京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




市街地に建つ国分寺は全国にある寺の1つで、天平18年(746年)の創建
三重塔の横ではちょうど桜が満開になっていました。
境内の大銀杏は天然記念物に指定されている樹齢約1200年の見事な大木
幹の途中、地上50m辺りに仏様を見ることができますが
元々は低い所に安置されていたところ樹が育つにつれて
上へ上がって行ったとか・・・3体の仏様がいるそうです。
    
市街地を流れる宮川の伏流、江名子川は高山城のお堀の役目もしていた川で
川畔には桜並木が続き、桜橋と呼ばれる朱色の橋の近くは満開の桜が見頃で
訪れる人は少ないですが中橋とは違った名所かもしれません
  
橋詰の茶道具屋さん
  
明治時代の建物を復元したという高山市図書館
白い外壁と明るいグリーンのコントラストが美しいフランス風の校舎を模した建築

高山城があった場所は城山公園という形で残されています。
飛騨高山の初代藩主、金森長近の銅像が建ち
ここも桜の名所になっていて市民の憩いの場的という感じの所

城山公園を下って来るとさんまちの辺りに出て来ます。
  
高山市政記念館、明治28年高山町役場として完成した建物

斜め前にある蕨餅の美味しいお店「いわき」さん
行った時は連休前の休みで残念・・・
  
全国でも現存する唯一の代官所として有名な「高山陣屋」
徳川幕府が飛騨を直轄地とした後300年以上もの間使われていたそうで
市内でも定番の観光スポットの1つ

江戸時代から続く高山の朝市、宮川沿いと陣屋前の2ヶ所で朝6時~昼頃まで
野菜や民芸品、漬物などを売る店が建ち並びます。鍛冶橋の手長様
出雲神話に出てくる手長様は高山祭の屋台についていた彫刻だとか
向こうに見える緑色の橋が柳橋、その先に赤い中橋があります。
  



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高山の伝統的な町屋建築はあちこちで見られますが
観光スポットとして建物内部まで見ることができるのが吉島家住宅と日下部家住宅
市街地景観保存区域に指定されている豊明台町保存区域と呼ばれる町並みに建っています。
漆喰の塗壁と面格子、板塀、屋根庇を受ける腕木の小口の白塗りなど
かなり立派なもので外観を見るだけでも圧巻!

京都の町屋とはまた違った意匠や趣で迫力があります。
  
内部の柱や梁の立体格子が見事なことで有名な吉島家住宅
造り酒屋を営む豪商で高山の伝統技術の春慶塗も各所に施されています。


  
造り酒屋の板塀

  



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