腰痛が長引かなければ…年末年始に風邪気味にならなければ…暮にきつい作業を続けなければ…全ては後の祭りである。現実は今日が祭りの当日でこの時間では外は真っ暗闇だけれど天気予報では空模様の心配はない。真っ当なれば前日に車載して今頃は早めの朝食、となる塩梅のはずなのに何とも情けないキーボードを撫でているのである。
自宅内に作業場所など無いウサギ小屋住まいであるから粉塵の出る木工作業は軒先で行うのだが冬場は寒いから気温も上がり日射の届く時間帯で風もない日、となると限られる。いきおい大方の加工は秋口までに済ませ年末年始は室内で仕上げや調整を行うのが通例だった。それが秋口から今回は全くできず構想さえ決まらなかった。とは言え昨年までは中止だったのでその分のストックが残っており、これを並べて販売・処理する積りだったのが頓挫した。昔の古巣へ届けても構わないのだが既に同じものは届けてあるしまあ、これはこれで次回に回すかどこかで処理しなくてはならなくなった。
単純な切り出し加工の玩具ではない多少は毛色の変わった玩具を製作したいけれどストックしておいた材料は既に尽きたし、ホームセンターの資材では気に入らないし、玩具ではなく頑愚になってしもたのである。