京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




永平寺の続き・・・広大な山の斜面に建てられた伽藍は全て屋根の付いた回廊で繋がれていて
外へ出ることなく拝観することができますが、普通に回ってもだいたい2時間位かかります
  
修行に欠かすことのできない特に重要な7つの伽藍を七堂伽藍と言い
法堂(頭)・仏殿(心臓)・山門(腰)・僧堂(右手)・庫院(左手)・東司(右足)・浴室(左足)
といった具合に人体になぞられて配置されています。

高低差の激しい上下に配置された伽藍を結ぶ階段はかなりの数ですが全てピカピカに磨き上げられています。
通常の階段よりも1段1段の高さが低く、左側を歩くのが習わしなのだとか・・・
  
人体の頭の部分に相当する境内の一番高い位置にある法堂、毎朝170人の僧が集まり読経が行われるそうです。

撮影は殆どの場所でOKで厳しく規制されていませんが室内はフラッシュ禁止、僧を写すのはNG
    
京都のお寺のように一般の人は山門をくぐることはできません(中を通路で通れるようにはなっています)
入山を志す僧だけが通れるそうですが、入山と下山の時のみなのだとか・・・

昨日アップした唐門は新たな住職や賓客を出迎える際だけ開門されます。
   
修行の合図は鐘や太鼓、雲版、木版など全て鳴らし物で知らせます。

山門にかけられた木版
  
樹齢を重ねた杉や境内全体に神聖なパワーを感じる場所です。



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曹洞宗の大本山「永平寺」に行って来ました。鎌倉時代(1244年)に開祖、道元によって開かれたお寺です。
山深い所にある広大な境内地には500年以上の樹齢の杉が生い茂り
70以上もの伽藍が立ち並んでいます。荘厳な雰囲気で神聖で凛とした空気が漂っています。



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