京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




八坂神社から御神霊が御旅所とよばれる町中の神様を迎える場所に移動するため
17日行われた「神幸祭」に対し24日に行われる「還幸祭」は御神霊を再び八坂神社へ戻すためのお祭
四条通の四条センターの所にある御旅所から午後5時頃になると神輿3基がそれぞれ支度を整え順番に出て行きます。

最初に出発するのが中御座神輿、屋根に鳳凰が付いた六角形の神輿で八坂神社の主祭神の分霊をのせていると言われています。
御参りをし神輿を回した後、ホイットホイットという威勢のいい掛け声と共に寺町通を下がっていきます。
曳き手のはちまきにはさんだ”おひねり”とよばれる榊にも粽と同じ蘇民将来子孫也の護符がつけられ
このおひねりを箪笥に入れておくと着物が1枚増えるという言い伝えがあるそうで特に花街の方が欲しがられるとか
  
昨日は午前中は晴れていたものの午後になり天候が急変し
四条通はアーケードの内側を歩いていても濡れてしまう程激しい雨にみまわれました。

午後5時にはすっかり雨もあがり晴れて蒸し暑くなり熱気と共に気温上昇?
  
中御座、東御座、西御座とそれぞれ神輿の形が違い
それぞれ違う神輿会が違う順路を行き、三条通の御共社
烏丸通の大政所などを通り午後9時過ぎに八坂神社へ到着するという長い道のり

到着した後は祭礼が深夜まで行われます。
背中に”錦”の半被を着た錦神輿会は西御座をかつぎます。
  
昨日は中御座が午後5時過ぎに東御座が6時に西御座が6時半に御旅所を出発していきました。
28日には再び神輿洗式が行われ31日の疫神夏越祭まで祇園祭の行事は続きます。



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花傘巡行の後は八坂神社の舞台で祇園甲部や宮川町など花街の芸舞妓さん達による奉納演舞が行われます。
4つの花街で毎年交代で奉納されるようで今年は雀踊とコンチキ踊が披露されました。

宮川町の芸舞妓さん達によるコンチキ踊、夏らしい白い浴衣の衣裳が爽やかです。



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