京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




17日の前祭巡行が終わり、後祭の会所飾りが始まり24日の巡行まで山鉾町が賑わいます。
祇園祭期間だけ行われる新町錦小路上「くろちく」さんのバーゲン
年に一度ということもあり毎年大人気で鉾町を巡る楽しみにもなっています。
昨年から前祭と後祭に分かれたため期間も長くなりました。
(12日~24日まで・18日19日は本店のみ24日は早めに終了)
 
バーゲン会場は天正館とよばれる本店の他に
新町通りの並びや前にも特設会場が設けられ主に4ヶ所程
 
和雑貨小物が中心ですがTシャツなどの衣料も値引き
商品はどの会場もほぼ同じで割引率も統一ですが
品揃えはそれぞれ微妙に違うので堀だし物が見つかるかも?

本店ショーウィンドウに飾られる山鉾も販売可
2階には期間限定の喫茶も設けられスイーツやドリンクなどの休憩処
 
くろちくさんだけでなく各山鉾町では色々なお店が売出しをします。
新町や室町北側が一番賑やかですが錦や蛸薬師など横の通りにもちらほら
和雑貨以外ではゆかたや下駄、反物やはぎれなどが販売されています。

今年はこんな西陣織をゲットしてきました~
帯の端切れなので1枚なんと300円也!何にしようか楽しみ



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錦400周年を記念して、食と伝統文化の体験施設「京町家 錦上ル」が錦市場近くにオープンしています。
NPO法人や振興組合、祇園さゝ木さんによるプロジェクトだそうで大正時代の町屋を改装した建物
玄関は路地を入った奥で京都らしい風情も味わえます。

木戸を開けると靴を脱いで上がるスタイル
 
1階奥は洗練されたモダンな広間で奥には坪庭があります。

座卓が並び少し高さのある座椅子には木村英輝(Ki-Yan)さん
デザインのクッションが置かれています。中2階には半個室も・・・
 
錦市場公認のイートインスペースで昼のランチタイムには市場で買った商品を
ご飯とみそ汁のセット(500円)や出汁茶漬け(400円)と組み合わせて食べることができます。

錦でお惣菜やスイーツなど食べたいものを食べたい量だけ購入
今回購入したのは「馬場商店」さんの若鮎の塩焼きに鱧照焼と出汁巻

包装したままの物を店員さんに渡すと温めて綺麗に盛り付けしてくれます。
出汁茶漬けと組み合わせたオリジナル定食完成!

出汁茶漬けには漬物や塩昆布などが付き+100円で塩鮭付が選べます。
 
スイーツは京生麩の「麩房老舗」さんの『生麩と抹茶のデザート』を持ち込み
氷に浮かべて素敵に盛り付けして頂きました。
(お店メニューにはわらび餅やアイスなどのスイーツメニューもあります)

期間限定で先日、芥川賞を受賞した又吉さんとAGFのコラボ企画が開催され
錦の湧水で淹れた特別なコーヒー”煎”をオーダーすると
又吉さんお勧めの書籍30冊が揃えられた2階スペースに案内してもらえます。

書籍の試読コーナーもあり静かなひとときを楽しむことができます。
 
又吉さんは太宰治ファンということですが他には円藤周作や芥川龍之介など
ねじめ正一やさくらももこの作品なども並んでいました。
 
こちらの企画は秋までのようでAGFさんが新ブランド”煎”を発売するPRのようです。

豊臣秀吉の時代に開設された魚鳥市場を起源とする錦市場
最近は食べ歩きしやすいように串に刺したものも多いですが
その場で食べにくい食品などゆっくりくつろぎながら味わえる錦上ルお勧めかもです。
 



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台風11号の影響で巡行が中止になるのでは?と心配していましたが無事行われました。
とはいうものの出かけずKBS京都のライブ映像を見ることに
各山鉾とも懸想品の保護のためビニールを掛けたり御神体を乗せないなど
いつもと少し違う巡行の様子でした。

今年5年ぶりに”山一番”を引き当てた「孟宗山」はくじ取らずの長刀鉾の後を進みます。
戦後最多の一番くじを引き当てている山で
そういう意味ではくじ運がいい!ということかもしれません。
今日は当初、御神体を乗せない予定でしたが朝急遽乗せることになったそうで
ビニールで覆われていますが山一番の気合いが感じられました。

孟宗山の会所で販売されるてぬぐいは3種類の柄があり
その中の1枚がカラフルでかわいい今年一番のお気に入りです。



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台風11号が接近しているため強風に備えて今日は各山鉾の駒形提灯などが片付けられ
中には懸想品も外して木組みだけを残す山などもあるようです。
明日の巡行は17日午前5時半までに祇園祭山鉾連合会が中止か変更かを判断するそうです。
 
写真は先日の「鶏鉾」搭乗と会所飾りの様子
粽や手ぬぐいなどを買うと拝観券が付いてくるので今年はこちらの鉾にも搭乗

建物中の階段を上ると会所があり鉾に乗る稚児人形や懸想品などが展示されています。
幕に顔が隠されている稚児人形は文久3年(1863)制作、神秘的(?)なお顔です。
奥に見送りのタペストリーが飾られています(左は16世紀制作・右は近年複製されたもの)

画材は叙事詩イーリアスより「トロイ王子と妻子の別れ」を描いた16世紀ベルギー製作の毛綴(重要文化財指定)
このタペストリーには様々な謎が隠されていて江戸時代初期に豪商によって輸入されたという説の他に
17世紀に伊達正宗がローマに派遣した家臣(支倉常長)がローマ法王パウロ5世から贈られたものを
日本に持ち帰ったという説もあります。その後、会津藩主や天寧寺、京都商人などを経て
祇園祭の山鉾の鶏鉾・白楽天山・鯉山・霰天神山にその一部が渡ることになります。
何れにしてもシリーズは5枚あったそうですがその中の3枚が祇園祭の懸想品として残されています。
 
とにかく同時に日本に渡って来た古~いタペストリー5枚の中の1枚で
色々な所を経て現在は鶏鉾の見送りになっているということです。
(巡行には復元制作されたものを使用)

破風には見事な鶏の彫刻、雄鶏と雌鶏が彫られています。
 
手ぬぐいの柄は2種類で買った方は爽やかなブルー系の色合い
祇園祭紋や鉾紋と鶏柄の図柄がかわいい!もう1枚は縦型の鉾柄です。



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今年、胴掛けの「毘沙門天と弁天さま綴織」が新調された菊水鉾、鮮やかな織りが見事です。
昨年新調された胴掛けの「福禄寿と寿老人綴織」

先程テレビで菊水鉾の駒形提灯が外される映像が流れていました。
悪天候で巡行が中止になったことは今までなく雨でも決行されることが多いようです。
強風が吹くと大きな鉾は特に危険なのでその辺りの判断がどうなるか?ですね。
 



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今日も昨日と同じくものすごい暑さ最高気温35度でした祇園祭は毎年一応テーマを決めて廻るようにしていますが
実際はいつの間にやら行き当たりばったり・・・特に今年は暑さでグタグタで適当に廻る羽目にw
 
新町通仏光寺下を山鉾町とする「岩戸山」は天の岩戸開きを表した山で御神体には
天照皇大神(あまてらすおおみかみ)と手力雄尊(たじからおのみこと)をお祀りし
妻飾りには素戔嗚尊(すさのおのみこと)屋根上には走り姿の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)という
神様の豪華な競演で神話の世界が描かれています。

鉾のような出で立ちが特徴的!祇園囃子も奏でるなど見応えのある曳山です。

搭乗は粽や手ぬぐいを買うと券が付いてくる所が多い中
こちらは300円で搭乗券をもとめると上ることができます。
 
因みにお土産のおすすめは『岩戸せんべい』末富さんが祇園祭の時期だけ
特別に焼かれる限定品で岩戸山の焼印が押してあります。他にも今年から食べられる粽も登場

搭乗は会所から上がる形が多いですがこちらは山に直接階段を設けてあります(結構急
平成24年に新調されたばかりの天井幕(白茶地五彩瑞雲模様)が真新しく見事!
北側の駒形提灯の間から遠くに船鉾も見えます。

山を下りると左手の町屋では見送りなど懸想品の展示が行われています。

広い玄関に設けられた展示スペース。見送りの「日月龍額唐子嬉遊図刺繍」(右)と復元された綴織(左)
真ん中は復元された下水引「鳳凰瑞華彩雲岩に波文様刺繍」下は18世紀初期緒戦王朝製「紺地丸龍文様」

この展示が行われている町屋は今年6月20日にオープンしたばかりの
「ザ・ターミナルキョウト」さんの建物で奥のカフェでは一息つくことができます。
 
廊下を通り奥にあるお座敷がカフェスペース

更に奥には縁側と坪庭があり良い雰囲気です
 
ドリンクメニューはアイスコーヒーや冷たいお抹茶などわらび餅かチョコの
一口甘味が付いてきます。

前は京料理の有名店「木乃婦」さん、その横は指定文化財「長江家住宅」と
山鉾町も充実の岩戸山さんです。
 



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本日の京都の最高気温は36.5度モーレツな暑さでした
日陰を歩きつつ廻ってきましたが次第にフラフラに・・・w
 
昨年と少し違うのは各山鉾に”ドローン禁止”の貼り紙!

強い日差しが照りつけていました。



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大丸京都店さんの東隣にある京銘菓「大極殿本舗」さん
カステラなどが有名ですが祇園祭限定のお菓子を出されています。
1つは「調布」で祇園祭期間中に予約して買うことができます。
当日でも開店と同時くらいに行くと予約以外に僅かにその日作られたものがあり
買うことができるそうですが個人的にはなかなか買えずです(やはり予約が必須!)

もう1つは占出山で販売される「吉兆あゆ」というお菓子
調布と同じカステラ生地に求肥が入ったものでよくある若あゆですが
粽型に包まれているので縁起が良い祇園祭ならではなの限定品。



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今日は全国的に猛暑日の所が多く京都市内も午後14:57分に最高気温35.3度を記録。
11時から長刀鉾稚児社参が行われたようですが暑さで大変だったと思います
トップ写真は大丸京都店の正面玄関入口には鉾のミニチュア展示
 
四条通りのショーウィンドウは何処も祇園祭の飾り付け・・・
寺町京極の中にある『京極一番街』は井筒八ッ橋本舗さんが運営するお土産モールで
1階はお菓子や雑貨の販売2階は井筒さんのカフェになっています。

祇園祭限定のお土産が色々揃い、鉾の焼印が押してある祇園祭三笠の他
井筒さん以外のお菓子や雑貨も販売しています。
鼓月さんの『千寿せんべい』祇園祭バージョンがかわいい!

他にも俵屋吉富さんの干菓子や福寿園さんの水出し煎茶などがありました。
 
京極一番街の通路を進むと「ぴょんぴょん堂」さんも入っています。
一番奥まで進むと『京都まちなか案内』があり各所の情報やパンフレットなどが入手可
 
飲食はNGですが案内を見ながらの隠れクールダウンスポットかも



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7月1日~15日まで「千本ゑんま堂」引接寺で『風まつり』が行われています。
古くなったり使わなくなったりした風鈴を供養するおまつりで、本堂内には風鈴が吊るされ涼やかな音色を響かせています。
 
梶の葉に願い事を書いて奉納する祈願も行われます。恋愛成就にご利益があるとか・・・
昼間はお参りの人も少なく静かな堂内には風鈴の音だけが静かに流れています。
 
地蔵供養池と六道能化地蔵尊

こちらで塔婆流しも行われます。
 
昔は塔婆を川に流す風習があったのかもしれません・・・

夜間はライトアップも行われ、本尊御開帳もあります(19:00~)
 



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