お祝いが賑やかになるよう、お取り寄せをしました。
瓢亭の『季節の強肴(こわざかな)』を取り寄せ、八海山(新潟)の泡を二種、野菜の浅漬けを二種、などを準備しました。
しっかりと、酒肴揃え、です(笑)。
ちゃんとお品書きが添えられていて。ワクワク!
小鉢見立てのカップの蓋をとると、何とも賑やか。お二人様盛り込みは、きっちり詰めてあり。美しい! 24品が華やかに控えていて。到着日の22時までに期限をきる、健やかさが嬉しいです。
かぶらは、出汁酢仕立てに、キャベツと胡瓜は柑橘酢仕立てに。強肴の箸休めはあっさりに。
酵母違いの八海山の『あわ』。発泡日本酒は、新潟の氷室で求めてきたもの。
シルキーな泡感がありました。
きす白板昆布〆、壬生菜、菊花の割下ジュレ和え。清潔なふくよかさ、と言いたい、最初に舌を巻きました。
湯葉麩田舎煮、絹さや、栗蜜煮。瓢亭らしい瑞々しい甘さ。
器に盛り込まなくても、存在感がちゃんとある凄さ。
車海老からすみ粉焼。これ、旨っ! しっとり&はらり…の食感にうなります。
かます幽庵焼き。きれいな魚感。
ぐじウルカ焼き。渋み苦みを支える、ぐじの甘さ。
圧倒されるのは、冷蔵保存で輸送された感が感じられないこと。焼き魚をこんな風に旨く食べさせる仕事の質があること、です。
御酒を上がられるご年配の方のお祝いに、こちらをお届けしよう、と、私は決心しました。質と量がまさに良い! 艶やかな美しさ、歯切れの良さが、先様をきっと慶ばせてくださると、思いました。
獺祭、槽場汲み。御酒、捗ります!(笑)
大安の柿かぶらを、プラス(笑)。こちらも秋の証です。
辛味大根に、いくら醤油漬けを盛る。ふくよかな旨味。
濃い味はないのに、この存在感は何だろうか?
菊花入り鯛龍皮巻き。昆布の煮あげの良さが旨さに!
海老松風。穏やかな桃色が分かるでしょうか。静かに笑顔になる味です。
煮凝り。海老に目を取られますが、鱧子を敷き詰め、パプリカ、茄子、茗荷、生姜の艶っぽさが、何とも魅力的なのです。
鱧粽寿司を解いて。間違いのない味。あるべき味にしみじみします。(微笑)
写真は取り落とした、鮑柔らか煮、ローストビーフのアスパラ巻き、鳴門穴子、紫芋、銀杏蜜煮、楓麩、揚げ湯葉など、魅力的な盛り込みでした。
お取り寄せでこれだけの仕事をしてくれるのだから、是非に瓢亭の敷居を跨いで、アツモノを頂きたい! 欲望が掻き立てられた時間でした(笑)。得難い体験、楽しい時間でした。
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