京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 




町屋造りに琳派の暖簾が揺れる京都「便利堂」さん、明治20年創業の美術作品絵はがき専門店
京都国立博物館や文化博物館などのミュージアムショップも手掛けられています。
富小路三条の京都店は壁面に1000種類以上もの絵はがきが並ぶ美術館のような店内。

絵はがきの他にも美術作品の複製や雑貨なども販売
今年の干支?(猿)の図柄が付いた鳥獣戯画の汲み出しを購入しました。
シリーズものですが1点ずつでも販売してくれます。
 
暖簾は四季折々変わり、秋から12月までかけられていたのは
尾形光琳の実弟、乾山の色絵竜田川図向付( けんざんいろえたつたがわずむこうづけ )
紅葉の葉を模った陶芸、十客のうちの一客の図柄。

1月は俵屋宗達(絵)と本阿弥光悦(書)の「重文 鶴下絵三十六歌仙和歌巻」
「鶴図下絵和歌巻」より羽ばたく鶴をあしらった暖簾。



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東大路通から八坂の塔(法観寺)に続く坂道『塔の下商店街』
真正面に塔が見える風情ある通り、最近新しいお店もちらほらできて気になります。
その中の1つ「京東都」さんは、何と読むのかな?ということでもちょっと注目!

”きょうとうと”さんとお読みするそうで刺繍小物のかわいいお店です。
京都発、東京経由~世界行きといった意味があるそうで京刺繍を施した
赤と白を基調としたタオルや雑貨等々・・・申年の小物も揃っていました。



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京洛三庚申の1つ「八坂庚申堂」、日本三庚申の1社にも数えられています。
”八坂の庚申さん”の愛称でも親しまれていますが正式名称は「大黒山延命院金剛寺」。
境内にはカラフルなくくり猿のお守りが奉納され鮮やかな彩!

最近は海外の観光客にも人気で外国語で書かれたくくり猿もちらほら・・・
びんづるさん近くでは1月に入ってもまだ紅葉が残っています。

門や本堂の屋根など至る所に三猿(見ざる・聞かざる・言わざる)が見られます。
 

今年は2月8日(月)が一ノ庚申日になり庚申待ちと呼ばれる行事が行われます。
 
庚申日に体の中の三 尸( さんし )の虫が寝ている間に抜け出し
罪を天上の帝釈天に告げ寿命を短くすると言われるため
この夜は眠らずに夜を明かすという信仰が広まったものです。



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京都の三庚申といえば「八坂庚申堂」・「猿田彦神社」・「粟田口庚申堂(尊勝院)」を言うそうで
太秦天神川の「猿田彦神社」(山之内庚申)はその一社に数えられています。

嵐電や地下鉄の駅を降り隣接する右京区役所から南東に歩いて直ぐです。

鳥居をくぐると中央に舞殿があり木彫りの白猿が飾られています。

縁起が良いとされる白猿は境内の楠が倒れた際に
申年生れの職人さんによって作られたそうです。
御幣を持ち真っ直ぐ前を向いた姿が美しい立像で彫模様も見事です。

猿田彦大神は道案内の神様(道祖神)として知られています。
人生の案内人ともされることから悩みがある時に参拝すると解決に導かれるとか・・・

平安時代に伝教大師、最澄が座禅の修行の場所を探していた際に
猿田彦大神が現れその場を示したとも言われています。

人気の絵馬は、お受けを終了しましたとの案内が・・・
 
境内には庚申楠(こうしんくす)という樹齢700年を越える立派な御神木があります。

大国主神社や稲荷神社、秋葉大明神や延命地蔵など様々な神様を
お祀りされています。
 
因みに白猿像は早朝や夜行っても出ていません
その日によって違いますが朝10時過ぎにお出ましになりますのであしからず。



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京都の老舗旅館御三家とも言われる「俵屋」さん、「柊家」さん、「炭屋」さん
最近は門松を立てるお店や家も少なくなりましたが京町屋にはやはり良いものですね。

一般的に1月15日を小正月と呼びますが、この日に小豆粥を食べて無病息災を願うことから
小豆正月(あずきしょうがつ)と言うそうです。小正月とは七草粥の7日から始まり15日までと
更に骨正月20日までの一連の祀りごとの総称なのだそうです。
 

門松は15日までという所が多いですが中には20日(小正月期間)までというお店やお家もあるようです。



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京都では1月15日の小正月までを松の内として門松が飾られる所が多いようです。
八坂神社近くの中村楼の豪華な門松
 
石段に合わせた高さがお洒落な畑中さんの門松

「一力」(万亭)さんの根引き松。会員制料亭「浜作」さんの幕暖簾

花見小路「ライカ京都店」さんのしめ縄と値引き松

小正月にはとんど焼き(左義長)が行われる寺社もあります。
門松やしめ縄などを燃やし炎の中で餅を焼いて食べ無病息災を祈ります。
燃える音が大きく火の粉が高く舞い上がる程縁起が良いのだとか・・・
 



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八坂神社の拝殿に申歳の大絵馬が飾られています。祈願絵馬もかわいい猿の絵柄に・・・
 
梅の枝と福扇を持ったちょっと漫画チックでかわいいお猿です。



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ゑびす神社でおみくじを引いてみました出たのが『半吉』(はんきち)
初めて見ました!中吉や末吉以外に半があるとは知らなかったです。
調べてみると平吉や向吉なんていうのもあるらしいです。

半吉が入っている社寺は少なく、また出る確率も低いとか?珍しいようです。
吉の順番としては大吉、中吉、小吉、吉、半吉、末吉、末小吉
中吉や小吉よりは悪く、末吉よりは良いという半ばの吉?
心がけ次第?といったところでしょうか・・・八坂神社のおみくじにも含まれているとか。
東京では浅草の浅草寺のおみくじにも半吉が入っているそうです。



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「京都えびす神社」では8日の招福祭に始まり12日の撒福祭まで「十日ゑびす」行事が行われています。
10日は本日にあたり十日ゑびす大祭が行われ初ゑびすとも呼ばれます。
商売繁盛・交通安全・家内安全を祈願し福笹に縁起物の福俵や福箕、鯛、熊手が付けられます。

10日は東映女優さん達による福笹授与が、明日は祇園や宮川町の舞妓さん達による
福笹や福餅の授与があります。その他の時間にも福娘さんの福笹奉納の舞が行われ福笹の授与を受けられます。

福娘さん達の掛け声とお参りをする人達の熱気で境内は賑わいます。

大和大路通りや参道にも沢山の出店が並び残り福と呼ばれる11日までは賑やかです(12日は静かな境内になります)

境内の出店に並ぶ赤い大きな傘のようなものは人気大よせ(にんきおおよせ)と言う縁起物
人気傘とも呼ばれ傘の中には沢山の人型が付けられ人が集まるようにという意味があります。
 



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八坂神社に祀られる蛭子社の八坂えべっさん、今日は宵蛭子ということで七福神を乗せたえびす船が
神社の石段下から烏丸通まで四条通を巡行しました。
 

巡行前の行列準備で皆さんリラックスムード
 
烏丸通まで巡行したえびす船はまた引き返してきます(四条富小路辺り)

福笹を授与する福娘達も巡行に参加します。
 

南座前も通過

京都えびす神社でも十日えびすが12日まで行われ大和大路通には出店も出て賑やか・・・



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