京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 



  
洛中のソメイヨシノは殆ど散りが激しく、花の後から小さな新芽が目立ちはじめています。
洛北の鞍馬寺や三千院、仁和寺の御室桜などはまだこれからが見頃
写真は1週間程前に撮影した「神泉苑」、池を囲むソメイヨシノが今年も綺麗に咲いていました。
平安京造営の際に造られた苑池は平安京最古の庭園と言われ
当時は現在の二条城も含まれる程の広大な境域でその一部が残された形になっています。
苑内にある「恵方社」はその年の歳徳神を祀る社で、円形の基壇上に置かれた祠は
毎年、恵方の方角に向きを変えるという珍しいもの、今年は北北西を向いています。

源義経が白拍子の静御前と出会った場所としても有名で
1つだけ願いごとをして橋を渡り善女龍王社に祈願すると願いが叶うとされ
橋を渡った所には恋愛成就のおみくじも置いてあります。
  
常に清らかな神水が沸き出ていたことから「神水苑」と名付けられたそうですが
前を通る”御池通”(おいけどおり)の名前の由来もここからきているそうです。
橋の手前に八重桜もあり、これからもう少しの間楽しめそう

池のほとりで出会ったアヒルと遊ぶ過ぎる赤ちっゃんか、かわいい過ぎる~
  



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