【イヌタデ(犬蓼)】
野草:タデ科 イヌタデ属
花期:6月~11月
名前の由来:名前はヤナギタデに対し、葉に辛味がなくて役に立たないために「イヌタデ」と名付けられた。
やや湿った半日陰などに多く、道端や原野・耕作放棄地などに生育する。花が枯れて茶色になったものがあるわけで無し、種子が稔って落ちている様子も無い。花穂を見ると、いつも開花しているものがあるように思える。花弁のように見えるものは、実は顎であり花弁はない。顎が紅色であり、つぼみの時も花が咲き終わった状態でも紅色に見えるわけである。果実が稔るとほとんど茶色にならずに落下するが、次々と新しい花が形成されるので、花序の形そのものは保たれている。
アカマンマと呼ぶ地方も多く、この花をむしりとって器に盛り、赤飯に見立ててままごとに使っていた。
野草:タデ科 イヌタデ属
花期:6月~11月
名前の由来:名前はヤナギタデに対し、葉に辛味がなくて役に立たないために「イヌタデ」と名付けられた。
やや湿った半日陰などに多く、道端や原野・耕作放棄地などに生育する。花が枯れて茶色になったものがあるわけで無し、種子が稔って落ちている様子も無い。花穂を見ると、いつも開花しているものがあるように思える。花弁のように見えるものは、実は顎であり花弁はない。顎が紅色であり、つぼみの時も花が咲き終わった状態でも紅色に見えるわけである。果実が稔るとほとんど茶色にならずに落下するが、次々と新しい花が形成されるので、花序の形そのものは保たれている。
アカマンマと呼ぶ地方も多く、この花をむしりとって器に盛り、赤飯に見立ててままごとに使っていた。
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