高瀬川に残る史跡一之船入沿いに店を構えるミシュラン獲得の創作中華店「一之船入」さん
元お茶屋さんだった築90年の町屋は風情ある長屋造りでお隣には割烹なども入っています。
ホテルオークラさんの北側に位置する路地ですが独特の良い雰囲気。
店に入ると中は小部屋や個室に分かれ、船入を眺められる席もあります。
部屋には美人画の間や双六の間など襖の柄に合わせた名前付き
それぞれが個性あふれる部屋。
個室に案内して頂きました予約もしていないのに恐縮です。
因みに昼の予約はコース料理のみでランチのセットメニューなどは
確実に入店した時は開店前にひたすら並ぶです。
今回は夏限定メニュー「冷し排骨坦々麺」を注文!”排骨”はパイコー
要するにパーコー麺冷やし中華バージョンといったところ
セットメニューになっていて麺の他にサラダ、点心、ご飯、香の物、デザートが付きます。
サラダは豆腐の中華サラダで高菜漬けの様な独特の菜を使ったタレが美味しい
点心の焼売と海老餃子はあっさりとした品の良い味わい。
メインの「冷し排骨坦々麺」は冷たい麺の上にに熱々のパイコー(豚の揚物)がのり
キャベツとトマトが添えられています。麺のタレの他に肉みそ炒めのような具が
アクセントになりこれが美味しい!思わずご飯にものせて食べたくなります。
お料理の味だけでなく、冷たい烏龍茶のポットサービスやスタッフさんの案内など
全てが良い感じでした。
五目冷麵も気になります~因みに特性フカヒレラーメンは5500円也
昼の営業は11時半からですが開店前には行列ができて12時には満席になることが多いので
早めの来店がおすすめ!ラストオーダーは13:30ですが1時過ぎると入店できたりできなかったりです。
史跡、一之船入は高瀬川から更に西方向へ入った掘割でかつて高瀬舟の荷物の上げ下ろしをした船溜所