
明治の文豪、泉鏡花の小説「婦系図」に登場する魚屋「め乃惣」は
軽子坂の「うを徳」さんがモデルとなったようですが
小説に出てくるお店の名前をそのまま付けたのが神楽坂の割烹「め乃惣」さん
うを徳の初代さんが現在のご主人の曽祖父さんだったようで
つまり曾お祖父様が小説のモデルになられたということですね。

毘沙門の斜め前「楽山」ビル横の細い路地を入ると
石畳が続き神楽坂らしい雰囲気、右手に白い暖簾がかかっています。
店に入るとカウンターと奥にはテーブル席があり
小ぢんまりしてますが昔ながらの割烹らしい良い雰囲気

頂いた先付も美味しく、お料理には定評があります。
お酒は冷と熱燗、それぞれに趣ある器が運ばれ好きなお猪口が選べます。

評判の「海老しんじょ」と「冷麺」を頂きました。どちらも美味しかった~
神楽坂ならではの雰囲気を静かに楽しめる大人の小割烹という感じです

