京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




さて、今週は神楽坂から少し離れますが、浅草・神田界隈を少し載せてみたいと思います。
気が向かれましたら、どうかお付き合いの程

まずは浅草!あまりにも有名な東京観光名所の1つ「雷門」です。
この門は「浅草寺」の総門にあたり、両側には風神、雷神が安置され正式には
「風雷神門」とよばれています。

歴史を遡ると最初に建てられたのは以外に古く942年
幾度かの火災で消失し徳川家光が再建します。

しかし、更に火災により消失し、現在あるものは近年1960年
元松下電器の創始者、松下幸之助によって昔のままの姿に再建されたということです。

提灯の下の立派な龍の彫り物

雷門をくぐりると仲見世が続いています。やがて見えてくるのがこちらの「宝蔵門」
2007年に改修工事を終えたばかりなので真新しい感じでピカピカです。
左右には阿吽の仁王像が安置された仁王門

門の裏側左右には巨大なわらじが・・・

大きな提灯が3つ飾られています。
真ん中は”小船町”左右は”魚がし”と書かれています。

徳川家康の恩恵に報いる為、魚河岸の人達が奉納したのが伝統の始まり。

そしてこちらが本堂、正式名称は「金龍山浅草寺」(きんりゅうざんせんそうじ)
『浅草観音』ともよばれますが、推古36年(628年)に創建された都内最古のお寺です。

起源は魚師の兄弟が隅田川から聖観世音菩薩を引き揚げ
それを祀りしたのが始まりとされています。

本堂から見える五重塔、戦災で焼失し現在は再建されたもの

二天門は只今修復中ですが、戦災に焼ける事もなく残る重要文化財

本殿左側後方の「六角堂」も戦災を免れ残った浅草寺最古の建物
(室町時代に建てられたとされているそうです)

本殿右側後方「浅草神社」(重文)は東京の三大祭でも有名な”三社様”をお祀りする神社
浅草寺に祀られる聖観世音菩薩を引き揚げた兄弟と、寺の創始者がお祀りされています。
この3人を表す”三者”から”三社”になったという説もあります。

今年も5月16日(金)から三社祭が始まります。

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