焦げたパンくずがトレイに積もっているのである。
床もオットが指摘したようにうっすらホコリというかごく細かい砂みたいなものがこびりついてる感じ。
そこで今年のクリスマスイブの朝、ワタシの頭上に舞い降りたのが ジーザスでもなくサンタでもなく お掃除の神様である。(お久しぶりでございます、神様)
幸いこのマンション(と言うか団地群の一棟)のそばにはスーパーもあればtsutayaやブックオフや100円ショップがそろっているのである。
ワタシは朝っぱらから100円ショップに向かい、洗剤類、メラミンスポンジ、ブラシ、重曹その他のお掃除グッズを買い揃え、ついでにブックオフでノリのよさそうなレディーガガのCDと文庫本を三冊買い、スーパーで自分のお昼用の特上寿司を奮発して荷物を両腕に抱え
いざ、掃除!とオットの部屋へ戻ったのである。
いや 戻ろうとして10階にたどりついて表札を見たら違う人の名前。C棟じゃなくてB棟にあがってしまったではないか まぎらわしい。
鍵を差し込まなくて良かった。
と 気を取り直して オットの部屋に今度は本当にたどりつき、ビニール手袋とマスクに身を包み、CDをかけて掃除に取り掛かったのである。
実はこのマンション4SLDKあるのである。もっと狭くて新しい所を借りるという選択肢もあったのだが、家賃補助の範囲で借りる賃貸用のものだと作りがヤワだったしペットはNGなので元々職場が持っているここだとタダで貸してくれると申し出てもらったのでその申し出に乗ったのである。
職場から歩いて10分だし、古いわりには管理人もいてメンテも行き届いているし、作りがしっかりしていると見えて回りの音も聞こえず南向きで日当たりもいいのでなかなかいい住環境だと思う(しかし面白いものは何一つない所ではある)
と言うわけで、男の一人住まいの荷物、そう家事をするわけじゃない環境。モノはない。しかし掃除はしてないって空間はどういうものかっていいますとね。
これまた掃除の神様が君臨するには非常に良い環境なのである。
なぜ掃除がめんどくさいかって言うと 掃除の前には片付けというものがペアで寄り添ってくるからではないだろうか?
掃除は手と身体を動かせばすむが、片付けというのは頭と時間を使う面倒な作業である。
オットの部屋の場合。片付け不要 ただ拭いて拭いて 汚れを掻き落としてまたひたすら拭いて拭きあげれば良いという単純作業。
そしてその単純作業はすぐに結果が気持ちよくついてくるという作業である。
ウェットシートをほぼ一袋使って床の汚れをざっと落とし、ステンレスの錆をたわしとプラスチックのヘラでこそげ落とし、メラミンスポンジで水垢を落として雑巾でふきあげピカピカにする。
床も汚れが落ちたあとに雑巾で水拭きして、その後簡易ワックスを薄く塗って拭きあげる。
トイレもお風呂もツルツルピカピカ。
だいたい家のお風呂だと ワタシのシャンプーコンディショナー ムスメのシャンプーコンディショナーとスクラブのホニャララとか洗顔のホニャララとかそういったグッズを一旦どかしてそれから掃除しなければならないのだけど、きっぱりシャンプー、リンス、石鹸だけというオトコ所帯のお風呂のシンプルさ。
こういった所を掃除するのって気持ちの良いものである。
掃除しながら四つんばいになって床を磨いている自分は王子様に会う前のシンデレラじゃないか、このクリスマスに良いことありますようにと願いと期待もこめるワタシであった。
慣れない所に居る犬二匹はワタシのあまりにも鬼気迫る奮闘ぶりに圧倒されたのか、ちょこんとソファーに座ってこちらを眺めるだけで邪魔もせずに良い子にしていた。
途中 自分へのご褒美の特上寿司を食べてほぼ全室ピッカピカになったのは日が傾き始める4時頃。
あ~よく働いたとソファーで買ってきた文庫本を読んでいると「あ~忙しかった 今日は○○45人」と言いながら職場から様子を観に来たオット。
玄関でたたずみながら
「すげえ! こんなにこの家の床が綺麗になっていたことはなかった・・・」(一目でわかるほど前が汚かったってことである)
「わっ 流しもピッカピカだ!」
ヘヘヘンと思いつつ「トイレもお風呂も綺麗だよ」とオットに見せたワタシは思い切りドヤ顔であったであろう。
その後また職場に戻って一つ経営戦略会議とやらを終えて6時に戻ってきたオット。
クリスマスイブのディナーは自宅でという予定だったので犬を乗せて向かったが、イブ渋滞にはまっていつもの二倍の時間がかかってしまった。
しかし、シュガーレディーのクリスマスディナーセットという手抜きメニューを用意してあった私は チンして温めて並べてシャンパンの栓を抜いてと短時間ですませて オットもワタシもあ~働いたというイブの夜は満足感とともに更けたのであった。
犬二匹もオットの住まいに馴染んでこの分ではお留守番も大丈夫そうである。
蛇足だが、♂友達に脅かされるような女性の影はマンションにはまるで無し。
もし居たとしても あんな流しを放置できるような♀はおそるるに足らず。フン(鼻息)
クリスマスイブの前日の夜、オットとワタシは犬二匹を連れてオットの職場近くのマンションへと車を走らせたのであった。
なぜかと言うと、年明けてから私とムスメはある目的を持って一週間ほどおフランスに行く予定なのである。
ここ数年老犬が心配なので家族そろっての旅行はできず、必ず誰かがお留守番。
そしてオットとムスメ、オットとワタシと言う旅行の組み合わせはあったが、この予定している旅はムスメとワタシという組み合わせ。オットが初めての犬の世話つき留守番である。
オットの仕事の性質上、とっても遅くなったり泊まらなければならない羽目になったりと不規則かつハードである。だから職場が近くに仮住まいを提供してくれるのである。留守番の間も毎日帰ってこられないし、犬のために毎日誰もいない自宅と職場を往復する(結構な距離である)のは大変なので、この際犬二匹をオットの仮住まいに置いてそこでめんどうをみようという計画になったのである。
幸いそこのマンションはペットOKで結構な犬が飼われているので問題はない。しかしぶっつけ本番だと色々問題が出てくると困るので、私と一緒にシミュレーションしようという話になったのである。
ってことで色々年末の予定の合間を縫って敢行。
考えてみるとオットがこの仮住まいに住んで早5年、私が行くのは一年ぶりくらいである。しかも泊まるのは初めてかも。
オットに仮住まいがあり、家に帰ってくるのは週半分と言うと
「いいなぁ のんびりできて」という感想が殆どの同年代♀ 「局、あぶねえぞ。そんな所があると男は何するか・・」と言いたがるのは同年代♂である。
そんなもんかいな と思いながらも放牧して顧みずに早一年w
久しぶりに行って玄関から上に上がろうとしたら
「あっ靴下で上がるなよ これを履け」とオット。出したのはクロックス様の室内履き。
「足の裏黒くなるからさ」 ヲイ・・・
・・・さすがオトコ所帯である。
その日は寝るだけだったので犬のベッドとワタシのベッドをしつらえてそのまま過ごし、次の朝、家から持ってきた材料でざっと朝食を作ろうとしたら・・・・
キチャナイ・・・
モノが少なくて空間だけは無駄に広いので散らかっているわけじゃないんだけど、流しのステンレスなんて磨いた事ないんじゃない?って感じで白く曇っているしオーブントースターは一年分ですか?みたいな焦げたパンくずがトレイに積もっているのである。
床もオットが指摘したようにうっすらホコリというかごく細かい砂みたいなものがこびりついてる感じ。
そこで今年のクリスマスイブの朝、ワタシの頭上に舞い降りたのが ジーザスでもなくサンタでもなく お掃除の神様である。(お久しぶりでございます、神様)
幸いこのマンション(と言うか団地群の一棟)のそばにはスーパーもあればtsutayaやブックオフや100円ショップがそろっているのである。
ワタシは朝っぱらから100円ショップに向かい、洗剤類、メラミンスポンジ、ブラシ、重曹その他のお掃除グッズを買い揃え、ついでにブックオフでノリのよさそうなレディーガガのCDと文庫本を三冊買い、スーパーで自分のお昼用の特上寿司を奮発して荷物を両腕に抱え
いざ、掃除!とオットの部屋へ戻ったのである。
いや 戻ろうとして10階にたどりついて表札を見たら違う人の名前。C棟じゃなくてB棟にあがってしまったではないか まぎらわしい。
鍵を差し込まなくて良かった。
と 気を取り直して オットの部屋に今度は本当にたどりつき、ビニール手袋とマスクに身を包み、CDをかけて掃除に取り掛かったのである。
実はこのマンション4SLDKあるのである。もっと狭くて新しい所を借りるという選択肢もあったのだが、家賃補助の範囲で借りる賃貸用のものだと作りがヤワだったしペットはNGなので元々職場が持っているここだとタダで貸してくれると申し出てもらったのでその申し出に乗ったのである。
職場から歩いて10分だし、古いわりには管理人もいてメンテも行き届いているし、作りがしっかりしていると見えて回りの音も聞こえず南向きで日当たりもいいのでなかなかいい住環境だと思う(しかし面白いものは何一つない所ではある)
と言うわけで、男の一人住まいの荷物、そう家事をするわけじゃない環境。モノはない。しかし掃除はしてないって空間はどういうものかっていいますとね。
これまた掃除の神様が君臨するには非常に良い環境なのである。
なぜ掃除がめんどくさいかって言うと 掃除の前には片付けというものがペアで寄り添ってくるからではないだろうか?
掃除は手と身体を動かせばすむが、片付けというのは頭と時間を使う面倒な作業である。
オットの部屋の場合。片付け不要 ただ拭いて拭いて 汚れを掻き落としてまたひたすら拭いて拭きあげれば良いという単純作業。
そしてその単純作業はすぐに結果が気持ちよくついてくるという作業である。
ウェットシートをほぼ一袋使って床の汚れをざっと落とし、ステンレスの錆をたわしとプラスチックのヘラでこそげ落とし、メラミンスポンジで水垢を落として雑巾でふきあげピカピカにする。
床も汚れが落ちたあとに雑巾で水拭きして、その後簡易ワックスを薄く塗って拭きあげる。
トイレもお風呂もツルツルピカピカ。
だいたい家のお風呂だと ワタシのシャンプーコンディショナー ムスメのシャンプーコンディショナーとスクラブのホニャララとか洗顔のホニャララとかそういったグッズを一旦どかしてそれから掃除しなければならないのだけど、きっぱりシャンプー、リンス、石鹸だけというオトコ所帯のお風呂のシンプルさ。
こういった所を掃除するのって気持ちの良いものである。
掃除しながら四つんばいになって床を磨いている自分は王子様に会う前のシンデレラじゃないか、このクリスマスに良いことありますようにと願いと期待もこめるワタシであった。
慣れない所に居る犬二匹はワタシのあまりにも鬼気迫る奮闘ぶりに圧倒されたのか、ちょこんとソファーに座ってこちらを眺めるだけで邪魔もせずに良い子にしていた。
途中 自分へのご褒美の特上寿司を食べてほぼ全室ピッカピカになったのは日が傾き始める4時頃。
あ~よく働いたとソファーで買ってきた文庫本を読んでいると「あ~忙しかった 今日は○○45人」と言いながら職場から様子を観に来たオット。
玄関でたたずみながら
「すげえ! こんなにこの家の床が綺麗になっていたことはなかった・・・」(一目でわかるほど前が汚かったってことである)
「わっ 流しもピッカピカだ!」
ヘヘヘンと思いつつ「トイレもお風呂も綺麗だよ」とオットに見せたワタシは思い切りドヤ顔であったであろう。
その後また職場に戻って一つ経営戦略会議とやらを終えて6時に戻ってきたオット。
クリスマスイブのディナーは自宅でという予定だったので犬を乗せて向かったが、イブ渋滞にはまっていつもの二倍の時間がかかってしまった。
しかし、シュガーレディーのクリスマスディナーセットという手抜きメニューを用意してあった私は チンして温めて並べてシャンパンの栓を抜いてと短時間ですませて オットもワタシもあ~働いたというイブの夜は満足感とともに更けたのであった。
犬二匹もオットの住まいに馴染んでこの分ではお留守番も大丈夫そうである。
蛇足だが、♂友達に脅かされるような女性の影はマンションにはまるで無し。
もし居たとしても あんな流しを放置できるような♀はおそるるに足らず。フン(鼻息)